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『思い出して下さい』の敬語
法的な書面として、相手に書く文章です。(が、法律用語の質問ではありません) 思い出して下さい と相手に提示する場合の表現、また、より良い表現がありましたら教えてください。 度々請求行為を繰り返す相手に対し、 「○年前に貴殿と当方の間において合意されたことを【思い出して下さい】。」 と提示する内容です。 できれば、『思い出す』という表現そのものは使いたくありません。 宜しくお願いいたします。
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想起なさってください 思い起こしてください
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- luune21
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「ください」というのは、「与える」という意味の尊敬語「くださる」の命令形です。 尊敬語ですが、命令形なので、むしろこちら勝手な願望になってしまって、敬意がとても軽くなります。つまり丁寧語程度になるわけですね。 こんなばあいは、「くださいませ」「くださいませんか」などと言います。 「思いだして」の部分は、「お思い出して」とはあまり言いませんし、ほかの漢語などに変える必要もないと思います。 したがって、「思いだしてくださいませんか」「思いだしてくださいませ」が私個人としてはおススメです。 「思い出す」以外では、 思い返す、思い起こす、振り返ってみる、(過去、あのころ、あの時のこと、などを続けて)~に思いを巡らす・に首を巡らす、顧みる、回想する、想起する、 などがあります。 なお、「回想する」「想起する」は文体が、漢語を多用する文体でなければ浮いてしまいそうです。また、「顧みる」は文語的なので、それ相応の文体でなければ、むしろ滑稽な感じになってしまうでしょう。
お礼
今回、あえて法的な書面としての質問を致しました。 一般的に法律に関わる文書としては、内容そのものが公的に相手に要求する(命令する)類のものにもなりますので、特殊な文体になることがあります。(日本語に限りません) ビジネスレターの種類とも異なり、公的機関を通じた書面にもなるため、『思い出してくださいませんか』という文体はまずありえません。しかし、状況を客観的具体的に提示する必要性が出てきます。 (例えば代理人が、第三者がなりかわって、相手に物事を提起する場合などです。) 日本語は難しいですね。参考になりました。ありがとうございました。
お礼
迅速なご回答で助かりました。ありがとうございました。