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大学の哲学科では、カントという哲学者についての勉強が大部分なのですか
大学の哲学科では、イマヌエル・カントという哲学者についての勉強が大部分なのですか。 大学の4年間の大半が、カントという哲学者についての勉強なのですか。
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カントが重要な人物であることは間違いないですし、カント好きな教授もいるでしょうから、どのような講義でもいつもカント話しかでないということもありうるでしょうが。 ただ西洋哲学でカント周辺の人をあげると、デカルト、ホッブズ、ロック、ルソー、スピノザ、ヘーゲル、ショーペンハウアー、キルケゴール、ニーチェぐらいは簡単にでてきますし、古典哲学だとギリシアは外せませんし、倫理学や宗教学も範疇にはいりますし。逆にカントだけをやろうとする方が難しいかと思います。まぁゼミぐらいになれば出来るかもしれません。
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- pragmatist
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結論から言えば「いいえ」です。 たしかにカントは「哲学の中興の祖」という位置づけであり、 ソクラテスやプラトンに始まった哲学の歴史上では重要な人物です。 でも哲学者は歴史上にたくさんいますので、カントがすべてではないです。 日本文学科で夏目漱石の勉強が大半でないのと同じですよ。
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- ANASTASIAK
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>大学の4年間の大半が、カントという哲学者についての勉強なのですか。 むしろ何でそう思ったのか、こちらがお伺いしたいですw ま、カントについてやろうと思ったら大学の4年間じゃ 足りません。原書購読でつぶれます。それも、大学は本当 のところ4年もない。教養課程で2年がつぶれ専門課程は 短大なみの2年間しかない。学卒ですなんていってもだい たいがたいしたことないのはそのせい。 で、哲学でカントをやるってのは少数派なんじゃないかと も思うし。それがいいのかもしれない。 実際、哲学は森のようなもので、カントという木をなでて いても森の様子は分からない。 なので、カントの座標を見極めるためにもカントばっかり やらない方がいいと思うけど。
- tyr134
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哲学科に限らず、講義の内容がその講義をする教授の得意分野になることは多いと思います。 私は史学科に所属しているのですが、その中に「西洋史学概論」と言うのが幾つかあります。 名称だけ見れば西洋史の基本的な通史をやるように見えますが、実際はその授業を担当する教授の得意分野です。 例えば、「西洋史学概論1」はイギリス史の基礎的な部分であり、「西洋史学概論2」は古代ギリシア・ローマ史だったりします。 哲学史を考えた場合、「カント」は避けては通れない人物ですが、その前後にも重要な哲学者・思想家はいます。 それらを体系的に学ぶのが哲学科だろうと思います。 その中で、担当教員によっての特徴が現れ、カント研究をしてる教授はカントを中心にやるだろうし、プラトン研究をしてる教授はプラトンを中心に講義を行うだろうと思います。 ただ、講義がそうであるだけで勉強したいことは自分で学ぶのが大学と言う場所です。 そのアドバイスを、教授や教員が自分たちの経験や知識を元にサポートしてくれる場所です。 なので、「哲学科=カント研究」では全然ないです。 ただ、担当教員や大学の特徴として「カントを中心にやっている」大学はあるかもしれません。
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- sat_o
- ベストアンサー率14% (6/41)
哲学とはどういった学問かといった最も基礎的なことから、 哲学史上の大切な人物とその思想や後世への影響、 神とは何か・実在するのかといった幅の広いことを 学べる学科です。 カントだけが全てではありません。 哲学は人間の在り方を見つめ直すという意味で すばらしいものをいっぱい持った学問だと思います。
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