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歴史が変わってしまう点に関して
私が学生(20年前)の頃に学んだ歴史の常識が今では、覆ってしまった例がいくつかテレビで知り、驚きました。 発掘調査や資料の見直しによって、その事実が変更されたようです。 私が常識とした歴史を正しく認識したいので、常に改訂しているお勧めの歴史本を教えて頂けますでしょうか? 例えば、○○は△△となっています→○○は××となっています。 のように比較できるものがあれば良いかなと思います。
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テレビを見ると、いくつか大きな歴史的記述の 変更があったような印象をうけますが、 実は、重要な点ではたいして何も変わっていません。 有名な頼朝や尊氏像などは、 前々から疑問符が付いていたもので どちらかというと昔の教科書が 簡単に生徒に教えたいという思いから 異論・異説があることを記載せずに 単純にこの人はコレみたいな感じで掲載していただけです。 他の点、例えば、四大文明なんかは 四つに限定するのは意味が無い、 同時期にもっと多くの文明があったなどの指摘は 古くからあるのですが、 日本の歴史教育では、暗記のために単純明快が好まれるので そういう割り切ったまとめかたが幅を利かせいたという 背景もあるでしょう。 日本の検定制度の影響もあるかもしれませんが、 横並びというか、どこかがこう採用していたら それがあたかも事実みたいに一人歩きするきらいがあります。 ま、注意すべきは、教科書はしばしば 分かってないことを、さも明確な事実のように記述するということでしょう。 実際には、歴史においては、事実認定ほど難しいものないのです。 タイムマシーンが無い以上、どんな事例でもある種の不明な点、 未解明ゾーンが残るものなのです。 だから逆に言えば、歴史的事実を100%正しく認識できないことを 覚えておけば、ソクラテスの知よろしく、賢く認識できると思います。 あと、歴史本という質問ですが、 教科書は普通の本屋にならんでますので、たまに立ち読みでもすれば 十分だと思います。資料集とかも学生の頃親しんだものを見ると なかなか興味深いですし、今の時期かなり出回りますから。 ま、同じ会社のを20年分ぐらい古本屋でもゲットして 違いをマークしていくのも暇つぶしにはなると思いますが。
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- caesar-x2
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付け足しですが、 日本の縄文・弥生といった先史時代については 憶えておく必要すらないぐらいです。 最近は”縄文/弥生時代”というより ”縄文/弥生文化”という言い方に変わっているように思います。 というのも、特に縄文は数千年の期間に及ぶわけで もはや時代という区分に収まるレベルではありません。 弥生についても、どのようなことがあったかは全く不明で、 よそ者が書いた魏志倭人伝がかろうじてあるだけ。 あとは神話の霧の中です。 これらの期間は、まだまだ未分類といったほうが妥当でしょう。 小学校から日本では先土器時代、縄文時代から教えますが あれは誤った固定概念を植えつけているに等しいです。 日本の先史、古代史については、変更があると考えるよりも、 確かなことは何もわかっていないと考えおくほうが 正しいと思いますよ。仮説と憶測のみで構成されてますから あれは歴史とはまだ呼べないものです。
お礼
そうですね。 あくまで検証を重ねながら出した1つの結論に過ぎないので、 本当の歴史とは呼べないですね。
- tyr134
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教科書レベルの歴史であれば、他の方の提案通り同じ出版社の同じ教科書を読み比べるのが良いと思います。 教科書に記述されている歴史は、日本が認定した歴史ですから(そしてそれが日本の常識になる)、それで十分だと思います。 一番良いのは、山川出版社の世界史シリーズでしょうか? http://www.yamakawa.co.jp/gestsearch-1result.asp ただ、学会レベルになると常に疑問点・変更点は提示されていますね。 今後、一番教科書に影響を与えそうなのは、日本歴史民族博物館の研究チームが発表した弥生時代の開始年代問題かな。 あれとて、変更点を提示しただけであり確定したわけではないですしね。 「歴史に真実はない」と思えるほど、細かい点では常に変更されたりします。 これは当たり前で、新たな史料の発見や研究方法の確立から来るモノです。 此が無ければ歴史学の発展は無いでしょうね。
お礼
教えて頂きましてありがとうございました。 色々読み比べをしていきたいと思います。 新たな疑問や変更等が出てくるので、良く読み自分なりに理解していきたいと思います。
一番いいのは昔と今の教科書を読み比べることではないでしょうか。教科書ということで、No1の方の言われるような、ただセンセーショナルなだけの説が持ち上げられることもありません。一面、新説が教科書に反映されるには時間がかかってしまうので必ずしも当時の最新の説ではなくなるという憾みはありますが。
お礼
教科書を読み比べる方法も良いですね。 掲載するまでには時間がかかってしまうのですが、過去分をゆっくり読んでいきたいと思います。
- tanuki4u
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歴史が覆った事を表示したテレビ番組 それれは何という番組ですか? テレビ番組は、些末なあるいは、学会の多勢になっていなくても、面白ければ歴史が変わったとしてしまいます。 ほんとかよ! と思われるかと思いますが、端的な例としては、数年前の、日本古代史のゴッドハンド事件、あれです。 実は、旧石器が発見された!!! と、言いながらあれは、対マスコミ発表だけであって、学会誌に正式な報告をしていなかったことが後で指摘されました。
お礼
覚えています。 あの事件は非常に驚きました。 あれで歴史の検証をもう一度見直さなければならないということも聞きました。 もう少し歴史に関する情報を集めてみたいと思います。
お礼
色々教えて頂きましてありがとうございました。 歴史というものはあくまで検証を重ねた上での見解を考えれば良いですね。 古本等で色々歴史本を読み比べ、自分なりの理解をしていきたいと思います。