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歴史の勉強は「役に立つ」か?

歴史の勉強は「役に立つ」ものなのでしょうか。 私は今まで歴史の勉強は「楽しい」とは思いますが「役に立つ」と感じたことがありません。 理科系の大学を卒業し、病院で技術系の仕事をしている私は 常日頃から「これほど世間では数学や理科が必要なのか」と感じ、 学生時代にもっと勉強しておけばよかったと後悔し、必要に迫られ今でも日々勉強を続けております。 また「社会人というものはこれほど作文を書くことが多いのか」と感じ、国語の勉強も もっとしておけばよかったと感じています。 さらに就職するまでは予想していなかったほど英語の文献を調べることも頻繁にあり、 英語に関しても同様なことを感じております。 しかし「もっと歴史を勉強しておけばよかった」と思ったことがありません。 世界史も日本史も勉強をするのは「楽しい」とは思います。 今でも趣味で歴史の本を読むことも多いです。 また、理科系の大学を卒業した人の中ではかなり歴史には詳しいほうだと自負しております。 しかし「役に立つ」と思ったことがありません。 「歴史の勉強は社会に出てからこんな場面で役に立つ」とか 「こんな仕事をしていると歴史の勉強が必要である」とか 「こんな場面でもっと歴史を勉強しておけばよかったと感じた」など 歴史の勉強が「役に立つ」場面をぜひ教えてください。

みんなの回答

  • 301007
  • ベストアンサー率22% (27/121)
回答No.18

同感です! 私も年号や歴代将軍、天皇初め、暗記は大っ嫌いでした。 でも、中高と歴史の先生は事柄の説明でなく、歴史上の事柄が再度、私たちの身近な実感に訴えるようなまるで、当時の人になったような感じで、その時事ニュース解説をまじえ、当時、時代がどうしてそういう方向性に流れたのか納得させてくれる。。当時の時代に共感でなくとも、理解をもてるということで、自国の歴史を愛せますし、又、心から悲しく思うことが出来ます。。 たぶん、、先生がすばらしかった!! テストでも100点満点でない、一問1点で、42点満点とか。。 とてもマイナーな国際協定?条例?を配られ、英和辞書持込でその内容からどこまで考察出来うるか?ってなテストです。。 時代考証、国、テーマ、問題点、、 何一つ!答えることが出来なかったので、解答用紙の裏に、和訳を書いたら、12点もらったことがあります。。 歴史、社会を教える先生は歴史事実を暗記させるのでなく、理解させる、、どう言う風に理解させるか、、自国の歴史にアレルギー反応を起こすような拒絶反応させるより、自分たちの先輩国民も必至で生きていたことを知らされる感じさせてくれた先生をとても大切に思います。。

  • tenketu
  • ベストアンサー率11% (1/9)
回答No.17

遺伝子では伝えることができなかった情報を、「歴史」は伝えてくれます。 他人の経験を自分のものにできる。 たとえばヒトラーが考えたこととその結果。 もし歴史がなかったらどうなるかを想像するのが早いと思います。

  • bigskul
  • ベストアンサー率29% (36/123)
回答No.16

「役に立てている人もいる」という事実も指摘させていただきたいと思います。あなたが「使わない」ことと一般的に「役に立たない」のとは全くの別問題です。 具体的には歴史的な理解が必要になる社会科学系の仕事をしている人とか、特に仕事で使うわけでなくても歴史的な事柄を踏まえて政治に関心を持って一人の市民としての行動に役立てようとしている人とか。 この質問を見て、「計算なんてコンピュータがやってくれるから数学なんて役に立たない」と自信満々に言っていたが大学に進んで統計をやるときにかなり困っていた経済学系志望の同級生のことをふと思い出しましたw 私自身も政治や経済を学ぶのには歴史的な理解は絶対に必要だなと感じております(私自身歴史科目は苦手だったので本当に痛感しています)。

noname#24152
noname#24152
回答No.15

近現代史は、比較的すぐ役立つという気がします。 自分よりもっとうまく説明できる人がいると思うのですが、例を挙げて説明します。 近現代史を勉強していると、第二次大戦によってお金を大儲けした「児玉誉士夫」という人が登場しますよね。↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89%E8%AA%89%E5%A3%AB%E5%A4%AB 1950年に起こった朝鮮戦争によって、日本の企業は、朝鮮に対する輸出拡大で大儲けましたし、 先のイラク戦争でもアメリカの企業幹部や政治家は大儲けしたそうです。 戦争で業績を伸ばした軍需産業や建設業や石油会社の株を買っていた投資家も儲けましたよね。 「戦争というのはお金を儲けるチャンスなんだな」という事が歴史を勉強すると分かります。 他にも最近「共謀罪」という法律が成立しようとしているそうですが、成立すると戦前の治安維持法が あった頃と似た状況になる可能性が高いらしいです。 こういう事も歴史を勉強してないと判らない事だと思います。 yuk2さんのような数学とか理系の学問ができる方がいるから、私も科学の恩恵を受けた生活ができるのだと思います。 yuk2さんが今の仕事を続けていく上では、歴史を勉強する差し迫った必要性は、今後もないかもしれません。 しかし例えば、記者とかライターとか作家とかの文筆業や、文系の学者になるのであれば、どんな仕事でも、平均より深い歴史知識が要求されると思います。 過去の歴史に照らし合わせて現代社会を分析する力が要求される仕事だからだと思います。 弁護士や政治家にも、近現代史の勉強は必要でしょう。 私の意見としては近現代史を深く学ぶ事の重要性は、それ以前の歴史を深く学ぶ事より高いと思います。 しかし、近現代史を勉強しているとそれ以前の歴史も、深く知りたいと思うようになったりします。 近現代史の勉強を高校の授業レベルで終わらせてしまうと、現代の政治問題、社会問題、経済問題に対して、正しい見識が持てない可能性が出てくると思います。 歴史を勉強すると自分がどう生きるかについて判断する材料にもなると思います。 それと、海外でビジネスを展開したり、海外に住んだり、外国人と友好を深めたいと思った場合は、 その国の歴史を学ぶ必要性も出てくると思います。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 恥ずかしながら「児玉誉士夫」をはじめて知りました。 ご紹介いただいたサイトをみて戦争とお金儲けの関係に少し関心を持ちました。また歴史の勉強の意味が見出せたように感じました。 高校の授業レベルで勉強を終わらせるとその勉強の意味が感じられないのは数学や科学にも言えることだと思います。 これからも歴史の勉強をしてゆきたいと覆いました。

回答No.14

他の方も色々と指摘されているので内容的にも重複するかと思いますが,私自身もときどき似たようなことを考えるので回答させていただきます。 そもそも,「社会生活において役に立つ」というのが自分にとってどれだけの意味を持つか,という点が問題かと思います。ライブドアの前社長氏なら,金儲け以外の知識なんてちり紙ほどの役にも立たない,というでしょう。(私からすれば「カネというのはモノと交換して初めて役に立つのに,増やすばかりで何がしたいんだろう」と感じますが。) 歴史にしても,それ以外の様々な「役に立たない」知識にしても,様々な事柄を多面的に見るには非常に重要なことだと思います。単に「生活するだけ」であればほとんど無用の知識ですが,「社会的に起こっていることの原因・位置づけ」や「世界の中の自分」を少しでも考えようとするなら,歴史を知ることはこの上なく大切なことだと思います。 他に,もっと実際的な面から言いますと,歴史をろくに知らないととんでもない思いこみや誤解,さらにそれに基づく暴言・放言を披露して恥を掻く‥‥程度ならともかく,軽蔑されたり憎まれたりすることもあるかと思われます(たとえば差別問題など)。 また,私の父はガチガチの理系だったのですが,観光などに行って名所旧跡を訪れるたびに「歴史を勉強しておけば良かった」とぼやいております。 以上,まとまりのない内容ではありますが,理念的にも実際的にも歴史を学ぶことは断じて無益ではないと信じております。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 私は観光で名所を訪ねる際は百科事典を含んだ電子辞書を持ち歩いて使っていますいます。「こんなにも便利なのか」と使うたびに思っています。 そしてそのことでまた歴史を勉強する楽しみが増すように感じます。この方法をお勧めします。 たしかに多くの人にお答えいただいたように「多面的に物事を考える」際には歴史の勉強が間接的に役に立つと感じました。

回答No.13

・大局観? ・あぁ、いつの時代も同じようなことやってんなぁと知る。 ・歴史のグロさを知ると自分の身が正せる。 ・データは多い方がいい。 具体的な例ではなかった、ごめんなさい。 何に役立つか本当に知りたいなら、こういう質問の仕方にはならない。 あなたの欲しい答えは、あなたの中でもう出ているんじゃない?

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 おっしゃるとおり多くの人のお答えを読み、はっきりとしない形ではありますが共通する点がだんだんわかってきました。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.12

力とは万物の気の流れ。 流れの源を知ってこそ力を理解できる。 歴史を知ることは力を知ることです。 歴史を学び、先人の歴史の遺産を理解し感謝出来る人間にならねば大人にはなれないと思います。 キケロの言葉は知りませんでしたが、 ビスマルクの言葉は知ってました。 簡単に世界を見てみましょう。 日本ほど歴史の遺産である伝統を重んじている国はありません。 仏教が入ってきても古来の八百万の神は滅びず、 キリストが入ってきても、滅びなかった。 伊勢神宮は今でも古来の工法が生きてます。 他の国はどうでしょう? 1000年以上前の伝統はあるでしょうか? イスラム世界とて古代よりペルシャ、ホラズム、イスラムと数々の世界に誇る帝国が栄えながら今はどうでしょう? かつての歴史文化は滅亡しコーランだけが残ってしまった。 他にあるのは採掘資源だけ。 かつてのメソポタミア文明として栄えた都市は今、無残な姿を露呈し、その誇りさえ無くテロリストになったり 、他力本願になったりしています。 歴史を失った国と人々がどうなるかがよぉーく分かると思います。 日本は生まれながらに太古より残された先人の遺産が近くにあり、肌で感じて育っているのです。 後は頭で理解し敬意を払うだけです。 その為の歴史だと思います。 今の日本があるのは先人に対する敬意があってこそです。 そして「先人」は一個人では無いという事。 ここが日本人が他の国と決定的な差ではないかと思います。 日本の古来より 立派な人間になるには3人の師を持て。 と言われます。(恐らく三人以上は持てと思います) これは現存する人物ではなく、故人でもよいのです。 歴史が無ければ故人すら学べません。 そして歴史を知らねば学べません。 そして現存する特定の人物を崇める人間の末路は カルト宗教や赤軍に見られる精神崩壊を招きます。 果ては、従来の家庭というシロモノを知らずに、親の強権ばかり振るい、暴力に明け狂う人間になります。 子どもに親を尊敬させることを強要させるあまり、他の人間を尊敬さるという最も大切な事をしなくなった人間を作ってしまった。 そして家庭は崩壊する。 おそらく、歴史は人生の最後が見えたときに学んでよかったと思えるモノだと思います。 だからこそ学んで損は無いと思います。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 様々な例を挙げていただいた点が具体的で説得力があるお答えであると思います。 また、最後の「子供に他の人間を尊敬させる」という点がもっとも印象的です。 私は結婚もしていないし、子供もいませんが近い将来に家庭をもったときにも歴史の勉強が間接的に役に立つのではないかと感じました。

  • tkr1977
  • ベストアンサー率20% (80/395)
回答No.11

こんばんわ。 >「より正確に国際情勢を理解するため」という、答えのひとつがわかったように思います。 国際情勢だけでなく、「文化・文明・技術の成り立ち」も歴史を学ぶことによって得られますね。 たとえば、「郷土料理」ってありますよね。あるいは、「伝統工芸品」。 「なぜこれらが誕生したか?そして、なぜ現代まで残っているのか?」の背景にも「歴史あり」です。 「歴史を学ぶことは、有形無形の相手を知ることができる」ってトコじゃないでしょうか。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 このお答えを含む、たくさんの人のお答えをしり、この質問をする以前よりも様々な事柄に歴史の勉強がかかわっていることを感じつつあります。 有意義な質問になってきていると感じました。

  • fukudon
  • ベストアンサー率20% (59/295)
回答No.10

素人の歴史好きで、難しいことは分かりません。 歴史に接していると世の流れや人の一生の「結末」を知ることが出来ます。 現実で人の良し悪しや、世間の風潮の妥当性を判じようとしても、最後を見定めることは容易ではありません。物心がついてから死ぬまでに与えられた時間は短いですからね。 特に、江戸や明治の頃は手紙など文筆物で記録が克明に残されていて、その人の生い立ちから死に至る歩みが分かります。 また、その人を扱った世の流れも分かります。 人間や社会を理解する上で役に立つと思いますがねぇ。あなたの受け取り方ですからどんなもんですか。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 ビジネスや選挙であったり、世の中の流れであったりさまざまな場面に歴史の勉強がかかわることを感じてきました。 このお答えと、他の方の回答とあわせて考えると「いろいろな事柄を考えるときに間接的に役に立つ」というのがこの質問の回答のひとつであることがわかったような気がします。

  • jk7
  • ベストアンサー率18% (46/247)
回答No.9

歴史を学ぶとは、人としての生き方を学ぶと言うこと。 人類の歴史では、生きていたい!と願いながらも命を絶たれていった、名も知れない人々がたくさんいるのです。そこに光を当て、その時代背景を学び、もし自分がこのような状況に遭遇した場合、どう行動すればいいのかを考えることが大切なのだと思っています。 例えば私は、国政選挙には必ず投票しに行きます。 だって、普通選挙が行われるようになるまでに、どんな犠牲があったかご存じですか? 普通選挙が行われないために、国民(臣民)はどんな苦労を強いられたかご存じですか? 婦人参政権獲得までに、どんな事があっのか…? 選挙については、色々な問題がありますが、主権が国民にある以上、選挙権を大切にしなければならない…と思っています。 もし、これが理解できないなら、あなたにとって政治は人ごとと言うことです。政治があって、我々の生活が成り立っているのに…。 あなたに限らず、日本には本当の「歴史」を学んでいない人が多いのです。 だいたい学問は、誰にでも直接的に役立つものと言ったら「読み書きそろばん」に限定されてしまいます。 間接的に役立っているものだってたくさんあるはずです。ただ私たちは、それに気づかずに日々を送っているのです。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 お礼が遅くなってすみません。 私は選挙制度については学校で習う程度の知識をもっているつもりでいます。選挙には行きますがこれほど深く考えてはおりませんでした。 「歴史を学ぶことは選挙に役に立つ」という観点からも勉強をしてみたいと思います。

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