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英語を英語の語順のまま理解すること
返り読みをせずに、英語を英語の語順のまま意味を汲み取ることが、リーディングの能力を伸ばす上で非常に有益だと思っているのですが。 私の学生時代は全くそれを教わりませんでしたが、今も状況は変わってないのでしょうか?
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まったくその通りです。高校で英語を教えていますが、授業もそのスタイルでやっています。そして日本語に直せ という問題は出題しないようにしています。英語をうまく意訳出来るよりも、直訳で意味がとれるほうがいいと思っているからです。また、出来るだけ大きな意味のかたまりごとに前から意味をとるように指導しています。 I went to Osaka Station with my parents to see my uncle off. という英文の場合は3つの意味のかたまりで考え、一つ一つの意味のかたまりを一つの単語のように考えるようにしています。極端にいえば、この文は3つの単語からなっていると考えるわけです。こういう訓練をしないと、長い文の時に困るからです。またこういう訓練をしていると、リスニングがとても分かりやすくなります。リスニングは前から聞えてくる順番に理解するしかありませんからね。 (補足)英語を日本語に直している間は、本当の力はつきません。英語を英語のまま感じることができたときに、英語の世界が広がると思ってください
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- ucok
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#2ですが、お礼を拝見しました。もしかしたら意味を誤解していました。質問者さんが問うておられるのは「英語を、日本語に直さずに、英語のままで理解する」ということですか?(違っていたら、後学のために、例文を使って補足説明していただけるとありがたいです。) だとしたら、高校時代の先生が「英語上達の一番の近道は教科書を暗記するまで読むこと」と繰り返し教えていました。その方法自体が「上達への近道」かどうかは怪しいものですが、英語を英語のまま身につける訓練にはなっていたと思います。また、英文を読ませて、内容について英語で質問し、英語で答えさせれば同様に訓練になりますが、先日、子供が挑んだ高校入試には、例年、そんな選択問題が登場しています。 ただし、日本人が実社会に出て「英語を職業で使う」という場合、どうしても「誰かのために訳してあげる」作業がメインになります。実際、私は(例文を拝借しますと)「I went to Osaka Station with my parents to see my uncle off.」を紙面で訳す場合、どうしても「私は大阪駅に行った。両親とともに、叔父を見送るために」と書いた上で、それを挿入削除で並び替えるという作業をしてしまいます。口頭で通訳するなら、その語順にメモってから、自然な日本語に並び替えてしゃべります。実際、同時通訳を聞いていると、皆さん「私は大阪駅へ~、両親と行きました。あ~、叔父を見送りに、両親と大阪駅へ行きました」くらいの感じでは、しゃべっています。 たまにドラマや映画で、こなれた同時通訳者でもない登場人物が「英語で書かれた手紙を、頭の中で訳しながら、すらすらと日本語で読み聞かせる」というシーンがありますが、現実にはあり得ないと思っています。そんな人は見たことがありません。英語と日本語とでは語順が違うからです。 ただし、訳す必要がなく、単純に英文を読むだけなら、まったく日本語にせずに、英語のままで意味を捉えながら、私は読み進んでいきます。なので、例えば英文の手紙全体をざっと読み終わったあとで、すらすらと概略を日本語でしゃべるのは簡単です。 そういうことでしょうか。(違うかな??)
補足
>質問者さんが問うておられるのは「英語を、日本語に直さずに、英語のままで理解する」ということですか? 「返り読みをせずに、英語を英語の語順のまま意味を汲み取ること」と明記しております。 他の方は全員、私の言わんとしたいことを理解されておりますし、大変申し訳ありませんが、これ以上は説明のしようがありません。 >「誰かのために訳してあげる」作業がメインになります。 私が問題にしているのは、リーディングの力を伸ばすための方法論です。 「誰かのために訳してあげる」必要が生じた時は、その目的にあった方法を用いればいいと思いますが。 いかなる状況においても、「リーディングの力を伸ばすための方法論」に固執しなけれぱいけない、などとは思っておりません。
- IXTYS
- ベストアンサー率30% (965/3197)
● I went to Osaka Station with my parents to see my uncle off. #4の方の文章を引用して考えてみます。 Osaka (Station)/with (my) parents /(my) uncle off これだけが太字で目に飛び込んで来ます。 キーワードだけが太字になって目に飛び込んで来るのです。 後はそれが絵になってイメージされるだけ。 日本語の文章を読むときも同じ事をしていると思います。
お礼
ありがとうございました。
日本人の徹底的に文法的に解析して和訳していく方法は中学から大学まで一貫していて これは伝統的なもので現在も変わりないと思います。それから 私は複雑な文ほど返り読みするのが面倒になるような気がします。 全然関係ないんですが、私は英語よりもフランス語が得意でして、フランス人向けの教材で英語をやり直しましたが、英語は日本語よりもフランス語に訳した方が返り読みの回数がはるかに少ないので理解しやすかったです。
お礼
そうですか、現在も変わりないですか。 ありがとうございました。
中学と高校はわかりませんが、大学のカリキュラムや大学の 講師によっては英語での理解の方法を推奨しているところもあると 思います。 僕が大学で授業を受けた講師の方は、「文章の始めから 英語として意味をとらえる」として教わりました。 ある英語の長文があり、それを訳す際に 1. 日本語としての並びの文章にする 2. 英語のように、前から訳す。日本語としては変になる(意味は通じる) という二通りがあげられます。個人的には2.の方が、実際の 英語の理解に関してよいと思います。
お礼
ありがとうございました。
- ucok
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ご質問の意味を誤解していたら無視してください。例えば、「I wrote a letter to her.の意味を解説しますね。『私は書いた』何を?『手紙を』誰に?『彼女に』という意味ですよ」と、先生がたが教えていたかというご質問ですか? だとしたら、私は1970~80年代に、東京や名古屋の私立中・高・大で、当然のように、そう教わっていたと記憶しています。 ただし、例えばテストで「以下の文を和訳せよ」という問題があれば、解答欄には「私は彼女に手紙を書いた」と書かなければなりません。なぜなら「和訳」とは「外国語の正確な意味を*自然な*日本語の文に換える」ことだからです。
お礼
>当然のように、そう教わっていたと記憶しています。 長文全体を、"当然のように"返り読みしないで読み進めるように教わった、ということでしょうか? >例えばテストで「以下の文を和訳せよ」という問題があれば、 テストで指定された英文を和訳する時は、きちんとした日本語にするのは当然のことだと思っています。 ただ、長文内に指定箇所がある場合、長文の大意を理解する上で英語の語順のまま意味を捉えられると、回答を早く導く上で非常に有効だと思っています。 ありがとうございました。
- taked4700
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どうでしょうね。 中学、高校、大学とも、いろいろな事が行われているのは確かだと思います。「英語を英語の語順のまま意味を汲み取ること」も、その中の一つとして、結構宣伝されているはずです。 ただ、問題は、どの程度、そのための努力がされているか、そのための教材Iがどの程度開発されているかなどでしょう。 1.I wrote a letter to her. の文を、返り読みする方はあまり居ないでしょう。しかし、ある程度文が長くなり、構造が複雑になったら、意味の係り具合を日本語に直して確認しようとする事は、かなり英語の出来る方でもやると感じます。 2.背景知識がないと、結構単純な英文でも、意味をとるのが難しくなり、やはり日本語に直して考えようとしてしまう。 3.語彙や文法の問題で、理解が難しいとき、やはり日本語に直して考えようとする。 以上のような傾向は、誰でも持つので、結局は程度の問題でしょうね。 そもそも、This is a pen. を、「これは」This , 「ペン」a pen, 「だ」is のように返り読みされる人はまず居ませんから。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 学生時代に回答者様のような先生に教わりたかったです。