- ベストアンサー
石油元売系への就職活動
こんにちわ。石油元売系企業(大手)への就職活動を考えているものです。法学部3年の男子学生でたぶん大学も実績校だと思います。この業界の様子、環境について気になりますので、教えてください。 具体的に言うと 1激務なのか??一言では言えないと思いますが、マスコミで騒がれるような営業ノルマが大変でやめていく社員が多い業界なんでしょうか?? 2石油は今後需要が減る可能性と石油自体が不足する可能性がありますが、斜陽産業なのか?? どうかよろしくお願いします、個人的には、良い業界なのではと思っています。様々な意見に、1だけの回答、2だけの回答でも構いません。ご協力お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1激務なのか 激務ではないと思います。なにしろサボることを「油を売る」というぐらいですから。これは冗談。でも一般にエネルギー関連業界の営業は、のんびりしているのではないでしょうか。ガソリンスタンドの従業員に軍隊式の特訓をやることはありますが、元売の社員にはそんなことはないと思います。 石油産業は明らかな成熟産業で、花形産業でもなければ斜陽産業でもありません。需要家がほぼ固定されていますし。新規参入が難しいことからシェア争いもそれほど激烈ではありません。 2石油の需要が減る可能性 政府の見通しによると2030年においても石油は一次エネルギーの最大の供給者ですが、徐々に石油需要は落ちてくると予想しています。もう電力用需要はほとんどないし、民生用もオール電化の脅威にさらされています。自動車用など輸送用は今のところ石油の独壇場ですが、バイオ燃料の導入や自動車燃費の改善で消費量が減ってきます。ただし、量の減少はそれほど急激ではありません。 3石油自体が不足する可能性 よくマスコミなどで石油はあと40年などといわれますが、逆にいえば40年分の在庫があるということです。40年たったら探せば石油は、またみつかります。そんなもんです。少なくとも定年までは大丈夫です。ただし、中国やインドで石油消費が伸びてくると価格が上昇します。日本の石油会社は油田をもってないところが多いので、原油価格が上昇すると収益を圧迫します。 4今後の戦略 石油産業の戦略としては次のようなことを狙っています。 自動車用燃料にはバイオ燃料が採用されますが、これも石油会社の仕事とします。燃料電池車についても、燃料の水素は石油会社が供給します。原油についてはオイルサンドやGTLなど新たな資源を獲得します。民生用には燃料電池の普及を狙っています。 石油会社も将来は斜陽産業になる可能性もありますが、それはどんな産業でも同じことです。 貴君が石油産業に就職してもしなくても、それは自己責任の世界です。よく考えて決めてください。グッドラック。
お礼
詳細なご回答ありがとうございます。就職活動に生かしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします