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「~ものとみる」と「~ものとみえる」について
日本語を勉強中の中国人です。 判断(推測?)をする時に使う「~ものとみる」と「~ものとみえる」とこの二つの形についてお伺いしたいと思います。 1.両者の違いは何でしょうか。形が似ているのでわからなくなりました。どちらが話し手の主観的の意志を強く表明できるのでしょうか。 2.天気予報に関するニュースでよく聞くのはいったいどちらなのでしょうか。どうも私の頭の中で混乱中です。もしかして覚え間違えているかもしれません。具体的な用例を教えていただければ助かります。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ嬉しく思います。よろしくお願いいたします。
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1、最初に、良く使われる形の 【ものとみている】という表現について述べておきましょう。 「警察では、犯人は明け方に忍び込んだものとみている」 「政府では、ミサイルは3発発射されたものとみている」 「私は、お母さんが私の饅頭を食べたものとみている」 などで、ほぼ『断定(確信)に近い推定』と言えるでしょう。 【ものとみる】は、「ものとみること(ができる)」「ものとみるべき」という形で良く使われます。 この場合も「断定に近い推定」と言うことができます。 【ものとみえる】 「ものとみえる」も「断定に近い推定」に違いはありませんが、 『~のように感じられる』という意味が濃くなるので、断定のニュアンスは弱くなります。 2、急には思い浮かびませんが、 「気象庁では、明日の午後には台風が上陸するものと見ています」 「大型の寒気が上空に一気に流入したものと見られます」 などといった表現が天気予報で使われることはあるかもしれません。 今度注意して聞いておきます。^^
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- tanuki4u
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主観的・客観的 という区別で申し上げると ものとみる(反対者がいようとも)自分で断定する。 →となり、主観的 ものとみえる(私が言うわけでないですが、状況的にそうなります) →となり、客観的というより、無責任です 天気予報では、「ものとみえる」になるかと思います。 しかし、あまり聞いたことがありません。 === 論文などでは、「ものとみる」が多く出ます。 「ものとみる」で、検索すると公式な報告文などが、多く引っかかります。 「ものとみえる」で、検索すると、とりあえず、仮定しておいて、次に話を進める、とりあえず自分にはそうみえたが、保証はないという文脈で出てきます。
お礼
いつもお世話になります。昨夜夜遅くにもかかわらず、ご親切に教えていただきありがとうございます。参考になりました。本当にありがとうございました。
お礼
いつもお世話になります。石をうがつことができて嬉しいです^^。ご回答ありがとうございます。詳しい用例は大変助かりました。大体の感覚の違いはわかりました。本当にありがとうございました。