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「~となっております」の正しい使い方。
コンビニやファミレスなどで使われているいわゆるバイト敬語。 「こちらがハンバーグ定食となっております」などは明らかいに間違いだと分かります。 しかし,最近ではニュースや天気予報などでもキャスターたちが頻繁に使っていますよね。 例えば「今日は晴れの予報となっております」という表現。 「今日の予報はこうなりました」という意味で使っているのでしょうか? 「今日は晴れの予報が出ています」ではだめなのでしょうか。 街に出てもやたら「~となっております」を見聞きします。 「本日は定休日となっております」「この車両は女性車両となっております」「出口はあちらとなっております」など枚挙にいとまがないです。 明らかに「AからBになる」の「変化」を表した表現ではないですよね? そもそも,このような用法(おそらく敬語として使っている)は正しいのでしょうか?メディアでも頻繁に使われているのでとても違和感があるのですが…
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- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
この「なる」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AA%E3%82%8B&dtype=0&dname=0ss&stype=1&index=114722400000&pagenum=1 [3] ある状態に至る。 (ア) 「…になる」「…となる」の形で名詞を受ける。 に該当するのでしょう。 「今日は晴れの予報となっております」は、 データを分析するなど、色々検討した結果として、晴れという予報を出す(予報が出る)状態に至りました。 というニュアンス。おっしゃるように、 「今日の予報はこうなりました」という意味で(無意識的にでしょうが)使っているのだと思います。 「今日は晴れの予報が出ています」でも構わないのでしょうが、【予報ができあがってくるまでの(努力の)過程】が含まれていない表現であるため、値打ちが下がるような印象を(発話者が)覚えるのではないでしょうか。 そのため、大した値打ちのないことに対して使うと聞く側が逆に違和感を覚える。 こういった構図があるような気がします。 「本日は定休日となっております」は、 いつを定休日にするか色々検討した結果として本日のように日曜日を定休日にするという結論に至りました、 という具合。 「この車両は女性車両となっております」 「出口はあちらとなっております」 などに関しても同様だと思われます。 >明らかに「AからBになる」の「変化」を表した表現ではないですよね? : これは、上記 URL の 【2】 それまでとは違う物・違う状態に変わる。 [1] ある物がほかの物に変わる。 という用法でしょうから、また他の用法になると思います。 >そもそも,このような用法(おそらく敬語として使っている)は正しいのでしょうか? : 「おる」は「いる」謙譲語です。 行為者に関係なく、その内容を伝える相手を尊重する【丁重語】と呼ばれる部類の謙譲語です。 その意味で、 「今日は晴れの予報となっております」は敬語表現になります。 ◇ 結局、「なる」という動詞が使われる対象に、どれほどの値打ちを感じるのか、ということが違和感を覚えるか否かの分かれ目になるような気がします。 無闇に使われると、無用の自慢を聞いているような気がしてしまうため違和感を覚えるのではないでしょうか。 「こちらがハンバーグ定食となっております」 なども、自分の店の商品にそんなに値打ちをつけなくてもいだろう・・・、という感想を持ってしまうのが違和感の正体であるような気がします。 自慢であると同時に、組織がそのような過程を経て決めたのですという意図で、#2さんがおっしゃるような責任回避として使われる場合も多いでしょう。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 あながち間違いと断定できるものではないかもしれません。 この辞書の【5】の[1]と[2]です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AA%E3%82%8B&dtype=0&dname=0ss&stype=1&index=114722400000&pagenum=1 「校則では、女子のスカートのすその高さはひざの位置となっております。」 「所得税法では、生命保険料控除の上限は10万円となっております。」 「この漢和辞典では、常用漢字の読みは赤文字となっております。」 「(気象庁による観測では)今日は晴れの予報となっております。」 「(当店の決まりでは)本日は定休日となっております。」 「(当社の決まりでは)この車両は女性車両となっております。」 「(当店のつくりでは)出口はあちらとなっております。」 >>>そもそも,このような用法(おそらく敬語として使っている)は正しいのでしょうか? 「おります」の部分だけ敬語です。 上記の例文の「おります。」を「いる。」に直してみるとわかります。 「校則では、女子のスカートのすその高さはひざの位置となっている。」 「所得税法では、生命保険料控除の上限は10万円となっている。」 「この漢和辞典では、常用漢字の読みは赤文字となっている。」 「(気象庁による観測では)今日は晴れの予報となっている。」 「(当店の決まりでは)本日は定休日となっている。」 「(当社の決まりでは)この車両は女性車両となっている。」 「(当店のつくりでは)出口はあちらとなっている。」
- 佐藤 志緒(@g4330)
- ベストアンサー率18% (840/4653)
確かに聞き苦しい、耳障りな表現です。 断定を避け、あいまいな表現にすることで丁寧な言葉の雰囲気をだす最近の風潮ですね。 「お支払いは一括払いと言う形になります」これも同じ 「お支払いは一括払でお願いします」と言えないか?
- tsurukichi
- ベストアンサー率100% (2/2)
飲食店のアルバイトの「ご注文のアイスコーヒーになります」は、おそらく「お休みになる」といった敬語表現からの転用と思われます。「なっております」はそのさらに転用(応用)かと思います。 また、「女性専用です」よりも「女性専用となっております」のほうが、「私自身が決めたのではなく、責任は私にはない」というニュアンスが出るため、責任回避を好む最近の日本人にはより使いやすい感じがするのでしょう。 私は部下が「明日が期限になっております」と決裁書に書いてきたら、間違いではないが「期限です」のほうがこなれた日本語だ、と(気が付く限り)指導しています。
- dokidoki777
- ベストアンサー率19% (152/792)
時代とともに変化する用い方もあるので一概には正しくない!とは言えないですね。 天気予報の場合は、「晴れの見込みです」「曇り後雨の見込みでしょう」という表現がいいですね。 定休日の場合は「本日は定休日」でよい。 女性車両の場合は「当電車の先頭車両は女性専用車両とさせて頂いてます・・・」がよい。 出口は「出口はあちらです」でよい。以上。