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高周波パルスについて
今、入力に高周波のパルス信号を入力してさまざまな端子の電圧などを観測したいのですが、AC解析だと交流信号でないとだめだし、DC解析すると高周波パルスの影響がでなくなてしまうのだと思いますが、このような場合はTR解析で端子の値を観測するしかないのでしょうか?静特性などは一定値を読み取れますが、TRだと値が不安定なため観測しづらいです。 これが当たり前なのでしょうか?
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「検査方法」でお答えしたinaraです。 さきほどの回答と関連するのですが、高周波で試験するといっても、出てきた波形を全部取り込んでいるのではなくて、特定のタイミングで、出力信号の電圧値を測定して、それがHレベルかLレベルか判断しているだけです。特定のタイミングとは、例えば、回路の伝播遅延時間だけ遅らせた時間のことです(その時間待たないと出力が出てこないので)。そのタイミングで出力信号の電圧値を瞬時に測定します。測定といっても電圧を読み取るのでなくて、ロジックレベルのHかLかを見るだけなら、コンパレータ(比較器)を入れて、デジタル信号として読み取るという方法が一般的だと思います。 「TRだと値が不安定なため観測しづらいです」とのことなので、実際に波形を観測しているようですが、普通のオシロスコープだと周期的でない波形を観測するのが難しいので、デジタルオシロで出力波形を取り込んで、一連の波形をあとで観測するほうが良いと思います。入力信号をどうやって作っているのかわかりませんが、プログラムできるパターン発生器で信号を作って、それと、集積回路の出力波形を比較するのが良いと思います。
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- sittaka-kun
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回答No.1
変化する信号の過渡応答は安定しないのが当たり前です。
お礼
こちらの質問にも丁寧に答えていただいて本当に感謝です。 高周波で試験するとき、伝搬遅延時間を考え、特定のタイミングなので出力電圧をHかLか判断するんですね。どの時間で判断するのかずっと疑問に思っていました。 本当にありがとうございました。