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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:コンコーネ50番の高中低声用の音の差)
コンコーネ50番の高中低声用の音の差
このQ&Aのポイント
- コンコーネ50番の高中低声用の音の差について調査しました。
- 50番練習曲の1の高、中、低声用を聴いてみたところ、音の高低差が1度くらいしかないようです。
- 普通の合唱曲と比べてコンコーネの高、中、低声用の高低差が少ない理由についても考えてみました。
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noname#44623
回答No.1
女声についてしか具体的に言えませんが、ソプラノ-アルトの音域差はそれほどありません。差があるのなら、同じソプラノでもレッジェーロ-ドラマティコの方があります。メゾのアリアOH DON FATALE(ドン・カルロス)にはハイCフラットが出てきます。ボエームのミミ(ソプラノ)は、オペラ全体でハイCが出てくるのは1回だけです。フィガロのスザンナのアリアには下のAも出てきますがソプラノの役です。 声質の判断は音域も一つの目安ですが、それだけではないのです。まずは音色。そしてチェンジ(わかりやすく言うと地声と裏声の溝)の場所。このチェンジの場所は声質によって短2度(半音)から長2度(全音)程度です。(1度というのは同音です) 一番決定的な判断は声帯専門の医師の判断です。経験豊かな医師になると声質だけでなく、音域まで声帯を見るだけで解ってしまいます。 コンコーネの音域差ですが、おそらく、チェンジの場所を考えてのことだろうと思います。テクニックの中でも一番デリケートな部分なのでこの部分の量を意図的に調節しているのが教則本なのだろうと思います。 (コンコーネには否定的な教師も多いですが.......)
お礼
専門的で丁寧なご説明ありがとうございます。 チェンジの場所は人によってそれほど大きな差がないということですね。なるほど、スムースなチェンジのためのものですか。 自分が低声用で高域が苦しいというのは、裏声の発声がアカンということなんでしょうな。これからそこいらへんを練習させてもらいます。 ありがとうございました。