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日中で「骨」の向きが違うのはなぜ?
大変素朴な質問で申し訳ありませんが、「骨」という漢字が日本ではどうして右についていて、中国では左についているのでしょうか?(上の部分についてです) 中国の簡体字は繁字をもとにしたんですよね?もとは日本の「骨」と同じ向きだったのでしょうか?簡体字にする時点で向きが変わってしまったのでしょうか?
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学生時代に中国語を学んだ際に習った限りでは、ご質問の字画を左つきにすることで画数を1画減らせるからだそうです。簡体字の制定時、大陸中国では文盲率の高さが深刻な問題になっていましたので、少しでも書きやすいよう字形の単純化・字画の減少に腐心したようです。 同様の理由で、日本の漢字や繁体字では別字画である「差」の上半分の真ん中にある「|」と下半分の「ノ」を、簡体字ではつなげて1画で書きますし、「卑」上半分の真ん中の「|」と下半分の「ノ」についても同様です。 これらの字においては、簡体字の字画が日本式や繁体字よりも1画少ないことになります。 なお、他の方の回答に挙げられていた「歩」の正字体ですが、これは「少なく止まる」等の意味ではなく、本来上半分と下半分が左右対称の形をしており、左右の足形を縦に重ねて「あるく」という意味を示していたそうです。上半分で「止」の左側の縦棒と下端の横棒がつながったものが、下半分では左右逆になって「はらい」(ノ)に該当しているので、他の字画の対応を考えると、「少」に見える部分の右側の点は不要ということになります。日本の当用漢字は字形的な類推からこの右側の点を補った、一種の誤字を正式に採用したものです。 こちらは、日本式のみ、簡体字・繁体字よりも1画多いことになります。 繁体字よりも日本式の方が字画が多いというのは珍しい例かも知れません。
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- jayoosan
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この前みつけた香港の小学校の漢字では、骨は画像で見る限りは日本と同じようです。 http://alphads10-2.hkbu.edu.hk/~lcprichi/ 部首検索の十角に骨の画像があります。 Wikipediaでは、骨も繁體の體も左側についているので、不思議におもっていました。 中文の他のページをみると、中文での説明では體の骨はやはり左側。しかし台湾繁体として紹介されているのは、日本と同じ右側。 ここはユニコードとよばれる文字の番号と字形が必ずしも合致しないサイトなので、そのページが呼び出すフォントが左なら左で表示されてしまうのです。 #1の方の「罫線記号を使って字を書いたのにはワケがある」とはこのことです。 一般のサイトでみる限りは(台湾や香港が用いるbig5コードで表示されたページなどから)、日・港・台は右のようです。 中国大陸のみ左をとっている感じがします。 これが画数の省略化の結果なのか、はたまたなにか別の理由があったのかは、私もわかりませんでした。 ところで、以前ここ(教えてgoo/OkWave)でも質問のあった、「歩」という字も、本来下の部分は「少」ではないというのも私は不思議な感覚を覚えます。これは日本側が余計な1角を足してしまったようです。 あと簡体字の窓(窗)と日本の窓が異なる形をしているのも不思議です。 これは元々の窓が、簡体字の窗の下に心がついた文字だったのが、省略のときに分かれたのかもしれません。
- Regnoml
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検索したら以下のURLのページがヒットしました。私はぜんぜん詳しくないので、内容が正しいかどうか判断できませんが...。