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日中の漢字の誤差について
日本では「別」という漢字ですが、中国では左下部分が飛び出して「カ」となります。「骨」という字は中国では上のカギ型の向きが逆になります。また、「角」という字も中国では下が飛び出ます。 このような日中間の漢字の誤差は、いつどのような事情で発生したのでしょうか? できの悪い遣唐使が間違って覚えてきて、帰国後に「これが漢字じゃい!」と教えて定着したのか? 中国からのお手本は正しかったが、日本の弟子の方が出来が悪くて間違って覚えてしまったのか? 後世の権力者が間違って書いて以来、誰も畏れ多くて訂正できなかったのか? あるいは日本の漢字は完全に忠実で、むしろ字が変化したのは中国側の方なのか? よろしくお願いします。
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- Pinhole-09
- ベストアンサー率46% (597/1294)
漢字の書体はもともと、固定化されたものではありませんでした。 時代、地方、人により異なっていました。 今の書体は国が統一され教育も統一、教科書を作るようになり、政府が適当に決めた物です。 例1 角 中国では「石経」では今の字、「六朝諸碑」では下が飛び出ています。「太宗」の書も同じ。 例2 骨 中国では「李邑」の書ではカギの向きが逆、「隷書」では今と同じ。 もともと上の部分は内であったので、どちら向きになってもおかしくはありません。 どちらも正しく要は教育トップの意向で決まると言うことです。
- eroermine
- ベストアンサー率18% (83/444)
chinaはひらがなが無いから漢字をやたらと簡略化しましたね。 日本はマッカーサーが来るまでは[漢] 字だったわけです。
- tomajuu
- ベストアンサー率38% (304/782)
全然回答になってなくてスミマセン。 質問者さんの「仮定」の書き方がおもしろく・・・ どいつもコイツもバカだったから・・・みたいな。 思わず笑ってしまいました! 詳しいことは 他の御方にまかせます。 設問の表現の仕方に一票です! ・・・たぶん削除。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
実態としては「日本と中国で別々に簡略化した」だと思います. 台湾や香港で使う「繁字」が本来の字形だったかな? これを日本は日本で (戦後) 簡略化し, その一方で中国 (人民共和国) が別の方法で簡略化した, はず. 日本の場合は「簡略化」と「一部の文字の吸収」だけど, 中国はかなり大胆に文字の吸収を行っています. 例えば「機」を廃止して「机」にしちゃったんだよな~.
- nene-k
- ベストアンサー率42% (118/279)
中国語を習ってた時の先生の受け売りですが・・・ 近代になって、中国のほうが、漢字の画数を減らすために簡略化したと聞きました。 たとえば、質問者さんがおっしゃってる「骨」という字は、日本の書き方だと上のカギ型のところは2画になりますが、中国の書き方をすると1画ですみますよね。 ごんべんなんて、一番上にチョンと書いて、下へ棒線一本の2画になってます。 その他、もとの漢字の一部だけにした物とかがたくさんありますよね。 文化大革命の時に、中国は、多くの伝統ある文化を否定しましたから、日本の漢字と中国の漢字の違いは、日本人が伝え間違えたというよりは、中国が新しく造りなおしたんだと思います。 すべての例が、これに当てはまるとは思いませんが、中国から伝わった雅楽や舞踊なども、意外と、日本のほうが、昔の形をそのまま伝えている事が多いようですよ。 「中国4千年の歴史」と言いますが、途中で、国が代わって一本ではないので・・・
- wolfhat
- ベストアンサー率51% (46/89)
1923年に日本で『常用漢字表』というのが作られて、その時に1回目の漢字の簡略化表記が行われました(日本国内のみ) 1946年に『当用漢字表』にて2回目の漢字の簡略化が行われ、これを現代でも使っています この簡略された日本の漢字を「新字体」と呼んでいます
- negitoro07
- ベストアンサー率24% (389/1569)
異字体をご存知ですか? 中国でも日本でも、同じ意味なのに違う書き方が出来てしまうものです。 広と廣、崎と﨑など、いろいろありますよね。 戸籍などでは、手書きだった時代に書き間違いとしか思えない文字が残ってしまい、いざコンピュータに入力しようとしたら文字がなくて困るということが多いそうです。 漢字圏諸国の政府が、共同で文字の字体を制定しない限り、こういう差異は残っていきます。ただ、現在の文字コードのやり方は、可能な限り異字体と文字と同様の扱いをして個別の文字コードを与えています。これを辞めて、文字と字体を分けて管理すべきだという考え方もあります。