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五十六語録・・「動かじ」の「じ」とは
山本五十六に「やつてみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず 。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」のことばがありますが、「動かじ」の「じ」は文語のどういう使い方なのでしょうか?もの知らずで(^◇^;)ゞ ・・よろしくお願い致します。
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『広辞苑』 ------------------- じ《助動》 (活用は無変化。終止形・連体形・已然形のみがある) 活用語の未然形に付き、助動詞「む」の否定を表す。 鎌倉時代には文章語化しはじめ、代って「まじ」が発達する。 (1) (推量の否定) その事態は今後起らないと推量する。…ないだろう。…まい。 万葉集5「我を除おきて人はあらじと誇ろへど」。 古今和歌集雑「幾代しもあらじ我が身を」 (2) (意志の否定) その事態を起さないようにしようと思う。…ないつもりだ。…するまいと思う。 古事記上「わが率寝いねし妹は忘れじ世のことごとに」。 万葉集19「櫛も見じ屋内も掃かじ草まくら旅行く君を斎いわふと思もひて」 (3) 今後その事態の起らないことを望みつつ述べる。…ないのがいい。 万葉集20「霍公鳥ほととぎすまづ鳴く朝開あさけいかにせばわが門過ぎじ語り継ぐまで」。 新続古今和歌集春「人はなど訪はで過ぐらむ風にこそ知られじと思ふ宿の桜を」 ------------------- この(1)の用法でしょう。「動かないだろう」
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- dereku
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「動かず」ととって良いです。つまりは「動かない」。 私の座右の銘のひとつです。同じく山本五十六元帥の言葉に「男の修行」というのがあります。これも良いことが書かれていますよ。
お礼
ありがとうございます。はい。口語ではそうですよね。 ATOKでは表現モードを文語にして「動かじ」が出ます。ですがIMEでは「雨後火事」なんですよ。さすが、「一太郎」です。 「動かず」と後世、変わっていったとも聞きましたが、この辺もよくわかりません。この場合、上も変わって「やって見せて・・やらせてみて」となっています。語呂は前者の方がいいですよね。なので、「動かじ」の方が好きです。 五十六語録「男の修業」は存じませんでした。 検索しました。 いいですね。「座右の銘」ですかぁ・・男らしい。正座しちゃいます。 わたしはからきし駄目なんですよ。 好きな言葉は「潔い」。 なのに「ま、いっか」なんです。座右の銘(^_^;)ゞ ありがとうございました。 これからもよろしくお願い致します。
お礼
即レス。詳しくお教え頂き、感謝申し上げます。 ありがとうございました。 母が国語の教師でした。何でもこの手の事聞きますと、すぐに答えてくれたんですが・・(ノ_・、)今は・・ これからもよろしくお願い致します。