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「ブルータス、お前もか・・・」
このセリフってとても有名ですよね? でも、一体これは誰のセリフなんですか? たぶん古代ローマ時代の劇のセリフと記憶してますが、そもそもどんなお話しなんでしょうか。実話なのかどうかも分かりません。少し簡単に教えて戴けないでしょうか? また、このセリフを言うシーンが納められている映画なんかご存知のお方がおられましたら、是非タイトルを教えて下さい。 宜しくお願いいたしま~す。<m(_ _)m>
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ジュリアス・シーザーの台詞です。尤も、シェークスピアのジュリアス・シーザーと云う作品です。 「ブルータス、お前もか?」(Et tu, Brute?)と云うあまりに有名なこの台詞の作品ですが、シーザーは物語中盤で殺されてしまい、それほど多くの描写があるわけでもなく、むしろブルータスが主役の感があります。 ポンペイウスとの戦いに勝ち、ローマに凱旋したジュリアス・シーザーをローマ市民は歓喜して迎えますが、キャシアスを始めとする陰謀者たちはシーザーを暴君にさせたくないという理由から彼の命を狙います。シーザーの寵愛するブルータスも陰謀の仲間に加ります。3月15日の明け方ブルータスのもとを次々と訪ねる陰謀者たち。彼らはシーザーの臣下アントニーの命をも狙おうとするが、ブルータスはその必要はないと反対します。 シーザーは占い師から3月15日に用心するよう忠告されており、妻の説得により一度は外出を取り止めます。しかし陰謀者の一人の口車に乗せられた彼は結局元老院に出かけ、そこで陰謀者たちに次々と刺され殺されてしまう。その中にブルータスを見つけたときの台詞です。 ブルータスは実直で正義感が強く、シーザー暗殺も個人的理由ではなく、あくまでも公の理由を述べています。しかしこの誠実な人柄が原因となり自らの破滅を招きます。策略の主は、アントニーでこの後歴史は、アントニーを主人公とした『アントニーとクレオパトラ』へと続きます。確か映画『アントニーとクレオパトラ』 にもこの台詞があったと思います。
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- ubon
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故事については皆さんすでにお答えですので…。 ユリウス・カエサルのことが知りたければ、最近の本では塩野七生氏の大作「ローマ人の物語」(既刊10巻、新潮社)の4巻と5巻の2冊が、彼の一生を記したものです。興味がありましたらどうぞ。
お礼
ubonさん、お答え戴いてありがとうございます。 「ローマ人の物語」ですか? 今度絶対本屋さんで探して見ます。 でもわたしでも読めるかしら・・・。全10巻とのことですが、カエサルについては4~5巻だけなんですね。いっそのことなら全部読んでみたいなぁ(歴史に疎いわたしでも着いていければの話ですが)。(*^_^*) また耳寄りな情報があれば教えて下さいね。 ubonさん、お答えありがとうございました。
- tk36
- ベストアンサー率13% (3/23)
#4です。たびたびすみません・・・。 「ブルートゥス、お前もか」 この言葉は、カエサルの残した名言の中の一つで、実話です。(さっきは実話という事を言い忘れてしまいました…) 他の、カエサルが残した名言としては、 「さいは投げられた」前49年 「来た、見た、勝った」前47年 があります。 決して、お芝居の中だけの言葉ではありません。歴史上、本当にあった出来事です。もしお芝居になっているのなら、そのお芝居というのは、この事実に基づいて制作されたものではないですか?
お礼
tk36さん、またまたご登場感謝です。(*^^*) へぇ、どの言葉もホントのセリフなんですね。でも、「来た、見た、勝った」は初めて聞きました(お恥ずかしい、きっとこれも有名な言葉なんでしょうね)。 でも昔の人物って、その命懸けの使命感があるせいか、なんて劇的なんでしょう。いや、ホントは劇なんかじゃなく大事なものを守ったり、成し遂げたりするための戦いだったんでしょうね。 また何か思い出したらお立ち寄り下さいね。(^^)/ tk36さん、2度目のお答えありがとうございました。
- Luckycats
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SALADA-GIRL様 Luckycatsです。以下は全くの蛇足です。 「ジュリアス・シーザー」は、イタリア語で「ジュリオ・チェザーレ」です。 またmacky23様の仰るとおり「ユリウス・カエサル」とも読みます。 SALADA-GIRL様の書かれた「賽は投げられた」は、ガリア(今のフランス)を平定した後に、カエサルを危険視する元老院派の罠にはまり逆賊となってたため、ローマに攻め込む時の有名な台詞です。後にエジプト遠征で、クレオパトラと巡り会い、ポンペイウス、クラッスス、シーザーの3人で第一回三頭政治を行います。 シーザー亡き後に、クレオパトラに恋したのがアントニウスです。アントニウスは、オクタビアヌス、レピドウス、アントニウスで第二回三頭政治を行います。アントニウスとクレオパトラを破るのがオクタビアヌスになります。ここまでは歴史の話。 次に暦でユリウス暦と云うのは、シーザーに起因しています。英語のJuly(7月)がシーザーのジュリアスが語源です。つまり自分の名前を月名にしました。次のオクタビアヌスもこれに倣い、August(8月)として自分の名前を使います。このため、本来8を表すOctが10月に移動します(October)。この二人が、自分の月を31日にするために、2月から日をとったため2月が28日になったそうです。 長々と駄文を連ねました。
お礼
Luckycatsさん、再び登場して頂いてとても嬉しいです。(o^O^o) いえいえ、蛇足だなんてとんでもない! とても勉強になります。学生時代にもこんな風に歴史に興味を掻き立てられるようなことを教えてくれる人がいたら、もう少し真面目に勉強したのになぁ~(な~んチって、遊んでばっかでした)。先生ごめんなさい。m(_ _)m では、わたしこそ蛇足をひとつ。 実は、なぜこのセリフに興味を持ったのかというと、弟の友達に美大に通っている学生さんがいるんです。先日、みんなでおしゃべりしてると、美大でのデッサンの話になって、石膏でできたギリシャ彫刻の胸像をクラスでデッサンしているとき、いつもブルータスの胸像ばかりで飽き飽きしてたので、ある学生さんが「ブルータス、またお前か・・・」と言ったそうなんです。もうクラス中大爆笑だったらしく、わたしも一日中笑い転げてました。そのとき、「このセリフ、ホントはどんな意味があったのかな?」と、ふと疑問に思ったという次第でした。 すみません、くだらない動機でf(^_^) でも、皆さんから様々なお答えを戴いて、ホントに興味を持ちました。今度のお休みの日にでも映画や書物を探してみます。 また、今後ともいろいろ教えて下さい。 Luckycatsさん、2度目のご登場に感謝します。
- tk36
- ベストアンサー率13% (3/23)
こんばんわ^^ 「ブルートゥス、お前もか」・・・ 紀元前44年、カエサルが元老院入口で共和主義者らに襲われた時、暗殺者の中に信頼していたブルートゥスがいたのに驚き、そして抵抗することを諦めて発した言葉とされています。 参考になれば幸いです。
お礼
tk36さん、お答えありがとうございます。 ということは、カエサルの辞世の句みたいなものと考えていいのでしょうか? う~ん、何かとても劇的なんですね。 またひとつわたしの乏しい雑学が増えました。 今後ともいろいろ教えて下さいね。(*^^*) tk36さん、お答え戴いてありがとうございました。
- macky23
- ベストアンサー率34% (23/66)
↓で既に2人の方が回答されている通りですね。 “Julius Caesar”日本人には「ジュリアス・シーザー」のほうが一般的かもしれませんが、「ユリウス・カエサル」とも読みます。
お礼
macky23さん、お答え戴きありがとうございす。 もしかして、カエサルとシーザーって同一人物だったんですか?? 確かにスペルにするとCaesarってシーザーともカエサルとも読めますね。もしかしてミッチェルとマイケルみたいなものかしら??? また一つ勉強になりました。益々古代ローマ史に興味津々です。 今後ともいろいろ教えて下さいね(o^O^o) macky23さん、お答え戴いてありがとうございました。
- kanten
- ベストアンサー率27% (479/1747)
↓ここの「ふ」を参照してください!!
お礼
kantenさん、お答え戴いてありがとうございます。 確かkantenさんには昨日もゲームソフトの件でお世話になりましたね。重ね重ねありがとうございます。 さて、教えて戴いた参考URLを拝見しましたが、これって暖中連とかというサークル(?)かなにかのプロモーションじゃないんですか?(笑) でも面白かったですよ。(*^^*) またいろいろ教えて下さいね。 お答え戴いてありがとうございました。
お礼
Luckycatsさん、お答え戴いてありがとうございます。 まず、お答えを拝見して、今すっごく興味津々って感じです。やっぱり古代ローマ時代のお芝居のセリフなんですね。でも出てくる名前はクレオパトラくらいしか知りません。ジュリアス・シーザーって、確か「賽は投げられた」とも言った人ですよね?(あれ、カエサルだったかしら?) とても面白そうです。きっと、これらのこのセリフ自体はシェークスピアが創ったものなんでしょうね。それともホントのセリフとして記録があるのでしょうか??? いずれにしても、この時代の映画(なるべく歴史に忠実なもの)を探してみます。まずは『アントニーとクレオパトラ』ですね。(*^^*) とても参考になりました。そして益々興味が湧きました。ホントにありがとうございます。 これを機に今後もいろいろ教えて下さいね。 Luckycatsさん、お答え戴いてありがとうございました。