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「大脱走」じゃなくて?
昔1度だけ見た記憶があるんですが、白黒(多分)の戦争映画で、「大脱走」と同じようにナチの捕虜収容所からの脱走劇があったんです。ところが、どうも細かい部分が「大脱走」と同じなんです。というか、もう記憶がごちゃごちゃになってきてるのかもしれませんが、脱走用のトンネルの土のごまかし方とか、いざ脱走を決行したら出口の位置が△□だったりとか、そういうところが同じだったんです。「大脱走」は実話を元にしているということですが、他にもそういう映画があったんでしょうか。ご存知の方教えてください。
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1962年のイギリス映画で『合言葉は勇気』という作品があります。 原題『THE PASSWORD IS COURAGE』。白黒映画です。 これがちょうど『大脱走』と同じ頃('63年7月:『大脱走』は8月)に公開され、ストーリーが似ているので当時話題になったそうです。こちらもやはりドイツ軍の捕虜収容所からの脱走もので、ダーク・ボガードが主演、監督はアンドリュー・L・ストーンです。 始まって間もなく、ダーク・ボカードが収容所に送られる途中であっさり脱走し、ドイツの負傷兵に紛れて一緒に病院に運ばれ、勲章までもらってしまうとか、消防車で悠々と逃亡したりとか、『大脱走』のダイナミズムとはまた一味違う、イギリス映画らしい独特のユーモアをベースにサスペンスも盛り込んだ面白い1本でした。 脱走計画、準備、穴の掘り方、土の処分法、脱走時の手違い等、が確かに『大脱走』と同じで、こちらはチャールズ・カワードという人の体験記、『大脱走』はポール・ブリックヒルという人の体験記に基づいていますが、あの脱走自体は実際にあった話ですし、もし両人ともその体験者だとすれば、各々体験記の脚色というだけで、内容が似てしまうのは無理もないことかと思います。
お礼
なるほど、イギリス映画だったのですか。 そういえば「謎の要人悠々逃亡」なんて、イギリスのとぼけた戦争映画もありましたよね。やっぱりあんな感じだったんですかね。 消防車で逃げるというのが、なんとなく覚えていましたので、この映画のことだったんだと思います。 ありがとうございました!