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あらゆる物事に対し、自分に非があると思い込む人
いつもお世話になっています。 女性の知人で、相手が明らかに悪いのに、自分に非があると思い込み 強い反省を示す人がいます。(以下、友人をAとします) ↓Aから聞いた話です。 肌寒い日、彼氏とのデートで、相手が半袖の服を着てきました。 そのデート中、彼が大事な時計をどこかに置き忘れてしまったようです。 彼は、Aに気遣い、特に気にしない素振りを見せて、仕方無いね、と言っていたようですが Aは「お店を点々とするんじゃなかった。一箇所に絞って、狭い範囲で行動すれば見つけられたのに。」と悔やみます。 そして彼は、案の定風邪を引いてしまいました。 「あんな寒い日にデートを受けてしまった私が悪かった」 「私が、もっと暖かい場所に誘導してデートすればよかった」とAは更に反省します。 結論として、 「私がデートを断っておけば、あの人は風邪を引くことも、時計を無くすこともなかったのに」と デートした自分を責めます。 性格だけの問題であれば、まだいいのですが、心配や反省が強すぎて 過呼吸症を引き起こす事があるので、何とかしてあげたいと思っています。 Aがクヨクヨするたびに、「貴方は悪いない!貴方の考え方はおかしい!」と 私はダメ出しをしてしまいます。(これが、良い事(意味のある事)なのか分かりかねるのですが) どうすれば、Aの考え方を、軽くさせることが出来るでしょうか。 それは精神科のお医者様の仕事で、一般人の私に出来ることは無いのでしょうか。 よろしくお願い致します。
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◇ 素人の推測でしかありませんが、一種の自己愛性人格障碍と言っていいのではないでしょうか。 無意識領域でのことなので本人自身もそんなつもりはないと思っているでしょうが、自分を責める(罰する)ことで快感、または満足感を得ているように思われます。 本家の自己愛性人格障碍は、我儘で虚栄心の塊のような性格ですが、それの裏面が現われている、というわけです。 ご質問のケースで明らかなように、Aさんは彼氏の人格をほぼ認めていないと言って良いでしょう。 基本的な判断すらできない無能者を守ってやらなければならない全能者としての自分に酔っていることになります。 つまり、必要以上に他者に気を遣うのは、他者を無能な弱者として設定することによって自らの能力の必要性を過剰にアピールしようとするものでしょう。 無論、その場でその必要性が発揮されたか否かは大した問題にはなりません。 いずれにしても、Aさんの影響が及ぶこと無しには何事もうまくいくはずはない、ということを相手、または聞き手に認めさせるのが本意です。 自己愛性人格障碍の基本をなす【全能感】の現われと言えるでしょう。 どちらの場合も、ありのままの自分というものに自信が無かったり不安があるために、そういった「無理」をして自分を飾ろうとするのです。 それがストレスとなって過呼吸になるのは肯ける話です。 ご存知かもしれませんが、一時的な処置としては紙袋を口に当てて吐いた息を再び吸うペーパーバック法というのが一般的です。 完全に密閉するとまずいですが、ともかく血中の二酸化炭素の量を増やしてやることになります。 では、なぜこのような無理をするのでしょうか。 目的は本来の自分を否定することにあるでしょう。 あるがままの自分が許せない、ということです。 それはなぜかと言うと、それまで自分の体験してきたことや、受けてきた影響に不満があるからのはずです。 無意識に刻印されていて顕在化されていない、恐らくは幼時の生育環境にその主因があると考えるが妥当であろうと私は思います。 ですから、素のままの自分でいいんだよ、と安心させてあげるのが最も適切な対応ではないでしょうか。 ダメ出しをするのではなく、「大したことじゃないんだ」とわからせるためにすぐ話を逸らしたり、冗談混じりに受け答えするのも良いでしょう。 あくまで、奇異な目で見ないということと、自分自身に酔っている気持ち自体は大事にしてあげる、という姿勢が大切です。 他のことでは(恐らく)親友として親身に話を聞いてくれるのに、このことだけは何かまともに取り合ってくれないし、冗談ではぐらかされる。 ひょっとしたら、これは私の間違った思い込みなのだろうか、といつか気付いてくれるでしょう。 そのためには、あなたとの信頼感と、本当の自分をさらけ出しても拒絶されない、という安心感が必須の条件になるはずです。 人として甘受できて当然のこういったことを長い間、知ることなく生きてきた経験が全ての原因になっていると思うからです。 ◇ ところで、Aさんご本人としてはどうしたら良いでしょうか。 無論、無意識領域でのことなので、それが当たり前と思っている場合もあるでしょうが、無理をしているには違いないのでやはり疲れることは確かでしょう。 ご本人が納得してその気になるのであれば、過去の記憶を掘り起こし不満(と思われるもの)を全て吐き出す機会を準備します。 信頼のおける人(友人でも良いですし、カウンセラーでも良いと思います。ただ、意識しなくてもその当該者である場合が多いので、親に話す場合はそれなりの心構え[親が常に正しいわけではないという当然の認識]が必要です。) 話す相手がいなければ、このようなところで書き込みをしたり、あるいは自分を主人公にした文章を書いてみるのも良いでしょう。 視点が転換できる場合もあるでしょうし、カタルシスの発散によって気持ちが楽になることは期待できると思われます。
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- 阿加井 凛悟(@neutral)
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こんにちわ。 彼氏さんを「神聖な人」「完全な人」「絶対的な人」にしておきたいのではないかしら。 誰だって、時計を失くすぐらいのドジはしますし、風邪ぐらい引くのですが、そういう部 分を認めたくないんぢゃないかしら。 どうして認めたくないかというと、彼女は「服従する価値のある人」を求めているのでは ないかと思うのです。 どうして「服従する価値のある人」を求めるのかというと、自分一人では生きていけない と思っているから、そして、服従し、依存し、安心していたいからだと思うのです。 幼少期の、一人では生きていけない子どもは、多くの場合、母親に絶対的信頼を寄せ、依 存します。これは、当たり前のことです。一人で生きていく力を持っていないからです。 母親も、聖母マリアではなく人間ですから、怒ることもあり、悲しむこともあり、甘えた いときに忙しいこともあり、つまり思い通りに動かないこともあります。 子どもは、だんだん、母親の、そんな、なまなましさを受け入れ、「良い面も悪い面も持っ た一人の人間なのだ」「これが母親なのだ」「それでも自分は母親と一緒にいられるのだ」 「それでも自分は見捨てらることはないのだ」と理解できるようになります。 これができていないと、「良い面」→大好き→従います→安心・・・「悪い面」→大嫌い→ 従うことができない→自分は生きていけない・・・と思うようになってしまいます。 この場合、例えば、母親が怒ったり失敗したようなとき、「こんなママ嫌い」と思ってしま うのは、とても苦しいことです。どうしても必要な人を「嫌い」と思うよりは、「自分が悪 いからママが怒っている・自分が悪いからママが失敗した」と思ったほうがラクなのです。 この状態を残したまま大人になる人もいます。 そのような人は(自分で生きていく力をじゅうぶん持っている年齢になっても)、「服従で きる価値のある人」を無意識に求め続けることになります。 でも、これは、自分の人格を消すことにもつながり、当然、Aさんは、窮屈だと思います。 誰だって、自分とは無関係なことでムカついたり悲しんだりすることがあるし、もし、Aさ んの言動に対して彼氏さんが怒っているのだとしても、「このことに怒ってる。こういうの が嫌だ。できればこうしてほしい。」などと「伝える」ことができるし、それはAさん自体 が否定されることとは全く違うし、そうやって怒ったり喜んだり悲しんだり楽しんだりし ながら一緒に過ごすことはできるのだということを、理解することが大切なのではないか と思います。
お礼
回答有難うございます。 回答者様のご意見を読み、相手に対して「服従する価値」を求めるあまり 全て自分に非があるよう考えてしまう部分もあるかも知れません。 すべて完璧な人間なんていないのに。。。^_^; 彼女は、恋人が出来ると、恋愛一直線に突っ走る傾向があります。 しかし、その恋人によっては、彼女から別れを切り出したりもしているので その人は、彼女にとっては「服従する価値なし」と判断されたのかも知れません。周りも見えなくなるくらいの、完全に依存するタイプでは無いのが救いです。 (どうみても、ろくでない男性に対して、「私がいないとこの人は!」と逆に燃えるタイプではなく、客観的に相手を見る目も持っています。) いつまでも、王子様を追い求めるのは苦しいですね。
少しも汚れたくない、 何者にも浸透されたくないと閉じているようです。 これは損な気質ですね。 汚れるのも楽しまないと!(←暢気過ぎである) 自分を解放されることに恐怖があるのかもしれないです。 でもその「呪い」をかけているのは 相手ではなく自分であるようなんですよね。 自分で自分を許せず責め続けるのかな。 本当に純粋であると、 純粋なものに憧れたりも不純との差異も気にしていない ものだと思いますよ。 悩まない、悩めないのが純粋、天然だと思います。 「どうして自分で自分を責めるのですか?言ってくれる他人が(存在し)あるのだから自分で責める必要ないじゃないですか?」アインシュタイン 「誤りをおかさないのは、なにもしないものだけである」レーニン 「自分にひけ目があると思い込まないうちは、誰もあなたにひけ目を感じさせることはできません」エリノア ルーズベルト 「他人の弱点について争うことをやめてみる。自分の弱点を弁護することもやめてみる」スティーブン コヴィー 「何があったとしても命を奪われずにすんだのなら、その出来事は人をより強くするだけだ」デイヴ ペルザー 「人間の感情で最も無益な感情を二つ挙げれば、済んでしまったことへの自責の念とこれから行うことへの不安である」ウェイン ダイアー 「有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである」ウィリアム サローヤン 等、苦悩し続けた先人の知恵の言葉の 名言、格言集のサイトや書籍もありますので 贈ってあげてはどうでしょう。
お礼
回答有難うございます。 彼女の性格は、少しも汚れたくない。。。というのとは 少し違うような気がします。 逆に、汚れた人物に近づいているような傾向があります。 (なぜか、性格的に難アリであると思われる人達が彼女に惹かれ、まとわりつく) うーん、彼女だけではなく、私にとってもタメになる格言ばかりですね。 悩むだけ損だと知りつつも、やはり多少は悩んでしまう性格を直したいですね。 しかし、人間として生きている以上、悩みはつき物ですね^_^;A
- aimaimi
- ベストアンサー率37% (196/519)
ごめんなさい。 あダルとチルドレン× アダルトチルドレン○です。(汗)
お礼
回答有難うございます。 読み方は同じなので、大丈夫ですよ^^
- aimaimi
- ベストアンサー率37% (196/519)
私はあダルとチルドレンですが、Aさんと全く同じ傾向があります。 すべては、自分のせいだと決め付けてしまう傾向にあります。 喧嘩しても直ぐに誤るのは私の方でした。 でも、考えてみたらそう思ってしまう原因は 自分の中にある罪悪感でした。 何かの抑圧が私を無意識にそう判断されていたんです。 私とAさんが、必ずしも同じ境遇ではないと思いますが 何かの類似点があるのではないかと思いました。 だとしたら、その罪悪感の根底にある原因にも 目を留める必要があるかもしれないと思いました。 Aさんの心の中には、lukakokさんには、まだ話していない 何かがあるかもしれないです。
お礼
回答有難うございます。 何かしら根底に原因があると思います。 しかし、もう過ぎてしまったこと故、取り除くことは不可能なので 気にさせないように(なるべく忘れさせるように)してあげるように 努めることが、私に出来ることなのだと思います。
- ko9ro9shi9
- ベストアンサー率4% (4/81)
ナンバー4です 生きづらいと思いますがとありますが、もうずっとそういう感じなのでそれが普通と感じているので、特に自分では辛いとは思っていません
お礼
再び回答有難うございます。 そ、そうですか。 人の不幸や幸せなんて、人それぞれで他人には分からないと思いますが せめて過呼吸を起こさないくらいには、考えが変われば良いのになぁ、と思ってしまいます。
- ko9ro9shi9
- ベストアンサー率4% (4/81)
私はこの人よりひどい自信があるものです その私から言わせてもらうと、ほかの人が何を言っても無駄です もう自分の頭の中で決まっていることになっているので変えられないと思います ですのでそういう人も居るんだなあと思うだけでいいと思いますよ
お礼
回答有難うございます。 そ、そうですか。生きづらいと思いますので、(大きなお世話かも知れませんが) 手助け出来る事があれば、何かしてあげたいと思っているのですが。。。 私がダメ出しをする度に、「そうね。分かったわ」とは言ってくれているのですが。 (しかし、結局は悩んでいるので、意味がないとは知りつつも、言ってしまいます。)
- sanji01
- ベストアンサー率13% (21/160)
私の知り合いにも、あなたの友人ほどではないですが、やはりマイナス思考の人がいます。その場合、「そんなことないよ!!」と駄目だししても、その駄目だしされたことでまた落ち込むようで… なので、私の場合は「そっか。じゃあさあ、次はそうならないようにどうすればいいと思う?」と問い掛けます。 すると必死に改善策を考えて、少しですがプラスの方へ向いて行きます。あとは根気良く付き合って行くしかありませんが…
お礼
回答有難うございます。 私のしてきた事(ダメ出し)は、相手にとってはマイナスな効果しか無いのだと こちらに質問して、気づかされました。 終わった事に対して、深く反省するよりは、「じゃあ次はどうするか」と問いかけて 今回の失敗を元に、前を向けるようにしてあげた方が、よっぽど有意義ですね。 勉強になります。 同じ人間なのに、性格って本当に人それぞれ違いますねぇ。 Aを見ていると、大雑把な私はとても得をしている気がします。
- taro_ka
- ベストアンサー率26% (638/2370)
>Aがクヨクヨするたびに、「貴方は悪いない!貴方の考え方はおかしい!」と私はダメ出しをしてしまいます。 そんなことを言うと、Aさんは、「私が考えすぎるのが駄目なのね」とまた罪悪感にさいなまれることになるので、lukakokさんの言動は、むしろAさんのことを詰めてますね。 逆効果ですよ。 向こうが罪悪感を持っているということを外に向けて発信しているのは、きっとガス抜き的な行為なので、そんな注意をするよりは、lukakokさんが取るべき態度は、「ハハハ、Aさん、それは気にしすぎよー。またまたー。」と明るく笑って受け流してあげることです。 あっけらかんと言われれば、Aさんは「気にすることでもないのかな」などと認識すると思います。
お礼
回答有難うございます。 私に、そういう話をしてくることで、Aはストレスを発散させているということですね。 悩むAに対して、私がダメ出しをする事は、更にAのストレスを溜めさせてしまう原因だと気づかされました。 有難うございました。 これからは、聞き流して、「大したことじゃないよ」と鷹揚に構えようと思います。 (私との出来事についても、私自身は何とも思っていない事に対して、裏でクヨクヨ悩んでいる場合もあるので、難しいですが)
えーと。焼け石に水かもしれませんが……。 自分が何でも責任を抱え込むことも、度を過ぎれば失礼となります。 「彼氏だってあなたを一生懸命エスコートしたんだから、『デートを断っておけばよかった』なんて失礼でしょう?」というのはどうでしょう。
お礼
回答有難うございます。 視点を変えて、Aの言っている事は、相手に対して失礼になるんだよ。と 諭してあげることが効果的なのかも知れませんね。
お礼
ご丁寧な回答、有難うございます。 とても勉強になりました。回答下さいました中で、うなずける点が多数存在しました。 しかしながら、私は、Aは自分に対する自信の無さから、こういった性格になっているのかと ずっと思っておりましたが、逆であり、全能である自分が、(無意識にしろ) 無能者を守る意識の表れになっているとは、思ってもおりませんでした。 自己愛性人格障碍とは、初めて聞く言葉でしたが、知っている言葉で置き換えると「見栄っ張り」という事ですね。 心理学とは、本当に深いですね。 >人として甘受できて当然のこういったことを長い間、知ることなく生きてきた経験が全ての原因 とても哀しい事ですが、おそらく、そうであろうと思われます。 素のままのAでも、私はAが好きだから、友達のままだよ、ということを分からせてあげる事が私に出来る事なのですね。 質問に対する特効薬なんて存在せず、長い時間をかけて理解してあげることが必要なのだと分かりました。 教えて下さいました、その他の対処法(視点の転換)についても、実践してみようと思います。