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アルキメデスのHat-Box定理の逆は成り立つのでしょうか?
球S={(x,y,z)|x^2+y^2+z^2=1} と 円柱T={(x,y,z)|x^2+y^2=1} があります。 z軸からの射影ψ:S → T ψ((x,y,z)) = (x/r, y/r, z) 但しr=√(x^2+y^2) を考えます。 球Sの表面積は、4πですが、像である円柱の側面ψ(S)の面積も、直径*π*高さ=4πとなり同じになります。 そしてこれはSの部分集合とその像に関しても、面積は同じになっていたと思います。 つまり、等積変形です。 ではその逆はどうなのでしょうか? つまり、球とは限らない一般の曲面Sと円柱T={(x,y,z)|x^2+y^2=1} があったとき、 z軸からの射影ψ:S → T ψ((x,y,z)) = (x/r, y/r, z) 但しr=√(x^2+y^2) が等積変形であれば、Sは球、もしくは円柱に限られるのでしょうか?
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円筒座標(r,θ,z) (r≧0, 2π>θ≧0)で表された滑らかな曲面を考え、rをθとzの関数r(θ,z)だと思うことにしましょう。Sが単位球面の場合なら、 r(θ,z)=√(1-z^2) です。すると半径1の円筒面(単位円筒面と呼びましょう)は r(θ,z) = 1 だから、写像ψは ψ(r,θ,z)=(1,θ,z) と書けます。 単位円筒面上の微小面積を dT = dθdz として、曲面S上の、これに対応する微小面積を考えます。点(r,θ,z)における微小面積をdSとすると、 dS = dθdz√((r^2+(∂r/∂θ)^2)(1+(∂r/∂z)^2)) だから、至る所で dS=dT となる曲面Sは、 (r^2+(∂r/∂θ)^2)(1+(∂r/∂z)^2)=1 という微分方程式を満たすr(θ,z)で与えられることになります。 まず、∂r/∂θ=0の場合について考えますと、 (r^2)(1+(∂r/∂z)^2)=1 です。r≠0と決まり、 ∂r/∂z=±√(1-r^2)/r より、 r = 1 または z = ±∫ r/√(1-r^2) dr つまり r = √(1-(z-C)^2) と決まります。単位円筒面、単位球面をz軸に沿って平行移動したもの、あるいはこれらのつぎはぎ、ということです。 じゃ、∂r/∂θ≠0、∂r/∂θ=0の場合はどうか。 r^2+(∂r/∂θ)^2=1 であるから、 r = |sin(θ+α)| という解が出ます。これは半径1/2の円筒面をふたつ並べたもの(接線がz軸)です。θ=0, πのところで微分が存在しなくなりますから、滑らかというにはちょっと怪しいですが。 では∂r/∂θ≠0、∂r/∂θ≠0の場合にどうなるか。rはθに関して周期2πを持っていなくちゃいけないから、 r(θ,z)=A[0](z) + Σ(A[n](z) cos(nθ) + B[n](z) sin(nθ)) (Σはn=1,2,…) と展開するのがいいだろうな、というところまではいいんですが、えと、その先は難しそうだな。
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- eatern27
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カプセル(?)みたいに、円柱の上下を2つの半球で挟んだ閉曲面の場合にも、Ψは等積変形じゃないですかね?