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「検印」とはなんでしょうか?
最近の本では「検印廃止」と書かれている本が大多数だと思います。しかし、図書館で古い本を借りると巻末に検印が押されている書籍がありました。この「検印」にはなんの意味があり、今はなぜ廃止されても大丈夫なのでしょうか? カテゴリ違いかもしれませんが、文学に精通した方であればご存知ではないかと質問いたしました。よろしく、ご教示ください。
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検印とは、著者が本の発行を認可したという意味で奥付に押印したものです。検印の省略は、製本段階で手間がかかり原価が高くなること、検印が果たしていた書籍管理の役割(発行者が著者や著作権者に支払う印税計算のもとともなった)が、事務の電算化や在庫管理の高度化などにより、その必要性が薄れてきたからです。 (下記URL抜粋)
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- kernel_kazzz
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回答No.2
検印というのは、著者が本の発行を認可したという意味で奥付に押印したものです。 ハンコのように直接本に押された場合と、検印紙という小さな紙に押印して、その検印紙を本の奥付に貼ったものがあります。 ちなみに「印税」という名称はこの「検印」の「印」に由来しています。 いまでは手間が掛かり過ぎるし、書籍の発行や印刷部数の管理がきちんとされるようになっているので、検印廃止となっているわけです。 検印廃止って言葉すら印刷していない書籍も多くなってますよ。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 なるほど、時代が変わって役割がなくなってきたということですね。 勉強になりました。