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化学と石油化学の違い
かつて地理の問題を見た時、大分市は石油化学、延岡は化学と書いてあったのですが、延岡って旭化成が入っていて高度経済成長期後は石油化学もやっていると何かで見た記憶があります。では何故、石油化学と化学を区別して押さえる必要があるのでしょうか?
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石油化学に関して改めて調べてみますと、以下のURLがありましたのでご参照ください。おおむね、はじめの回答に近いことが書いてあるみたいです。石油を原料とする化学工業が石油化学工業と考えて問題はないと思います。ただ、「地理」の観点から行くと、石油化学と化学を厳密に区別する必要はないと思います。化学工業という大きなカテゴリーの中に石油化学工業という小カテゴリーがあるとお考えいただけると分かりやすいかと思います。 とはいえ、身の回りのプラスチックやゴム、ローション、化粧品類、塗料、薬品などなど、多くの化学工業製品は、元をたどれば石油化学工業の産物です。石油は種々の有機物(炭素を含む化合物)の固まりであり使い勝手も良いため、現在、有機化学というと大部分が石油を原料としています。
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- code1134
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所謂、広義な化学から生化学と(狭義には)薬学の両分野を除外した大半の分野が石油類と何等かの関りを有する様になって来たので、粗"石油化学"と言えそう、な気はします。(但し、専門家のNO1さんとは異なりますから、私個人のイメージに基いているに過ぎません。更に、生化学を除外したのは生物学が関るからですし、薬学を除外したのは大阪市内の道修町界隈を薬品問屋街と呼び、化学問屋街と言わぬ故です) 尚(広義の)化学や石油化学工業会(リンク集)そしておもしろ化学史(日本化学工業協会HP内)等のURLは下記の通りです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E5%AD%A6 http://www.jpca.or.jp/66links/links.htm http://www.kagaku21.net/history/ http://www.nikkakyo.org/ 最後に、化学プラントと呼ぶ時、その殆どが石油化学関連なのを指摘して、このカキコみを閉じます。
お礼
回答有難うございます。化学工業が広義的に『粗石油化学』と言えるということですね。
- mizmo
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石油化学というと「石油(原油)を原料とした」有機化学や燃料改質に関する工業化学と思います。化学と一口に言っても、自然から取れる原料や産地はさまざまですし、有機化学、無機化学、高分子化学、生化学化学など分野もいろいろありますからね。 あくまで推測です。地理についてはあまり分からないので回答になっていますやら・・。
お礼
回答有難うございます。脳みそにキャパのない自分には裾野が広がって呆然としています。せっかく専門家の方に伺うことができたのにすみません。となると始めから石油を原料としてやっていたかどうかって基準で名称が決まるんですかね。大牟田は化学と教わりましたが、三井・三池炭鉱の石炭で石油を作っていたみたいですし。石油って言っても後付みたいなのは化学って銘打ってるんですかね。
お礼
カテゴリーとしては化学工業の中に石油化学が含まれていたが、石油化学が主流となって今では化学工業を席巻しているということでしょうか?アメリカの本社を吸収したセブンみたいなものですかね?有難うございました。