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韓国の衣服
韓国ドラマ(チャングム)を見ていて疑問に思ったことです。韓国の婦女子の衣服は、手を常時隠すように作られているように見えたのですが、それは何故でしょうか。どういう「背景」があるのでしょうか。韓国出身の方にも聞いてみたのですが、「礼儀」だからということでしかお答えがいただけず、もう一つすっきりしません。宗教的な背景とかがあるのでしょうか。自分なりにネットや図書館等探したのですが、この点に触れているものが見当たらず、困っています。どうか宜しくお願いいたします。
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こんばんは。 私も「チャングムの誓い」見ていました。 宮中の女官たちはみな「チマチョゴリ」を着ていましたね。No.1さんも回答されていますが、「チマ」がスカートを表し、「チョゴリ」は上着を意味しますので、逆になっています。 そのチョゴリの上から来ていたのが「タンウィ」と呼ばれる礼服であり、大礼服に次ぐ礼服となっています。なので、このタンウィは劇中でも王妃・皇后を始めとして、お召しになられていました。 では、どうして手を隠すのかと申しますと、確かに「礼儀」その通りなのです。詳しく申しますと、手や足・すねなどは、無骨な部分であり、その部分を人様に見られるなど、『美』や『礼儀』の観点からはしたないとの認識を持っています。 日本でも一昔前までは、そういった考え方や風習などがありましたが、今の世代には失われてきつつある感覚かもしれません。
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- fe-shokugyou
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部分的?ながら『教えて!チャングム』の中にチマチョゴリについて触れているところがあります。余談ですがそこには、豊胸の韓国人女性にとってチマチョゴリは構造的につらい?(表現は不正確かも)とも書かれています。 回答になっておらず申し訳ありませんが、情報までに。
- KITAIKKI
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通常宮廷で働く女性たちは民族衣装である「チマチョゴリ」を着ています。「チマ」は上着、「チョゴリ」はスカートと同じ意味と捉えてもいいと思います。 彼女たちが常時手を入れている服は、その「チョゴリ」の上にさらに羽織る「タンウィ」と呼ばれる寒冷用の半コートのようなもので、宮廷では上級職につく女性だけに着ることが許されているものです。 下働き程度の女性には着ることを許されることはないので、ある意味階級を表すためであるともいえます。 手を隠すという意味は、目上の者に会っているときは礼儀という意味と共に「従順」を表すためであり、宗教的な意味はないと考えていいと思います。 また外に出るときに手を入れるのはこれは単に防寒のための手袋代わりであり、別にそれほど深い意味はないと思います。 ちなみに夏には夏用の薄い生地で出来た「タンウィ」があるということです。 たいした説明になっていないかもしれませんが、少しでも納得頂ければ幸いです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 「従順」を表すためもあるんですね。 思いもしませんでした。 あまりにきっちり「隠す」ので、手をなにかしら不浄のものと捉える「思想」が背景にあるように感じられてしまいました。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 「手や足・すねなどは、無骨な部分であり」という点が一番のポイントでしょうか?そういえば西洋でも手袋をはめたりしますね。「美」意識は国によって違うような気がしたのですが、そういうところは共通点だということでしょうか。 今は「見せる」ことが「魅せる」ということになっているかもしれませんね。 また宜しくお願いします。