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人による説得力の違い
注意を促しても聴かない人に対して「○○の方から言ってあげてよー、○○の言うことなら聴くんだよ~」 ということを聞きますが、結局は注意する内容は同じなのに、どうして人によって説得力が違うのだろう?と疑問に思います。 小さい子どもによる お母さん<お父さん という理屈はなんとなくわかります。 しかし、大人同士、友人関係で上下差もほどんどない場合で、どうして人によってそんなに説得力(?)が違うのでしょうか。 聞き入れる側の偏見もあるのでしょうか? 知識?経験?威厳のあるなし?かな、と思いましたが、一概にそうも言えず、知識経験があっても反発されることもあれば、無知なのに聞き入れてもらえる場合もあります。 このへんも疑問です。 御存知の方、ぜひ教えてください。 よろしくお願いします。
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正論だけでは人は納得しないと思います。 なぜなら正論と言うのはほとんどの人が注意されなくても意識しています。 解っているけれど出来ない・・・ ここを注意されると自然、反発してしまうでしょう。 説得力のある人とはカリスマ性のある人とか理論が整然としている人ではなくて、いかに相手の気持ちに立って考えられるかではないかと思います。 例えば仕事を遅刻しがちの人がいるとします。 その人に注意するためには、まずその人の人間性を元に、なぜ遅刻するのか?なぜ仕事に対して意欲が沸かないのか?なぜ人の注意を聞かないのか?など色々な要素を考えなければなりません。 遅刻が悪い事は本人も十分認識しているので正論で注意するだけでは本人は納得しません。 いかに相手の立場に立って考えられるかで注意される相手に対しての影響力が全然違います。 自分の主観を押し付けるだけでは人は絶対に納得しませんし例え納得したように見えてもその場限りで終わってしまいます。 僕は人を説得するためには、まず相手の立場にたって考える事が基本だと思います。 知識、経験、威厳なども必要要素ですが、やはり人の気持ちが解る人の言葉こそが説得力があるのではないかと思います。 よく注意している人を見たときに「この人にはそんな注意の仕方ではだめだろうな」と言う事は良くあります。 たとえば、よく知っている友達が注されているのを見たときに「あいつにはああいってもだめなんだよなぁ」「こういえばあいつは解ってくれるのに」と思うときがあると思います。 説得力のある人はそれが自然に出来ているのです。
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- myrrb
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専門ではありませんので、もしかしたら新しい考え方があるのかもしれませんが・・・ 私の知っている限りでは、説得についてはすべてをまとめるような大きな理論はありません。説得者が好きー嫌いとか、知識のあるーないとか、そのような要素単位での研究の知見を蓄積しているところだと思います。 ちなみに、説得されるプロセスについては、「精緻化見込みモデル」というのがおそらく大勢であろうと思います。これは、参考URLの三ページ目の図をみていただいたらお分かりになると思いますので省略いたしますね。 お役に立てましたら幸いです。
お礼
ありがとうございます。 URL、とても面白く拝見させていただきました。 CMという例もああ、説得力ってこういう場にも生きているんだなあと思いました。 人対人ではありますが、感情が全く入り込まない場合なので、純粋な「説得方法」について研究してあるのが興味深かったです。
- 阿加井 凛悟(@neutral)
- ベストアンサー率29% (231/773)
説得する側の(言語力、地位、風貌を含めた)メディア力にもよると思うのですが、 普段、説得される側が、どれだけ、自分の欲求や感情を、受け取ってもらっているか によって、説得される側が受け取ることができる許容量が変わるのではないでしょうか。 相手との信頼関係があるかどうか、コミュニケーションがスムーズに行われているか どうか、とも言えると思います。 また、言うことを聞かないことで「甘えている」ということも考えられます。 この場合、どこまで許されるのか試している、あるいは、言うことを聞かなくても 見捨てられないことを確認している、と思われます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「甘えている」 意外な盲点でした。 確かに、普段のコミュニケーションの有りかたで左右されるかもしれませんね。
- higuchiba
- ベストアンサー率28% (55/194)
皆さんの回答とはまったく違った見地から。 「見た目のイイ人の方が説得力が増す」と 何かの本で読みました。 この場合の見た目=生まれつきの容姿をさした ように思うのですが、 私個人としては、 風格というかオーラというか(服装がきちんとしているも 含め)そういったものがある人は 同じ内容を話しても説得力が増すような気がしますね。
お礼
ありがとうございます。 >見た目のイイ人 このカテゴリでそのような質問だか回答だかを見たことがあります。本当に心理学的にそういう面もあるようですね。 オーラに関しては目に見えないですが、非常に気になるものですよね。そこで左右される場面がきっとありそうです。
- stihl260
- ベストアンサー率11% (22/193)
「押し」の強さだと思います。 攻めるように押され(しつこく) 粘られたら根負けではないですが聞いてしまうんですね。その反対を考えるとよく解かります。
お礼
ありがとうございます。 根負け、そういう場合もありますね。 説得する側と説得される側の勝負みたいな感じですね。
- cordball
- ベストアンサー率0% (0/2)
その場の心理状態にもよりますが,基本的に私もNo.1さんに同感です。日頃の親密なコミュニケーションの構築の出来具合とでもいうのでしょうか。また,通常の親子に近いぐらいの情緒的な信頼関係がなくても,本人に自分の身を案じてくれていると理解できるような言動をこちらができればその場の説得力というのも出てくるのではないでしょうか。 私事ですが,私の師匠には,「人間には学問的権威と人間的権威というものがあって・・・」と今だに諭されます。人間的権威を磨くのは,実際のところ難しいですね。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。 私も「好き・嫌い」は少なからず影響があると思います。 >コミュニケーションの構築 >自分の身を案じてくれている これも参考になりました。
- fallen_angel
- ベストアンサー率12% (287/2339)
受け側の捉え方の差だと思います。 同じ内容でも、話し方・順序・過去の経験など細かい差が有るかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 受け側が理解出来そうな話し方(など)ができそうな人を普段から皆無意識に理解していて、いざそうなったら、「○○さんの言うことならなら絶対聞くよ~」という結論になるのでしょうか。 そう考えると、人間って普段何気なく色々な意味で観察したりされたりしているのかもしれませんね。
- rinring
- ベストアンサー率18% (822/4396)
好き嫌いじゃないかなと思います。 好きな人のことは素直に聞ける、嫌いな人には反発する。 恋愛感情の好き嫌いではなく、相手に対して抱く印象とか。 苦手意識のある相手に理路整然と言われても理解しようとする気持ちは働きにくいかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 好き・嫌いの差ですか。 なんか、結局行き着くところはここなのかなー・・・、と思いました。 結局注意している内容は同じなのに、聴いている方の感情に左右されるというのは、なんとなく悔しいものがありますね。
補足
ご回答・閲覧ありがとうございます。 後から考えたのですが、「質問に対する補足」をこの場を借りてさせてください。 例えば、○○の言うことなら聴く、ということで○○が代わって説得して成功した場合なのですが、これはこれでアリなのでしょうか? 最初に注意をした立場の人があまりに虚しいですよね?
お礼
回答ありがとうございます。 >いかに相手の立場に立って考えられるかで そうですね。 例えば、注意されたとしても「俺のことなんかわかってないクセに!」と反発される例もありますしね。 遅刻の例、面白く拝見させていただきました。 ただ、(正しい事を伝えるのに)人に注意に対して反発する人にそこまで気遣わないといけないのかなあ?とも思いましたが、説得力のある人やそういう信頼のある人っておっしゃるとおり自然にできているのかもしれませんね。