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弥勒真経ってどんなお経?
諸事情で弥勒真経を台湾の友人から寝る前に唱えるように勧められたのですが、どういった内容の経なのかわからないのと、むやみやたらに部屋で読みたくないとおもい、ここで質問してみることにしました。どなたかご存知の方がいらっしゃったら、大まかに内容を教えていただけますか?どのような時に読まれる経なのでしょう?
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ご友人からは何も説明を聞いてないのですか? 台湾のサイトなどで調べてみました。 一貫道という宗教が、台湾にあります。変な宗教ではありませんが、仏教や道教(中国の民間宗教)の影響を受けてつくられた中国人特有の宗教です。二つの宗教を足して2で割ったような宗教です。あらゆる宗教は結局のところ、一致するという考えを持っています。 こちらは、一貫道系の宗派で、日本に進出している天道という団体のお寺のHPです。少し違いますが、雰囲気は分かると思います。無生老母という宇宙の根源の神と弥勒菩薩とを中心に信仰する教団ですね。弥勒菩薩は、仏教でも信仰される仏様ですが、末の世に降りてきて、救済すると信じられています。教団の説明では5000年の伝統があるこになっていますが、ちょっと古い新興宗教といった感じではないでしょうか。 http://tendo.net/ お経の内容ですが、文章が難しくて、完全には分かりませんでしたが、弥勒真経を信じて自分のものとしていると、神々や菩薩たちの守護を得られて、災難を防ぐ、というような内容が書かれています。下記には弥勒救苦真経が乗っていますが、同じ経のことです。 どのような場所で読むかはわかりませんが、仏教の経典でも似たような内容のものはありますから、それから推測すると、特に場所は選ばず読まれると思います。 なお、これは一貫道で独自に作った経典であり、仏教にはこのような経典はありません。 http://home.kimo.com.tw/a703992/u/%C0%B1%B0%C7%AFu%B8g.htm
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もし中国語が読めるのでしたら、ヤフー台湾などでも調べてみるといいですよ。私の書いたのはそちらのまとめになっています。 もう少し調べてみましたが、そのお経は清朝末期に、壇(お祈りする舞台のようなもの)に登った道士が、神懸かり状態で受けた天啓であると解説している人がありました。当時既に一貫道としてまとまった形で活動していたのか、一般の道士がおろしたものを、一貫道が採用したのか細かいことは分かりませんでしたが、いずれにしてもこの人の言うとおりだとすると、18世紀末から19世紀頃に出来た経典ですね。 日本の神社では滅多にお目にかかりませんが、台湾の道教寺院などでは、時々神懸かりになって不思議な踊りをしている人など見ることが出来ます。そうやっておろされたお経なのでしょう。道教の経典には、このような経典が他にもあります。 仏教の経典ではありませんが、天啓聖典の一種ですね。
お礼
再度、丁寧な解答をありがとうございます。 実は先日解答をいただいてから、台湾のヤフーで調べてみました。 おっしゃっている通り一貫道でたくさんヒットしていました。 その内容を読んで大まかにつかみました。 ありがとうございました。
お礼
cyuubu-nさん 丁寧な説明をありがとうございます。非常に助けになります。 台湾の友人もここまでの内容は十分に分からないと思いますし、 この弥勒真経も純粋に仏教の経だとおもっています。 cyuubu-nさんが書かれているように、彼は私が神の守護を得て、 災難を防げるようなことを話していました。 本当にありがとうございました。