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お経について教えて下さい
お経の本を買いました。中には56個のいろんなお経(舎利らい文、般若心経、大悲呪など)が書いてあり、お坊さんがどのお経を読んでいるのかわかりません。 お彼岸、お盆、法事などによって読むお経はそれぞれ違うと思うのですが、 法事はお坊さんにおまかせして、 (1)お坊さんはお彼岸の時、お盆の時にはそれぞれ仏壇の前で 何と言うお経を読んでいるのでしょうか? (2)家族がお彼岸、お盆にお墓参りに行った時、お墓の前で何と言うお経を 読めば良いのでしょうか? (3)お彼岸でもお盆でもない普通の日に家で家族がお経を読む場合には 何と言うお経を読めば良いのでしょうか? (1)(2)(3)の時、読むお経はそれぞれ1個だけではなく数個あると思います。 できれば 臨済宗(妙心寺派)のお坊さんに教えて頂きたいです。 お願いします。
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- ichikawa2017
- ベストアンサー率54% (452/836)
(1)それぞれ宗派によって違います。 (2)(3)もしご宗旨が日蓮宗と浄土真宗でなければ般若心経が手頃でしょう。 臨済宗であれば一向に差支えはありません。 262文字しかなくお経の中で最も短いお経です。 短いとは言え「空」「無」などという仏教の基本的な思想が凝縮されているお経です。 どこかでお聞きになられたことがあるかと思いますが「色即是空」という言葉も般若心経の中にある言葉です。 短いだけではなくリズミカルに書かれていることから記憶されておられる方が沢山います。 一方内容を理解しようとされると極めて難しいお経だとも言えます。 蛇足 お求めになられたお経にふりがながついていますでしょうか。 漢字には音読みとして漢音、呉音、唐音などがあります。 お経の場合は呉音が多く使われています。 日常的には漢音で発音されているものを呉音で発音することがあります。 例:日 じつ(漢音) にち(呉音) 日々是好日→ひびこれこうじつ→にちにちこれこうじつ(お経) 又、お経は元々古代インドの言葉であるサンスクリット語(梵語)を中国で漢文に訳したものです。 訳す際にサンスクリット語をそのまま音訳した部分が混じっています。 例 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提 裟婆賀(ぎゃーてい、ぎゃーてい、はーらーぎゃーてい、はらそうぎゃーてぃ、ぼーじー そわか) お坊さんが読んでいるお経を聞いていてもチンプンカンプンになるのはこのためです。 臨済宗でのお経の読誦はyou tubeにありますので一度ご覧ください。
坊主ではありませんが同じ臨済宗の寺の檀家です。 あまり詳しくはないのですが知っていることだけ書きます。 お釈迦様の教えを基本としていますので、特に一定はしていませんが主に、般若心経(はんにゃしんぎょう)をよむことが多いです。 勤行(ごんぎょう) まず、合掌・礼拝し、開経偈、般若心経を唱えた後に、本尊回向、坐禅和讃、舎利礼文、宗門安心章、合掌・礼拝で終わりますが、般若心経以降の順番はどうでもかまいません。 禅宗の一つである臨済宗には、特にこれを絶対に読まなければならないという経典はありません。しかし、般若心経は最もよく読まれている経典です。 在家信者の勤行の中心となるお経は、般若心経をはじめ、「大悲咒」「開甘露門」「観音経」などがあります。 勤行をすべて行う余裕の無い場合は、般若心経を唱えるだけでも十分です。 他には 観音経(かんのんぎょう:年忌法要や観音供養など) 白隠禅師坐禅和賛(はくいんぜんじ ざぜんわさん:坐禅会や観音供養、地蔵供養など) 宗門安心章(しゅうもん あんじん しょう:年忌法要や布薩会など) 大悲呪(だいひしゅう:お墓参りなど) 開甘露門(かいかんろもん:お施餓鬼や棚経など) 開経偈(かいきょうげ)から始まることが多く、最後には必ず、回向(えこう)をよみます。 直接、お寺さんに聞いてもよろしいかと思います。
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
仏教学校を卒業していますが、日本には13の仏教があり、その13の 仏教では全て異なる御経となっています。 臨済宗と書かれてますが、自宅が進行している仏教は臨済宗で宜しいで しょうか。購入された本は臨済宗の物でしたか。 1)お経は一つではありません。読まれているお経は極一般に御寺が毎 朝夕にお勤めの際に読まれているお経です。 例えば家族が死去された時に最初に読まれるのが枕経で、本葬の際も通 常で唱えられるお経ではありません。 曹洞宗で一般的に読まれているのは般若心経です。この般若心経は他の 12の仏教で唱えられても構わないと学校で習いました。 2)我家では信仰している仏教のお経が何であるか誰も知りません。 またお経の本も当家には1冊もありません。 学校で教えられた事は、別にお経を唱える必要は無い。仏壇の前に座り 両手を合わせて拝むだけで十分に供養になると教えられました。 菩提寺からの指示で朝夕は家族全員で仏壇の前に座り、菩提寺から指示 されたお経を唱えなさいと言われた場合は別ですが、通常は仏壇の前に 座って両手を合わせて拝むだけで十分となります。 3)彼岸でもお盆でも月命日でも、何度も書きますが仏壇の前で両手を 合わせて拝むだけでお経を読む必要はありません。 何度も言いますが、毎日お経を唱える事が供養ではありません。両手を 合わせて拝むだけで十分です。 それと信仰されている仏教のお経の事を全く理解していない場合はお経 を唱えても全く意味がありません。 どうしてもと言われるなら、臨済宗のお経について詳しく調べ、書かれ ている文字の意味を全て把握しましょう。それが出来ないならお経を唱 えずに両手を合わせて拝むだけにしましょう。
- SAKUiro
- ベストアンサー率16% (65/397)
お盆もお彼岸も 大悲円満無礙神呪 というお経を読むようです。 もう一巻、お盆、お彼岸それぞれ読むお経があるのですが、お寺の住職さんによるようです。
- E-1077
- ベストアンサー率25% (3258/12620)
檀家の僧侶に聞いてみれば? 普通の場合はお教なしでも墓参りは成立しますけど。
- 177019
- ベストアンサー率30% (1039/3444)
仏教宗派によって、お坊さんが読むお経は違って来ます。一般的な宗派で言うならば、浄土宗・浄土真宗は、「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」、高野山系の真言宗は、「大日経」「金剛頂経」「蘇悉地経(そしっちきょう)」、禅宗系は、「金剛般若経」「りょう厳呪(りょうごんじゅ)」「観音経」、臨済宗は禅宗系に入ります。ただ臨済宗系の教えとしては、お釈迦様が説いた一代聖教には真実を顕さず、真実の法はお釈迦様が迦葉(かしょう)一人に、一代の教えの他に別に伝えたと言います。しかし、お釈迦様の涅槃の時には迦葉はその場にいなかったのであります。故に、お釈迦様が華をつまんで迦葉尊者一人が笑みを浮かべたという事実は無く、「拈華微笑(ねんげみしょう)」とは、全く根拠のない作り話です。
補足
私が質問してる答えとは違うのですが・・。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2193/11073)
一般の人が困らないように、各宗派のお経をそれぞれ、CDにしているものがあります。 仏壇仏具を売っているところか、ネットでも買えますので、お勧めです。
補足
そのCDにはお彼岸の時にはこのお経、お盆の時にはこのお経と分かれているのでしょうか? それにお墓までCDは持っていけません。
補足
「仏教学校を卒業していますが・・」と書かれていますが、2)に「我家では信仰している仏教のお経が何であるか誰も知りません。」とあるのでお坊さんではないのですね。