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培地作成でグルコースを分けてオートクレーブ処理する理由
細菌の培養用の培地成分にグルコースを加える場合、オートクレーブ処理は別個に行い、処理後に混ぜ合わせています。理由は着色するからと聞いたのですが、それによってどのような問題が生じるのでしょうか?
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培地の組成にもよると思いますが、グルコースとアミノ酸の反応で着色物質になり、結果的にグルコースがなくなるか、減少します。つまり、微生物の利用できる糖が減少します。
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- aka_tombo
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回答No.2
仮にメラノイジンを資化するとしますと、ポテンシャルの逆行と言うことになりますね。自然界のメイラード反応というと醤油の着色とか黒酢とかでしょうか。これらは生成速度が遅いだけで原理的には同じと思われます。 多分、どうもならないでしょう。
質問者
お礼
お礼への回答でしたが、ありがとうございまいした。 ポテンシャルの逆行ということはメラノイジンは生分解も難しく、耐熱性もある難分解性物質ということですか。今回の質問でメラノイジンに対する興味が出てきました。これを切断する酵素があれば培地作成の際に糖を別個に滅菌処理する必要がなくなるかもしれませんね。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 メイラード反応ですね。糖-アミノ酸複合体では 微生物は資化できないのですね。自然界でできた そうした物質はどうなるのか気になります。