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「い」と「え」を逆に言う新潟方言
老父は本も新聞も読みいろいろ勉強しているのに、いまだに物を書くときは「い」と「え」を100%逆に書きます。たとえば「要領をいませんが」(得ませんが、のつもり)「びょうえんににゅうえんした」(病院に入院した)などです。年の割りに、よくワープロを使うのですが、前者の場合は適切に変換されないので、ひらがなのままにしておいていますし、後者の場合は「入園」としか出ないので、「変換がうまくいかない」と言って助けを求めてきます。ちなみに、父宛に来た新潟の親戚の年賀状にも、「地震のあと、やっと新年を迎いることができました」と書かれていました。 こんなふうに、最初から100%逆に書くことがわかっているのなら、本人の感覚とは逆に書けば正しい表記になると思うのですが、もう骨の髄までしみこんでおり、絶対に直らない状態です。 今の若い世代の方はこんな方言は話さないのではないかと思いますが、新潟でもだいたいどの程度の年齢の方まで父のように「い」と「え」が逆になりますでしょうか。ちなみに、努力で直した例があれば、それも教えてください。
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約20年前~約10年前の期間、新潟に住んでいました。 初めて新潟に来た時には「新潟には母音が4つしかない」と言われました。 日本語だけでなくAとEの違いもはっきりしなかった覚えがあります。 信越地区はアマチュア無線局の名前(コールサイン)がJE0×××かJA0×××の何れかなのですが こればかりは文脈上の判断もできず、困った記憶があります。 私の経験では50代以降という気がします。 >電話でも、「上田さんと飯田さん」なんて絶対言えません。 長野へ旅行の際は、行き先を伝える時にご注意ください。
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- sak_sak
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No.6です。新潟県妙高市にある「苗名滝」ですが、良い例かもしれません。 苗名滝は以前、地震のような轟音がすることから、地震滝という名だったそうですが、 「地震」を「なゐ」と読み、それが「なえ」に転訛した、という経緯があるそうです。 「なえ」→「なえな」になった経緯はよくわかりません。
お礼
うーむ、不思議な滝の名前。「い」と「え」以外にも深い理由がありそうですね。ご投稿ありがとうございました。
- deepsnow
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以前スーパーに勤めていたとき、領収書を書くようにお客様に頼まれました。 「エドのエにくちでエグチと書いてください」というので「江口」と書いたのですが、なんとその方は井戸の井に口で「井口」さんでした。 友人のお母さんは電話帳で「越後交通」をずっと「い」の欄で探していてとうとう見つからなかったそうです(^^;) 携帯のローカルCMの「簡単携帯エス」も地元の年配の男性が出演していますが「簡単携帯イス」に聞こえます。 いまだと大体60歳以上の方は「い」と「え」が苦手なようですね
お礼
はっはっは!そうです、まさにこれです。大体60歳以上の方ですか。 ご投稿ありがとうございました。
- gekkamuka
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漠然としたイメージでしかないのですが、単純に「い」と「え」が逆転するというのではなく、古語時代からの流れで、「ゐ」が「ゑ」とあるいは「へ」とも混同してしまうという形なのではないでしょうか。 回向(ゑこう)→ゐこう 越後(ゑちご)→ゐちご 右衛門(ゑもん)→ゐもん 垣下(ゑんが)→ゐんが 病院(びょうゐん)→びょうゑん 得ない(えない)→ゑない→ゐない 迎える→むかへる→むかゐる 海へ行く→うみゐいく
- questman
- ベストアンサー率30% (111/365)
こんにちは。「いちご(越後)」の方言、ほのぼのとします。田中角栄さんを思い出しますね(笑) 決して恥ずかしい事じゃなく、方言はむしろ魅力ある「個性」だと思います。実際に原宿や渋谷ギャルは東京人のくせに「~だべ」とか言うのが流行ってるのは、その現れと思います。 私は方言ではなく、中国語を日本語で打ちます(笑) IMEでよく使う単語は予め登録してしまいます。 そうすれば多少は入力が楽になると思います。 お役に立つかわかりませんが、一応。。。
お礼
うーん、「個性」とおっしゃっても、新潟以外の人には通じないため、誤解されますよね。渋谷のギャルたちが「流行」として面白がって方言のまねをしているのとはかなり違うと思います。ご投稿ありがとうございます。
- mitsuki57
- ベストアンサー率62% (10/16)
私は新潟生まれで、5年前まで新潟に在住しておりました。 たぶんこの場合、そのまんま治らないのではないでしょうか? 初めから了承しているのであれば、それでいいと思いますよ。 年齢の関連ですが、だいたい還暦より下の場合、標準語に近い状態になります。イントネーションが標準で、そこに言い回しが付け足される感じでしょうか。それだけに逆に、キツイ・気が強いと感じることもあります。 「に」とか「り」とかも、濁ったような話し方になる人もいらっしゃるようです。
お礼
どうもありがとうございます。老父の場合はいまさら直らないであろうと思います。家族は分かっていますが、新潟弁に関して知識のない人へ大切な手紙を出すときは私がチェックしなければなりません。電話でも、「上田さんと飯田さん」なんて絶対言えません。電話の相手の方に「はあ??」と言われると、舌をかみそうな、泣きそうな顔をして「ういださんとええださん」と必死になって繰り返していますが、全然通じないようですので、一生ご迷惑のかけっぱなしで来たと思います。
「い」と「え」が完全に逆になるのではなく 「い」に近い「え」 「え」に近い「い」があるのです 色鉛筆(いろえんぴつ)を「えろいんぴつ」のように発音することはありますね 年配の方のほうがこの傾向は強いですが 若い人でも通じます 発音だけで文字にして間違うことは無いと思いますが。
お礼
そうでしょうか・・老父は話すときも書くときも100%逆です。「い」に近い「え」でもなく「え」に近い「い」でもなく。「色鉛筆」を「エロいんぴつ」なんて発音したら、大抵の人はびっくりしますよね。今でも新潟では、若い人でも通じるのですか。
- qyb
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. 日本語変換をWindows標準の物から、ATOKの様に方言に対応した物に変えるのはどうでしょう。 .
お礼
いやぁ・・・・「変換されない」が「間違い」ないし「方言」であることを気づかせないとなりませんので、そこまではちょっと考えておりません。ご投稿ありがとうございました。
お礼
50代以降、ですか、なるほど。 AとEもそういうわけで全然だめです。ある日テレビで「IAEA」(国際原子力機関)がらみのニュースを伝えていたとき、老父は、人に言われるより先に「オレ、これ言えない」と申しておりました。母音は4つなのですね。ご投稿ありがとうございました。