- ベストアンサー
めでたしめでたしの方言
昔話で、最後は「めでたしめでたし」と言いますが、東北の方では全く違った方言があるというのを聞きました。 とてもリズミカルな言葉だったのですが、どうしても思い出せません。 東北出身(もしくは詳しい方)、ぜひ教えてください。 また、違う地域でも、「めでたしめでたし」をなんというか教えていただけると嬉しいです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
どっとはらい どっとはれ どんどはれ とっぴんぱらりのぷう どびーん などがあります。どうも同一の言葉のバリエーションみたいですね。 他には、 それで市が栄えた(漱石の「我輩は猫である」の中の台詞に出てきます) しゃみしゃっきり(飛騨のほうだそうです) などなど。
その他の回答 (3)
これは「結句」と言って、普段しない妙ないいまわしや祝福の言葉を使って、昔話である、これで終わりである、という宣言をするものです。 東北地方なら、 【青森】<南部>どっとはらい、どっとはらえ、 どとぱれあい、それきってどっとはれぁ <津軽>市ゴ栄えた <下北>とっちぱれ 【秋田】 とうぴんぱらり、とっぴんぱらりのぷう 【岩手】<二戸、遠野>一期栄えた、孫子繁えた いんちくもんちく栄えた <久慈~花巻>【宮城】どんとはれあだず、 どんとはらい法螺の貝コぼうぽと吹いた 【山形】 とーぴんぱらり このほか目立ったものだけ挙げますと、 【新潟】いっちごさっけえどっぺん甘酒沸いたら飲んどくれ辛酒沸いたら飲んどくれ つけながしょんだら噛んどくれ 【岐阜】しゃみ(三味)しゃっきり 【福井】候べったりかっちんこ、そうらいてんぽろりん、 【岡山】昔こっぽり大山やまの鳶の糞ヒンロロヒンロロ 【広島】申し昔けっちりこ 【高知】むかし真ッ斯ゥ焚き抹香猿のつべぎんがり など。 リズミカルな部分はたいてい語り手によってオリジナルアレンジとなります。
お礼
すごい、本格的。 一つの県でも地域によって違うんですね。 どれもこれもおもしろいです。 新潟すごい長いですね。覚えられない。(笑) やっぱり語り手によって変わってきたんでしょうね。 最後だけに語り手のセンスが光る場所でもあったんでしょうか。
- primani
- ベストアンサー率34% (253/734)
千葉県の民話集などでは 「いちごポーンとさけた」 が多いですね。 (どうも千葉限定ではなさそうです) 「市がその後栄えた」→「市後さかぇた」→「いちごさけた」 という説もあるようですが、よくわかりません。
お礼
それだけ聞いてると、苺が熟して「はい、おしまい。」と言う感じですね。 「市がその後栄えた」と言うところから来ているとすれば、個人のお話と言うよりは、その地域の発展という感じのお話が多いのでしょうか。
- palpalpal
- ベストアンサー率38% (12/31)
どんどはれじゃないですか
お礼
「幸せになりましたとさ、どんとはれ」というように使うのでしょうか。 私の聞いたのとは違いますが、いかにも最後らしい言葉ですね。
お礼
「とっぴんぱらりのぷう」 これです。私が聞いたのは。なんだか魔法の呪文のようで、いいなぁと思っていたものです。 でも「どびーん」が気に入りました。いいですね。いつか言ってみたいです。