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ビートニク文学
ビートニク文学について教えて下さい。 一応検索してみたんですが、ジャンルの説明ではなく影響された人たちのことだけがでてきたのでさっぱりです。 サイケと言う言葉もでてきましたが、これまたどんなものなんでしょうか。 オススメ本をあげていただけると助かります。 よろしくお願いします。
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ビートニクス、ビート文学は、1950年代のアメリカで生まれ、 ヒッピーの文学的な前身と言われています。 代表的な本としては、 ジャック・ケルアック 「路上」 河出書房新社(700円) ウイリアム・バロウズ 「裸のランチ」 河出書房新社(2900円) アレン・ギンスバーク 「ギンスバーク詩集」 思潮社(2800円) この3冊でしょう。 僕のお勧めは、 ジャック・ケルアック 「禅ヒッピー」 太陽社(2200円) 僕としては「路上」よりも面白いと思います。 あと、この人はいわゆるビートとは一線を隔すようですが、 ゲーリー・スナイダー 「亀の島(Turtle Island)」 山口書店(2000円) も良いです。詩集ですが、物質文明に反対し、自然回帰を唱える ビートの思想を感じ取れます。 60年代アメリカのこうしたカウンターカルチャーを理解するための本として、 佐藤良明 「ラバーソウルの弾みかた」 ちくま学芸文庫(1200円) があります。この本から入るのも良いかもね。 本の値段は、いずれも僕が買ったときの値段なので、 変わっていたらごめん。 僕も二十歳ぐらいの時にビートニクスにはまり、 髪をのばし、バイクで日本中を旅して周りました。 ビートとは、思想であり、生き方だと思っています。 今は髪を切り、サラリーマンになってしまいましたが・・・(T_T) umechazukeさんの質問は、 昔のことを思い出させてくれて、ちょっと嬉しかったです。(^^)
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先の回答の方が紹介された人が、代表でしょう。 注意点は:みんな、ジャンキー(麻薬中毒者)です。入手しやすく、『読める(言葉として意味が通じる)』のは、ケルアックの「路上生活者」(アレッ?邦題違うかな?)やギンズバーグの「詩集」でしょう。ヴァロウズは、ご自分で立読みしてから決めて下さい。超金持ち家庭出身(ケネディ家やホワイトハウスレベル!)も、奥さんの頭に林檎をのせ「ウィリアムテルごっこ」で奥さんを拳銃で撃ってしまい以降は、「何故麻薬をやるか?麻薬とは、私の生き方だ。朝起き、食事・風呂・睡眠など全ては、麻薬をやる為なのだ。」と公言してた時期の作品は「カット・バック手法」なる(トランプをきるような方法)で書かれ、影響力は絶大も『読めません』。サイケなんてレベルじゃない。 ただ、のちに、反麻薬(ドラッグ)キャンペーン活動をしはじめた以降(反ドラッグといっても、「売人」の存在否定の動機が大きい)の「インタビュー」の類は面白くよめます。「バロウズと夕食を」など。 個人的には、作品は興味ゼロ(というより理解力の欠如)ただ、ウルトラジャンキーのバロウズは、長生きし映画でドラッグの売人役を演じるなど人物として興味あり。(あれだけ「クスリ」漬けで、70歳すぎまで長生きし、映画で「これは、良い品じゃ、そっちは混ぜ物で買えないぞ…」なんてセリフをしゃべる面白い人) ギンズバーグは、原書で読めるも「認めません」し、人物も嫌い。(ひげもじゃで長生きしすぎたサイケ世代) ケルアックは、本当の意味で「ビートニク」(でしたっけ)の旗手で、足跡を辿ると面白い。 いずれも、日本では想像を絶する「ドラッグ」大国の中で「ドラッグの王様」たる人々だから、その作品の理解はチョット困難だし、今更って気もします。
お礼
おはようございます。 Bareninnoさんの解説よんでて、興味むくむく湧いてます、「ウィリアムテルごっこ」すごーい。 立ち読みは、多分無理だと思います。白鯨もおいてないような本屋しかありませんので。 これってどちらのお国の作品なんでしょうか。 今更なんておっしゃらないで、歴史のお勉強の一環だとおもってくださいまし。
- pfm
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ジャック・ケルアック アレン・ギンズバーグ ウィリアム・バロウズ などが代表的かと思います。 入門書としては音楽之友社からの「from BEAT to POP」なんか良さそう。近所の図書館にはありました。 ところでSoft Machineってバロウズの「柔らかい機械」が由来なのご存知でしたか?
お礼
おはようございまっす。回答もうきてたのでびっくりです。 さっそく近所の図書館行ってみようと思います。 でも田舎なので他の図書館に取り寄せになると思います。 ということはバロウズの「柔らかい機械」は必読ですね!! どもありがとうございます。 わたし、今、もうひとつ質問しているんですが、ご存知でしょうか…。
補足
某サイトでナットクのスレッドをみつけてしまったので、もういっこの質問締め切りました。
お礼
そういえば、ウィリアムテルごっこって大学の教科書に載ってたような気が… こういうの使ってました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/462302105X/250-4554091-7212232 オススメ本、Amazonで検索してみました。お値段ちょっとお安くなっているものもありました。 「路上」と「裸のランチ」がすぐ手に入りそうです。 24時間以内に発注ってありました。 これから読んでみたいと思います。 ゲーリー・スナイダーの「亀の島」もよさそうです。 ジャケ(カバーか)でてきました。こういうの好きです。 http://images.amazon.com/images/P/0811205460.01.LZZZZZZZ.gif 「ラバーソウルの弾みかた」もおもしろそうです。 バイクで旅ですか。青春ってかんじですね kodamasuikaさんが嬉しくなる質問ができてわたしも嬉しいです。 どもありがとうございました。