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英語のこれから
英語は現在、事実上の国際語となっていますがこれからも英語が国際語の地位を保つと思いますか。回答に理由もつけてくれると大変助かります。教えてください。
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後半のこれからについて。 私はもう変化が置き始めた、ちょうどスターティングポイントにいるのではないかと感じています。英語がなくなるというのではなく、アメリカ英語一辺倒ではなくなるという感じでしょうか。 戦後アメリカのCNNを発端にしたメディアや文化の世界への広まりが、アメリカ英語の存在感を強くした感じがあります。 その後IT時代にはいり、英国・オーストラリア他などの英国語圏同士も、言葉の面でもまじっていった気がします。 1993年当時、ヨーロッパが一体となってEUがはじまるにあたり、英国の学者や各界の知識人が集まり、英国が今後20年でどうなっていくのか(つまり当時は、主要通貨の地位にあったポンドは捨てたくない、EUになって日米との関係はどうなるのか、経済は?など)を論じ、BBCがその研究結果をドラマ化して放映しました。 英語についてですが、英語がどうなると直接は述べてはいませんでしたが、こんなことを言っていました。 時期は、20年後、すなわち2013年ごろです。 ・経済圏は、あきらかに、アメリカ、ヨーロッパ、東アジア沿岸(日本と中国は上海、大連、香港あたり)、の3大圏にはっきり分かれる。アメリカでは英語を話す人の人数と、マイノリティの言語の数が逆転し、そう遠くない将来有色人種の大統領が生まれる 驚くことに、アメリカの少数民族言語を話す人の数が、英語を話す人を上回ったと、2~3年くらい前にテレビで報告があったのを記憶しています(話す人の実総数なのか、地図上の言語の分布シェアでの人数なのかは不明です)。 最近、TOEIC試験が英・豪などの発音も試験にとりいれてきたのは、単に世界の英語が国際的になっただけではなく、アメリカ自身にも外の英語が入ってきていることに気がついているのかもしれません。以前のアメリカでしたら、自国のものを押し通していたはずです。しかし最近の牛肉交渉をみても、かなり譲歩・協調しはじめた時代にはいったと思います。 ですので、長くなりましたが、なくなることはないにしても、すでにアメリカでの英語の地位が変わり始めていると感じています。 アメリカが今後、いわゆる白人社会&英語国として成り立たなくなったり、ヒスパニック系の大統領が生まれたりすれば、動きはあると思います。 今後、他の言語としては、英語にとってかわるというのではないですが、アジアでは中国語が形を変えてビジネス言語として広がる可能性がると感じます。 というのは、中国圏で働く日本人たちが、中国語を話せるようになるのにそれほど時間がかかっていないのを私が自身の目で観ていること。 中華圏で経済先進国である台湾・シンガポール(中国人の国)の動きが活発で、中国語が形を変え始めている感もあります。 日本語はアジアでのビジネス言語にはなりませんが、戦前満州でもあったいまの大連が、日本語学習の拠点になっており、学習センターの整備などに日本も出資するなど、小日本の様相を呈しているのはおもしろいところです。
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#8です。新彊ウィグル自治区で医学の試験が英語というのは、これは中国が過度期にあるからだと思います。日本だって 医学と言えば昔はドイツ語でしたからね。これは英語が国際語というよりも、医学書自体が英語で書かれているものが多いからでしょう。しかし、これも徐々に中国語にシフトしてくるはずです。ただ、新彊ウィグル自治区は微妙で中国からの独立を切望していますので、もし、中国から独立したら急速に脱中国化が進むでしょう。丁度、旧ソ連の国々がロシア離れを起こしているように。 また こういうサイトであまり高度な質問が出ないのは当然です。私もここで何度か質問しましたが、あまり高度な質問をしても 満足な回答が得られない場合が多いですね。これは日本人の英語のレベルが低いのではなく、そもそも本当に英語の実力のある人は こんなところで暇つぶしをしないからだと推測します。 また、「日本人に英語を教えるんだったら、通りに出て乞食をするよ」というのは これは一人の考え方であって、アメリカ人を代表するものではないと思います。人それぞれ 考え方が違います。誰の考え方を信奉しようと これは個人の自由ですが、これで一般論を導くのは たいへん危険だと思います。 シンガポール人の中国人のカップルが英語を話すのは、そういうケースも珍しくないだけで、普通は中国語で会話しますよ。
お礼
ご意見ありがとうございました。
- IXTYS
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英語の地位はますます高くなっていくと思っています。 私は企業の海外事業とODAの仕事を40年やって来ました。 二年前、二回に亘って中国の、新彊ウィグル自治区の省都に半年滞在しました。 この省の最大の病院の機材を更新する仕事に携わりました。 こんな奥地でも医学部の試験は英語です。 何故なら、最新の医学の教科書は英語で書かれているからです。 ですから、医師達は完璧な英語を書け、読めるのですが、まったく喋れないという『ねじれ現象』が研著に見られます。 しかし、中国にも大変な『英語ブーム』が来ています。 日本の英語ブームはいつも表面だけ。 このカテを見ても、中学生や高校生の、実に低次元の質問ばかり。 本当にウンザリします。 いかに日本人の英語レベルが低いかの証明だと考えます。 昔、お世話になった米国人宣教師の子供が『日本人に英語を教えるんだったら、通りに出て乞食をするよ』といきまいていたのを思い出す。 日本人の英語はどこまでいっても初級止まり。 シンガポールでは英語を共通語にしています。 中国系の男女でもデートは英語です。 アジアやアフリカを歩くとわかります。 英語は間違いなく『ステータス・シンボル』です。 日本にいてはわかりません。 あなたも外へ出て見ることです。
お礼
体験を基に回答をしてくれありがとうございました。
今から100年前は英語よりもフランス語が国際語として広く使われていました。フランス語の方が明晰で また洗練された言語として優位に立っていたようです。 しかしながら、英語のアドバンテージとして 単語の語尾変化が少ないというのがありますが、これは単語の品詞を見極めにくいというデメリットも背負っているわけです。また、文法はフランス語より簡単そうに見えて、must notの過去や未来はどう表すのかなど、面倒な部分もあります。しかし、現代のように目まぐるしく世の中が変わるご時世になると、英語のように可塑性や柔軟性に富んだ言語の方が便利というのもあって断然英語に軍配が上がっています。 ただ、アメリカでは英語の話せない人が増えているんですよ。世界的にもグローバリゼーションが進むにつれて英語の重要性も増す中で皮肉な現象です。それから 経済的にも今まではドルが最も強かったのが ユーロの出現で情勢は少し変わっています。今やドルを抜いていますからね。ユーロを使っているEU諸国では たしか加盟国すべての公用語が使われていて、英語のその一つに過ぎず、英語だけが特別な地位にあるわけでもありません。また、政治的にも 中国とロシアが歩み寄り 唯一の超大国であるアメリカを牽制し始めています。 あと、確かに英語は世界的に最も勢力の強い外国語なんですが、日本は殊の外 英語の重要性が高いと思います。 私の考えとして 英語はこれからも国際語であり続けるでしょう。しかし、特にスペイン語や中国語も重要性を増しきて、国際語が多様化するのではないのでしょうか?
お礼
確かに国際語の多様化はこれから先に起こりうると思います。ありがとうございました。
- lazyage
- ベストアンサー率15% (5/32)
英語が今後も国際語であり続けるのは間違いないと思います。 その理由としては。 1.アメリカの世界経済における影響 これは他の人が説明されているのでそちらにゆずります。 2.言語の持つ特性 すでに他の人が、26種のアルファベット、女性名詞や男性名詞などがない等の理由を挙げておられましたが、それ以外にもコンピュータの普及という観点から考えると、いくら中国語や日本語がポピュラーになっても、やはり英語の方が国際語としてはふさわしいということになろうかと思います。 3.科学の影響 これはあまり目立ったものではないと思いますが、意外と重要な理由です。現在、科学界で一番大きな影響力を持っているのはやはりアメリカで、最先端のことを学びたければアメリカへ、そのためには英語を学ぶことが必須という構図になっています。論文も英語で書くことが常識になっていますが、これもそういうルールがあるからというよりも、結局最先端をいっている国が英語を使っている国だからということが大きいと思います。(その他の言語で書かれた論文雑誌ももちろん存在しますが、発表してもあまり人に知られることがないということです) つまり、極端なことを言えば、もし日本が科学において最先端を走っていれば、それを学ぶためには日本に留学する必要があり、そのためには日本語を学ぶことが必要になるということで、(少なくとも科学界においては)日本語が国際語になるかもしれないということですね。
お礼
科学の影響に目をつけたのはすごいですね。ありがとうございました。
- Bflat
- ベストアンサー率24% (6/25)
なかなか英語の地位は変らないと思います。 確か以前というかずいぶん前のことですが、国際的な共通語として”エスペラント語”という人工的な言葉が作られたと記憶してます。皆にフェアということでしたが、結局日常語として普及するにはいたりませんでした。 英語が国際的な共通語になった背景には国際的な経済市場での力関係も大きく影響していると思います。この場合は特に米国の世界経済における影響力です。米国の通貨は米ドルですが、おそらく現在米ドルの地位は英語の国際語としての地位以上だと思います。ドルに対して自国通貨でいくらなのかという考え方、国際基軸通貨としての米ドルの地位は簡単に揺らぐことはないでしょう。たとえば中東で取れる石油原油価格は日本にいれば1バレル=何米ドルで表します。日本にいれば円対ドルの関係が加味され、その時1ドル=何円かによっても値段の高低が決まります。 地球上でグローバル化が進み国と国、企業と企業、個人と個人のやりとりが物凄い勢いで深まっていく流れは情報通信技術の発展と共にますますその加速度を増していくと思います。 またある言語を話す人口の大小、宗教価値感の多様性による違い、色々に絡み合う複雑な要素を含めると、それら多様な価値感を肯定するなり、否定するなりしながらまずは受け入れてきた米国の言語が英語です。 こんなそんなの総合的な意味でバランスを取るという意味においても英語は今後も間単にその地位をゆずらないと考えます。
お礼
ありがとうございました。大変興味深く読ませてもらいました。
- 奈加武良 可春之計(@signak)
- ベストアンサー率23% (38/160)
ある言葉が国際語となるためには、(1)その言葉を母国語とする人口が多い。(2)その国の経済力が大きく、世界的な支配力を有する。の2点でしょう。 そういう意味では英語は米国、英国、豪州ほかで母国語として話されており、米国の経済力もずば抜けていますので、国際語としての価値は十分であり、今後数世紀はその地位を譲ることは無いでしょう。 もし、英語の国際的地位を奪う言葉は何かと聞かれれば「スペイン語」のような気がします。
お礼
ありがとうございました。やはり英語は今後も現在の地位を守りそうですね。
- gryfinndors
- ベストアンサー率18% (127/671)
英語は今後も世界中で普及し続ける言語ではあるでしょう。 ただ言語の普及は主要国の経済力、そして人口の多い民族の伝播力など複雑にからんできます。 アメリカで爆発的に伸びているのはスペイン語で、すでにロサンゼルスでは英語より実生活ではメジャー言語です。 中国語も人口のみならず、相手が中国人でなければ流暢に英語をつかいつつも、中国人コミュニティは生産世界で最強です。少なくともASEAN地域の経済人は殆ど中国系で、彼らの間では中国語が共通語で英語しかできない日本や欧米企業に対して強力なアドバンテージがあります。 こと宗教においては、イスラム教信者はアラブ語で会話できその地域は英語通用圏に肉薄すつつあり。 この4つの言語が今後メジャー争いをしてゆくでしょう。
お礼
なるほど~、ありがとうございました。参考になります。
- himeichigo17
- ベストアンサー率57% (744/1285)
これだけ英語が浸透していると国際語として 使われていくと考えざるをえないかと。 海外のビジネスマンて英語と 自国語しゃべれる方が本当に多いです。 そういう人は今もどんどん増えてますから どうしても通じやすい英語が国際語としての 地位はゆるがないかな。 世界中の主要な機関も全て英語中心ですし。 ただこれだけ英語が浸透した効果で 自国語と英語がミックスしたような 英語がどんどん増えてます。 いわゆるなまりなんですけど、 たとえばアメリカとイギリスの英語が 微妙に違うようなかんじです。 今の中心はアメリカ英語ですけど 今後はまた違った新しいタイプの英語が 国際語になってくる可能性はあるかもしれません。 でも最近の流れからだと英語は当たり前で もうひとつの外国語も話せるってのが 主流になってきてるかも。
お礼
ありがとうございました。興味深い見解であると思います。
- schatzli
- ベストアンサー率26% (24/89)
英語が国際語となっているのはおそらく、イギリス、アメリカといった、英語が話されている国が国際社会をリードしてきた、という背景があるのだと思います。しかし、それだけでなく、英語という言語が、英語のネイティブではない人達にとっても、比較的学びやすい言語である、ということも一つの要因であると思います。例えば、26種のアルファベット、女性名詞や男性名詞などがない、ということを挙げると、英語は他の言語に比べて、学びやすいと言えると思います。 ですので、英語はまだまだ、国際語として使われていくのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございました。確かに英語には女性名詞や男性名詞がなく学びやすいと思います。
お礼
非常におもしろい回答をありがとうございました。