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写像の1次独立
n次元実ベクトル空間RnからRへの3つの線形写像f,g,hが写像として1次独立である、というのは ∀x∈Rn af(x)+bg(x)+ch(x)=0 ⇔ a=b=c=0 が成立するということでしょうか? Rnの表記が変なことになってしまって見づらいですが、教えてください、お願いいたします。 ------------- 式が2通りに解釈できる気がするので蛇足ながら… 「全てのxについて、『af(x)+bg(x)+ch(x)=0 ⇔ a=b=c=0』」ではなくて、「af(x)+bg(x)+ch(x)=0が、全てのxについて成り立つ、ためには、a=b=c=0でなければならない」というのが写像としての1次独立の定義かな? ということを悩んでいます。
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線形代数の問題でしょうか。 普通、一次独立というのは、例えば、n次元ベクトルが{a0,a1,a2}と3つあったときに、このn次元ベクトルの集合が一次独立かどうか、という風に問われる問題ですね。つまり、 c0*a0+c1*a1+c2*a2=0 となる、(c0,c1,c2)で、(0,0,0)以外のものが存在しなければ、「一次独立」です。 さて、x∈Rnがn次元ベクトルで、f(x)が線形写像であれば、あるn×n行列Fがあって、 f(x)=Fx の形にかけます。 n×n行列Fを、n次元横ベクトルがn行並んだもの、と考えれば、「一次独立かそうでないか」という考え方を導入することができますね。それを問われているんだと思います。 ところで、行列Fを、n次元横ベクトルがn行並んだもの(または、n次元縦ベクトルがn列並んだもの)、と考えたとき、「一時独立でない」⇔det F=|F|=0です。det Fは、Fの行列式です。 すなわち、 行列F(の横ベクトルや縦ベクトルの集合)が一次独立 であるということは、|F|≠0と同値です。つまり、行列Fが正則だということです。 したがって、線形写像fが一次独立であるとは、 f(x)=Fx となる行列Fを考えたとき(必ずこの形にかけることが証明できます)、|F|≠0であること、すなわち、行列Fが正則である、といっているのだと思います。
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- eatern27
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(線型)写像の和とスカラー倍が、普通の定義なら、 f,g,hが一次独立であるとは、実数a,b,cに対して af+bg+ch=O⇒a=b=c=0 となる事ですね。(Oは全てのx∈R^nに0を対応させる写像です) まぁ、要するに >「af(x)+bg(x)+ch(x)=0が、全てのxについて成り立つ、ためには、a=b=c=0でなければならない」 という事です。
お礼
なるほど、確かに写像の和・スカラー倍が通常のもの、という仮定が必要でしたね。 自分が質問に使った言葉でご回答いただき、わかりやすかったです、ありがとうございます!!
お礼
なるほど、写像は線形写像だから全部合わせて行列表記できるんですね。で、その行列のランクが最大(つまり正則)ということが「写像として一次独立」ということだったのですか。 明快なご回答ありがとうございました!