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線形写像、ランクの問題について説明お願いします。
線形写像、ランク の問題及び解答があるのですが、解答が理解できないので教えてください。 -----例題-------- n個の実数 a1, a2, ・・・、an を固定する。R^n のベクトル x で、その成分 x1,x2,・・・、xn が方程式 a1x1 + a2x2 + ・・・ + anxn = 0 をみたすようなものの全体を W とするとき、W の次元を決定せよ。 -----解答--------- 写像 f: R^n → R を f (ベクトル x ) = f t (x1, x2, x3,..., xn) = a1x1 + ・・・ + anxn (ftのtはf の転置行列の印) によって定義すると、これは線形写像である。そして、W = Ker f に他ならない。 もしもすべての ai が 0 の場合は明らかに W = R^n であるから、dim W = n である。 もしも ai のうち1つでも 0 でないのがあると、写像 f は全射になるから、線形写像の基本定理から dim W + dim R = dim R^n = n したがって dim W = n - 1 -------解答終わり------- という例題解答があるのですが、なぜ dim W = n - 1 となるのか、つまり、 なぜ dim R = 1 となるのかがわかりません。 説明をよろしくお願いします。
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- uuu-chan
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R^3は三次元、R^2は二次元、Rは一次元です。 R^3の基底:(1,0,0)(0,1,0)(0,0,1) R^2の基底:(1,0)(0,1) Rの基底:(1)=1
> なぜ dim R = 1 となるのか ・1は実数 ・任意の実数aに対して、a=ax1(一次結合) ・ax1=0ならばa=0(独立性) したがって{1}はRの基底になる。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
次元定理ですね。 次元定理自体はほとんど直感的に自明なのですが、 証明はそれほど簡単ではないのでここで解説しません。 線形代数の入門書で、次元、ランク、次元定理あたりを 見てください。