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「価格が非伸縮的」とは?
本には「均衡に向けて市場の調整がすみやかに進んでいないとき」とありましたが、 それは故意的に価格操作をしていないということでしょうか。 株式市場などは、個々人が自らの判断で自らのために売買していますよね。 そのような場合は「非伸縮的」と言って良いのでしょうか。 お答えいただけると助かります。 よろしくお願いします。
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> 故意的に価格操作をしていないということでしょうか。 簡単にいうと、価格の変動の速度が遅い場合、「価格は非伸縮的である」といいます。 誰かが故意にしている場合も、或いは経済の構造がそうしている場合も、両方を含みます。 もう少しいうと、需給バランスが崩れた場合、価格が変動するよりも量が変動することでバランスが保たれる場合、価格が非伸縮的であるといいます。 #1の方が挙げている労働市場などを考えて貰えば分かるのですが、労働力が過剰になった後、賃金を下げるのではなく、主にリストラによって人件費を抑えましたよね。このような場合を価格(賃金)が非伸縮的である、といいます。 ですので、例えば株式のように、価格が変動して需給バランスが保たれているような場合は、価格が伸縮的であるといえます。
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- kumaneko21
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回答No.1
売買は売りと買いが揃って初めて成立します。 どちらが欠けても成立しません。たとえば労働の対価などは下方に非伸縮的だといいます。誰も今より安い賃金で働きたくないからそういう風になるわけです。 ですから、売りまたは買いが何らかの理由で揃わない場合のことを指すわけです。
質問者
お礼
ありがとうございます。 例も出していただいて、よくわかりました(^^)
お礼
大変わかりやすい説明ありがとうございます。 速度で考えることもできるのですね。 確かに、労働市場では価格よりも先に労働者数が変動しますね。 株式についても言及してくださってありがとうございました(^^)