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集合
3個の集合を与えたとき、その8通りの部分集合を示すために、3個の円を重ねたベン図を利用する。では4個の集合を与えたとき、4個の円を重ねてその16通りの部分集合をうまく図示できるか? ↑出来ないっていうのはわかったんですけど、それをどう証明したら良いのかわかりません。。。
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No.1さんの回答のとおりですが、 もうちょっとブレークダウンしてみます。 まず、三つの集合A、B、Cの円からなるベン図に 第四の集合Dの円を付け加えたいという方針で 考えてみます。 このベン図の、例えば、Cの円に注目すると、 Aの円との交点が二つにBの円との交点が二つで 合計四つの交点があります。言い換えるとCの円は 四つの弧から成っています。これはAの円とBの 円の大きさがCの円と違うものであっても 同様です。 このベン図に、Dの円を追加するには、Cの円の 四つの弧のすべてを通過する必要があります。 なぜなら、Cの円の四つの弧で分割される 全ての領域について、Dの円に含まれる部分と 含まれない部分に分けなければ、少なくとも Cの円に関してだけみてもベン図が完成 しないからです。 ここで、いくつかの点が与えられたときに、 可能性としていくつの円を書くことができる かを考えてみます。円は二つの点を通るのなら 無数にかけますが、三つの点が与えられると 一つに特定され、四つの点の場合だと 一つをとった残りの三つの点から特定 される円上にその一つ目の点がなければなりません。 すると、Dの円が四つではなく三つの点を 通ると、それはCの円そのものになってしまい、 また、二つの点を通るとすると、Cの四つの弧に よる四つの領域の少なくとも一つの領域には Dの円が全く交差しないことになってしまいます。 このように、Dの円は、Cの円の四つの弧と 交わるC上の四つの交点の上を通る必要がある わけです。そして、Cの円との四つの交点を 必要とするDの円はそのうち三つの交点が C上にあるという段階でCの円と一致するしか ありえないことになります。 このようなわけで、四つ目の円Dはどうやっても 円Cと一致してしまい、よって、このベン図は 四つの集合からなるベン図にならないということに なります。 ちなみに、集合の円が真円ではなく楕円であったり、 円でなく閉じた曲線であることも許されるなら、 上記のロジックはまた別の結論に導かれます。
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- yokomaya
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3個の完成図のどこに円をのせてもそのいずれの部分集合をも分割出来る円が有り得ないからじゃないでしょうか?