源氏物語の翻訳について
いつもお世話になっています。
A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から
わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。
1)
『 But ordinary hills and rivers, just as they are, houses such as you may see anywhere, with all their real beauty and harmony of form--quietly to draw such scenes as this, or to show what lies behind some intimate hedge that is folded away far from the world, and thick trees upon some unheroic hill, and all this with befitting care for composition, proportion, and the like--such works demand the highest master's utmost skill and must needs draw the common craftsman into a thousand blunders. 』
●しかし、よくある丘と川は、まさにそれらがあるように、あなたがどこにでも見る可能性があるような家々は、すべてのそれらの本物の美しさと形の調和と一緒に---静かにこのような景色を描くために、もしくは世界から遠く離れて折りたたまれている人目につかない何かの生垣、そして何か大げさでない丘の上の太い木、そして混成を好むのにふさわしいこのことすべて、調和、そして同様の種類の背後に何が横たわるのかを示すために---そのような作品は最もすぐれた師匠の最大限の技術を要求し、そして並みの職人を千の間違いに引き入れずにはいられません。・・・・・・・?
or to show what lies behind some intimate hedge~以下があまりにも長くてよくわかりませんでした。全体を通してどこが主語なのか動詞なのか・・・??
or to show~・・・・・ここの「to show what lies behind」に対して以下の言葉がかかってくるのかと解釈したのですが。。。。
【 some intimate hedge that is folded away far from the world】 ,【 thick trees upon some unheroic hill】, 【all this with befitting care for composition】, 【 proportion】,【 the like】
to draw、to show・・・to不定詞の副詞的用法ですか?
quietly to draw such scenes as this・・・・「this」の示すものは何ですか?どこにでもあるようなもののことですか?
some intimate hedge that is folded・・・・・「折りたたまれている人目につかない生垣」というのがよくわかりませんでした。
unheroic hill・・・・「unheroic」は、「大げさでない」、「雄々しくない」、「非英雄的な」?平凡などこにでもあるような丘、という意味ですか?
all this with befitting care for composition・・・・ここの意味がよくとれませんでした。(混成を好むのにふさわしいこのことすべて)??
「 befitting 」・・・ふさわしい(形容詞)?
「care for」・・・・好む(動詞)?
「composition」・・・混成、構成された状態、それとも「構図」ですか?
the like・・同様の種類?
must needs draw the common craftsman into a thousand blunders・・・本物を描き、示すということは並みの職人ではできないことだということを言っているのでしょうか?
2)
『 So too in handwriting, we see some who aimlessly prolong their cursive strokes this way or that, and hope their flourishes will be mistaken for genius. But true penmanship preserves in every letter its balance and form, and though at first some letters may seem but half-formed, yet when we compare them with the copybooks we find that there is nothing at all amiss. 』
●そのように手書きの中にも、私たちは、あの手この手で、あてもなく彼らの草書体の筆の運びを延長する、いくらかの人たちを見ます。そして彼らの見せびらかしは、才能と思い違いをされるだろうということを望みます。しかし真実の書法は、すべての文字の中にその調和と形を維持し、そして最初はいくらかの文字は、ただ未完成なだけだと思われるかもしれませんが、けれども私たちが習字手本帳とそれらを比べる時、私たちは不都合なことは何もないことを見出します。・・・・・?
this way or that・・・・・・「this way and that」で「あの手この手」という意味がありますが、それと同じ意味ですか?
though at first some letters may seem but half-formed・・・・・「half-formed」未完成な?ぱっと見はそんなに上手には見えないという事ですか?
there is nothing at all amiss・・・・不都合なことは何もない?習字手本帳と真実の書法で書かれた文字は同じだ、という意味ですか?
本物を作り出すことの大切さを感じたのですが、長文で難しかったです。
質問が一杯になってしまいましたがよろしくお願い致します。
お礼
ありがとうございます