- ベストアンサー
小学校英語教育の利点は何ですか?
今年の4月から、小学校では「総合的な学習の時間」の中で、英会話を中心とする英語教育が展開されます。そこで、皆さんのご意見をうかがいたいと思います。 (1)小学校で英語を勉強する利点や目的は何だと思いますか。 (2)(1)と逆に小学校の英語教育の問題点はなんだと思いますか。 皆様からの率直なご意見をお待ちしております。よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは。enngelさんは,『「総合的な学習の時間」の中での英会話を中心とする英語教育』と書いていらっしゃいますから,もしかすると,すでに相当詳しい方かもしれませんね。数年前から特定の研究開発校などで,実験的に英語の授業などが行われていて,それがテレビなどでも紹介されたりしています。ネイティブの先生と楽しそうにゲームなどをしている子どもたちを見て,期待を持った人も多いと思います。「総合的な学習の時間」で行われる段階では,ネイティブの先生や地域の外国人の応援なども可能でしょうが,もし将来英語が教科として小学校に入れば,全国20000校以上ある小学校すべてにネイティブが入るとは限りません。主役は日本人の先生です。ただし,自治体によっては,独自にネイティブを多数採用しているところもあります。 私が感じる利点は,子どもに英語への親しみを感じさせたり,英語の音やリズムへの導入がスムーズになされること,単純に考えても英語学習期間が長くなるので,結果的に英語力が向上すると期待できること,などです。 問題点は,週に数時間しかないので,親が期待するほど子どもがネイティブ並みになるとは考えられないこと,英語を教えることなど夢にも思わずに小学校の先生になった人たちに負担が大きくかかること(しかも現場の先生への研修はそれほど充実しているとは言えない),ヘタすると中学校の学習の先取りになり,英語嫌いを早く作るはめになりかねないこと,などかと思います。 うまく行けば,良いことには違いありません。けれど,数年は混乱するかもしれませんね。個人的には,小学校英語の旗を振ってる人たちは,小学校側の苦労は知ってるのかとか,英語さえできれば国際人と思ってるんじゃないか,とかいろいろ思うこともありますが,長くなりましたので,ここで失礼します。
その他の回答 (2)
- cincinnati
- ベストアンサー率46% (606/1293)
1)誰もが英語を日本語と同じ様に喋れたら、これはすごい事になると思います。もっと早くこのようなシステムがなぜ出来なかったのか不思議です。利点や目的は言うまでもなく日本人とも外国の方とも同じようにコミュニケーションが出来ると言うことでしょう。日本人同士が日本語で意志の疎通が出来ない不利益を想像していただければ、英語で世界規模の意志疎通が出来る利益は計りしれません。 2)問題点は他の学科の授業時間が少なくなること、良い手本となるような優れた先生を確保するのが難しい事、子供の遊び時間が少なくなること。
お礼
明快で端的なご回答どうもありがとうございました。
- tamatamatamade
- ベストアンサー率19% (14/72)
(1)に関して。 私の時代は『読んで⇒書く』中心の英語教育を日本人英語教師から教わりました。 中高大と10年間英語を学び。得意な科目で読んで⇒書くのなら成績も優でしたが。 英会話は別物です。いくら単語。熟語。文法を知っていても、英語を話せません。 AIUEOの5母音以外の音が聞き取れないと、英会話は成り立ちませんので。 英会話の問題点⇒『LとR、BとV、SHとTH、の違いが聞き取れるか、否か』 これを早期解決策は、できるだけ早期に、ネイティブな英語を聞き入る環境作り。 私は大人に成ってからこの壁にぶち当たり、子供が同じ苦しみを体験しないよう、 子供向けアニメビデオで『日本語吹き替え版』と『メイン英語で日本語字幕付版』 の両方を購入し、『日本語吹き替え版』4回+『英語版』1回/3回+2回/1回+1回。 その結果。米英語ですが、ネイティブな英米会話教師曰く。私の子供は、私より、 ⇒『LとR、BとV、SHとTH、の違いが聞き取れて、聞き分けが出来てる』 でも勿論まだ、英単語の理解が少ないので、私を超えていませんが、いずれ・・・ (2)に関して。 当たり前ですが、日本語が正確に話せない人が、日本語を英訳出来ません。 英語を聞き取る耳が出来ても。論理的な英会話は、勿論出来ません。 (☆)最近はPC上でも、仕事上でも英語(米語)は避けて通れない時代です。 早期から小学生に、ネイティブな英米会話中心の語学教育改正は、大歓迎です。 (私の本音的には・・小学4年生では遅いと思いますが・・)改正=歓迎です。
お礼
早々にご回答をお寄せ下さり誠にありがとうございました。参考にさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
お礼
詳細なご回答をお寄せ下さりありがとうございます。大変参考になりました。今後ともよろしくお願いいたします。