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ブルターニュ文化の謎に迫る!フランス語訳の意味とは?
- ブルターニュ文化について調べているのですが、フランス語の訳を読んでいて意味がわからずに困っています。
- ヒイラギの説明や幻覚植物の文章には長文があり、どこで区切ったらよいか迷っています。
- また、きのこの説明に登場するフレーズ「Ayant la facheuse manie de pousser en cercle」の意味がつかめずにいます。
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森を愛した古代ケルト民族が、それぞれの木々にそれぞれ一定役割を付して arbre tutelaire としていたことに、思いを馳せながらの森林浴は,最高です。 ご質問に以下、順番にお答え致します。 ヒイラギ:此れはそのままの訳でなんら問題はありません。ヒイラギが時としてdiaboliqueの象徴とされていましたから。(なぜなら、冬に赤い実をつけることからです。無論それと反対に、冬に負けない生命力の強靭さの象徴であり、古代ローマのSaturnalesの収穫祭で利用され、それか今日クリスマスの飾りにへと伝承されています。) 次に、ヒイラギとカシワは、古代では形状が同じと看做されて混同されていたようで、そのラテン語が、どちらもIlexを利用されていました。正確にはヒイラギがIlex aquifoliumでカシワがQuercus ilex です。ですからimitationとの用語が用いられているのです。 補足ですが、ケルト語でヒイラギがTinne カシワが Duirでこれから、英語のdoorが派生してきたと伝えられています。これらoghamの分野に入ると又、ちっがた世界が見えてきます。 幻覚植物:この長文は動詞を見ると区切りが判明致します。幻覚症状に事例を幾つか並べているのですから。 Tout laisse a penser que cette croyance arrangeait bien ceux qui aaa) apres des exces de bouteille avaient du mal a retrouver leur logis et bbb) arrivaient en retard apres etre tombes dans le ruisseau ou ccc) se presentaient avec une veste enfilee a l'envers ou bien les sabots inverses これら三つの文がすべてceux(複数)を受けていますから、三人称複数の動詞がavaient ,arrivaient,se presentaient となっており、深酒で前後不覚、溝に嵌って遅刻、洋服や木靴をアベコベに身に纏う です。 最後はきのこ:このgerondifの役割は同時性、条件、譲歩などがありますが、ここでは理由と捉えて下さい。このきのこはles marasmes des oreades (詩的な訳では champignon des fees で、このような名称を知ると、食用にするのが、ちょっとためらわれます) 何でも円形にしてしまう性癖を持っているので~との訳です。 このきのこが、繁殖するとそのmyceliumが、風の影響も受けて、円形に繁殖し、それが草の栄養になり、ここの部分だけ、草の背丈が高く、妖精や魔女が踊っていた跡とする~ ankouのお話かと思いきや、植物にまつわるお話は 大変興味深く、森を散策している幻覚を感じました。
お礼
文法のみならず、背景も詳しく教えていただきありがとうございました。 お陰様で、自然との係わり合いを掴むことが出来ました。