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陽イオン(Mn2+)の分離…
実験を進めていくうちに、 ↓ 「… HNO3を加え、NaBiO3を加える。溶液が赤紫色になればMn2+ が存在する。…」という部分があるのですが、ここでいう赤紫のイオンは、過マンガン酸イオンということでいいのでしょうか??? ここにたどり着くまでの過程に ↓ (1)Mn2+ + S2- (加熱)⇒ MnS↓ (2)MnS + 2HCl ⇒ MnCl2 + H2S (3)MnCl2 + 2HNO3 (加熱)⇒ MnNO3 + 2HCl という操作を経た(はず)のですが、 2MnNO3 + NaBiO3 + ⇒ 2MnO4Na + 2BiNO3 + O2 という反応があって、過マンガン酸イオン(MnO4-)が赤紫で、Mn2+があったからこうなったんだーという説明でもいいのでしょうか??? 人並み以下の知識しかないので、化学に詳しい人いたら教えて下さいm(_ _)m
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noname#62864
回答No.1
赤紫色の正体はご想像のとおり、過マンガン酸イオンMnO4-です。 MnNO3と書かれているのは、Mn(NO3)2の間違いでしょうが、このMn2+がNaBiO3によって酸化されているのです。 ご存じでしょうが、KMnO4は強い酸化剤です。逆に言えば、その反応の結果生じるMn2+は酸化されにくいと言うことになります。しかし、ここで用いた、NaBiO3は強い酸化剤であるため、Mn2+をMn7+(すなわちMnO4-)にまで酸化できると言うことです。