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軍楽の歴史についての書籍・論文を探しています!

ヨーロッパの軍楽について調べているのですがなかなかその歴史が書かれてある本が見つかりません。 「日本の軍楽の歴史」や個別の軍楽隊についての歴史書などは見つかったのですが、ヨーロッパでどのように軍楽が導入され、変化していったのかという歴史が概説されている書籍がどうしても発見できなくて・・・。 ちょっとした事でも結構ですので何か情報をお持ちの方がいましたら回答をください。よろしくお願いします。

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回答No.2

フランスの事例ですと 古くから軍歌(le bardit)はありましたが、軍楽はルイ14世 Louis XIV (1643- 1715)が起源とされています。その時代の戦争国務卿 Francois Michel Le Tellier, marquis de Louvois ( 1641- 1691 )が軍隊の近代化を推し進めた際に、軍歌から軍楽への移行を同時に伸展させたとされています。太鼓、横笛、トランペット、などを用いて、軍隊にそれなりの指示を与える基礎を作ったようです。 その後、その流れを進めて、国旗を常に持ち歩くとか、楽器の種類を増やすことにより、戦争の場面だけでなく、市民を喜ばせるパレード等の際にも演奏されるようになりました。 こうして20世紀に入ると、各連隊に38人からなる楽隊が必ず配置され、楽隊の軍隊での地位も固まりだしました。ギャルド・レピュブリケーヌ(la Garde republicaine (France)が1934 年に、空軍音楽隊la Musique de l’Air が 1936に誕生しました。 多少なりとも、お役に立てれば、幸いです。

rokuen618
質問者

お礼

なるほど、フランスの軍楽の起源は17世紀あたりとそんなに古くないんですね。 勉強になります。 ありがとうございました。

  • ogura-an
  • ベストアンサー率59% (51/86)
回答No.1

フランスのギャルド・レピュブリケーヌなどはご存知ということですよね。 『音楽のヨーロッパ史』講談社現代新書 上尾信也著 ↓ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061494996/249-0103442-8269928 ご要望どおりではないかもしれませんが、「凱旋と祝祭」「戦争と音楽」などの章があり、レビューには「古代の軍楽から国家まで音の力が歴史を変えた!」とあります。何かの手掛かりにはなるかもしれません。

rokuen618
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 値段もそんなに高くないので買ってみようかな、と思います。 参考にしてみます。

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