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マイクロインジェクションとトランスフェクションの違いについて
マイクロインジェクションとトランスフェクション(リポフェクション)、どちらも遺伝子を導入する方法かと思うのですが、手法以外に違いがあるのでしょうか?トランスフェクションのほうがより定量的であると耳にしたのですがなぜでしょう? 素人質問で申し訳ないのですが、簡単に教えていただけないでしょうか?
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- Chicago243
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同様にレポーター遺伝子を入れ込む場合には、それぞれの間にどのような違いがあるのでしょうか? 違いがどう出るかという点ではあまりはっきりした答えは持ってません。マイクロインジェクションの場合すべての細胞に同じ割合で同じ量細胞に注入できます。トランスフェクションはそれをコントロールできません。ある細胞には両方はいってほかの細胞には両方ほとんど入らなくって、入っている割合にもばらつきがある可能性が捨て切れません(個人的にはあまり大きなばらつきはないと思ってますが)。 マイクロインジジェクションのばあい、導入する細胞の数に限りがありますのでレポーターの検出に必要量導入できるかがネックになります. したがってレポーター遺伝子を使う場合はたいていトランスフェクションを選択するのが現状だと思います。ただしこの辺はレポーターの性質にもよります。
- Chicago243
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トランスフェクションのほうがより定量的というのはあまり信ぴょう性がありません。 トランスフェクション(リポフェクション)は1000000個とか場合によってはそれ以上の細胞にいっきに遺伝子を導入することができます。 マイクロインジェクションは細胞を一個選んできて、それに注入して、また次に一個という手作業になるのでいっぺんにたくさん導入できません。トランスフェクションでは入りにくいとか、トランスフェクションによる細胞へのダメージや刺激を嫌ってマイクロインジェクションをすることはあると思います。 あとマイクロインジェクションはDNAだけでなくいろいろなものが導入できます。たんぱく質、DNAのアナログ、RNA、、、、、とにかく、細胞に注射するわけですからどんなものでもなかに入れれるわけです。トランスフェクションはDNAならDNA用の試薬が必要ですし、タンパクならそれ用の試薬を買わないといけないし、RNA用のものもありますが、入れる目的のものに対する試薬がない時はできません。いろんな物質のコンビネーションになると操作も複雑になりますし、マイクロインジェクションならどんなコンビネーションも混ぜて注入するだけでOKです。
補足
早速のご回答ありがとうございます。マイクロインジェクションのほうが様々な物質をいっきに導入できる、ということですね。 では、同様にレポーター遺伝子を入れ込む場合には、それぞれの間にどのような違いがあるのでしょうか?