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「お金がなくなればいいのに」という子どもの質問
12才の子ども(自分の子ではありません)ですが、ホリエモンなどのニュースに影響されたのか、「お金があるから、みんな悪くなる」「お金がなければいいんでしょ?」と聞いてきます。 お金が無くなれば困ることは目に見えてますが、12才の子にどのような話しをすればわかりません。 経済について、色々話してあげれば、なんとなくわかるかも知れませんが、「みんなが悪くなる」という、子どもらしい思いやりの気持ちも消したくはなく、また、その意見にも納得できます。 どのような話しをしたらよいと思われますか。 よろしくお願いします。
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ホリエモンや村上氏などのニュースは、「お金の儲け方」についての問題なんだと説明されては? ↓で、村上氏の問題をケーキに例えて説明しているのですが、これは結構上手い説明かも、と感じながら読んでました。 ご参考になれば幸いです。
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- eikowings
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子供に金融論を説明しても、難しいと思いますので、倫理を説いてはいかがでしょうか? 世の中には、一生懸命勉強して、世の中に役立つようなものを努力して作ったり、みんなが使ったら便利になるようなサービスを一生懸命考えたりして、そのようなサービスやモノを社会に提供する事で、お金を貰おうと考える人達と、法律を守らなかったり、ずるい事をしたり、多くの人たちを騙したりして、お金を真面目な人たちから、取ってしまおうと思っている人たちがいる。 お金があるから悪い事をするのではなく、悪い事をする人間は、お金が無くても悪いことや、ずるい事をする。人のものを取ったり、お店のものを取ったり、ゲームソフトを盗んだり、お金がなくなっても悪い事をする人は、無くならない。真面目に努力する事や、みんなが守っているルールなど、どうでもイイや!と思っている人たちだけが、あのような事を平気でやるんだよ!ぐらいに説いてはいかがでしょうかね。
お礼
ご返答ありがとうございます。
- kazuki1119
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こうゆう話はご存知でしょうか? 以下は第二次大戦中ドイツの収容所で観察された実話です。 収容所では、囚人にミルクや砂糖、タバコなどの物資が与えられます。しかしミルクが好きな人や砂糖が好きな人など好みが人それぞれです。ですから当然物々交換が行われます。しかし不便な事が発生します。 それはミルクが分割できない事です。本当は少しの砂糖が欲しい人でもミルク1本と交換しなければなりません。 しかし囚人たちはあるものを発見しました。 それは、『タバコ』です。 それで彼らは『みるく1本=タバコ6本』 『砂糖1袋=タバコ3本』 といった具合に決めました。これで彼らは欲しいものが欲しいだけ手に入るようになったのです。 こうゆう状況では、タバコの嫌いな人もタバコを持つようになります。そして収容所では物品交換所ができそこにタバコをもって行けばいつでも品物と交換できるようになったのです。 以上は偶然収容所に居合わせた経済学者が観察したものです。 誰もがお金を作るつもりでいたわけではありません。しかしこの牢屋の例のようにタバコ貨幣がなければ、もっと争いが増えたかもしれません。それは、うまく交換できないかれです。だからこそタバコ貨幣が誕生したのです。 これはすべての人に該当します。 ゲームソフトが欲しくてもこちらが交換に値する以上の物をもっていないかぎり永遠とゲームソフトは手に入れる事ができません。 しかしお金があれば、手に入れる事がよりやさしくなるのです。
お礼
ご返答ありがとうございます。 なるほど。 物々交換が、原始時代ではなくて、ほんの数十年前に行った話しですね。中学生くらいに受けそうな気がします。 興味深いお話を、ありがとうございました。
- daisyan
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昔々、お金はまだ誰も持っていませんでした。 みんなは欲しいものを物々交換で手に入れるしか方法がありませんでした。 一郎さんはお米を作っているので、それをお酒と交換したいと思いました。お酒をたくさん持っている二郎さんを探し出すことが出来ました。交換してくださいと申し出たら 二郎さんは小麦となら交換するが、お米はいらないと言いました。太郎さんは困りました。 お酒を持っていて、その上、お米を欲しがる人を探すのは大変な苦労です。(欲望の二重の一致) お家を建てることを仕事にしている大工さんは、お家を酒と交換しようと思っても、1軒の家をたくさんの酒と交換しても、置き場所もありません。 物々交換は大変不便です。お金があれば、お米や家を一度お金に換えておいて、後で欲しいものとお金を交換できて大変便利です。 人間はお金を交換の手段として発明したので、その後の生活が大変便利になりました。
お礼
ご返答ありがとうございます。 わかりやすいご説明をありがとうございました。
- yuki1992
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大人の経済観念と子ども経済観念の差だと思います。 価値観の差 ニュースに影響されたのなら 話すことよりも子どもに問いかけることが、大事だと思います。 どんな事でも良いです、例えばテレビを見ていたら(面白そうな番組だね、ところで、そのテレビどうしたの(誰に買って貰ったの)と問いかける 「答え」、お父さん お父さんは、大変だね、と問いかける そうする事で自然と物の価値観を考える様になりお金の大切さも理解 出来てくると思います。 何事も話すだけでは、伝わらない事がありますから問いかける姿勢が、 大切だと思います。
お礼
ご返答ありがとうございます。
- uc078
- ベストアンサー率22% (28/127)
お金って何?というところから考えると、 「モノの価値観を共通化するための基準/道具」という考え方もあると思います。 例として、「音楽CD1枚と分厚い本1冊だとどちらに価値があるか」だけだとよくわかりませんが、 「音楽CD1枚3,000円と分厚い本1冊3,000円だとどちらに価値があるか」にすると、そこに共通の価値観が生まれ 「同じ価値のモノだから交換しよう」ということになり取引(売買)が可能になります。 (上記はあまり良い例ではありませんが・・・・) で、ライブドアの場合は「この本は3,000円だけど5,000円と言って売ろう」とか 「こっちのCDは1,000円でそっちは3,000円だからこっちのCDを4,000円にして売ろう(そっちの3,000円はだまっておこう)」 などとやってしまったのですね。 こんな説明をすれば、「お金は必要で、悪いのは悪いことをする人」と 理解してくれないでしょうか? もし間違っていたら、ご指摘ください。
お礼
ご返答ありがとうございます。 大変わかりやすいご説明をありがとうございます。
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
>「お金があるから、みんな悪くなる」「お金がなければいいんでしょ?」 まったく、そのとおりじゃないですか。 生や欲に執着することが、不幸につながる原因だと感じて、釈迦が出家を決意したのは29歳のときだったといいます。12歳でそのことに気づくとは、賢いお子さんですね。エライ! しかし、ちょっと待ってくださいよ。そもそも「お金があるから」とは何を指しているのでしょうか。 「お金を所有するからいけない」のでしょうか「貨幣制度の存在がいけない」というのでしょうか。質問者さんの文面から察すると、前者のようにも読めますが、後者のようにも感じます。 前者であれば、 「お金はないと生きていけないくらい困ることになる。でも、そんなにたくさん持っていなくてもいいかもしれない。また、たくさん持っていても、正しく使えば、自分のためにも社会のためにもなる。」というのが答えです。 必要以上持たないという思想は自分のためだけに有効ですが、正しく使うという思想は社会的なものだということがポイントでしょうか。どちらが正しいといえる人はいないと思います。自分はどう生きるべきかということを考えて、大人になるまでに自分で選択しなさい、ということでしょう。 後者であれば、 「物々交換は大変な手間がかかる」というのが答えです。魚を獲ってくらす人が、テレビを買うのにトラック一杯の魚を電気店に持ってこられてもこまりますからね。 きっとこちらのほうのご質問ではない、と思いますが、前者であるにしろ「お金」の問題というのは、ここが原点だろうと思い書きました。
お礼
ご返答ありがとうございます。 子どもは、貨幣制度までは考えてないので、前者の考えだと思います。 おっしゃりたいことは、大人の私にはわかりますが、子どもには、???になるかと思います。
- mappy0213
- ベストアンサー率26% (1706/6353)
本来は物々交換で事足りればいいんですけどね その交換する物に変わるものとして登場したのがお金ですよね 12歳ということですのでお金や経済ってことを一緒に勉強すると言うか教えるというのもいいかも知れませんよ! お金が悪いんじゃないですそのお金を持つ人が悪いだけですからね 銃や火薬があるから戦争をする 火薬や銃をなくせばいいのにっていうのと同じもんですよ 銃がなくなれば猟できません 火薬がなければ採掘もできません ようは使う人間の問題です 昔から性教育とお金のことってタブーなところがあったのでいい機会だとおもいますよ!
お礼
ご返答ありがとうございます。 うーん。難しい話しになりそうですね…
- frisk_blue_love
- ベストアンサー率48% (141/293)
昔、砂漠の真ん中にオアシスがあって、オアシスの周りの村の人は幸せに暮らしていました。 ある日、北の村が「このオアシスの水は北の村の物だ」と言って水を独り占めしようとしました。 東の村は「そんな事言わないで、今まで通り仲良く水を分け合いましょう」と頼みました。 西の村は「そんな事を言うのは悪いヤツだ。やっつけてやる」と言って北の村を攻める事にしました。 南の村は「そんな事を言うなら、このオアシスの周りの土地は全部南の村の物だ。誰も通さないぞ」と柵(さく)を作って誰もオアシスに近づけないようにしてしまいました。水が自由に飲めなくなった村人たちはとっても困り、オアシスのために村々が戦いを始めました。 多くの人が傷つき、倒れ、そして死にました。その事を知った王様は軍隊を送って「このオアシスがあるから戦いが起こるのだ。このオアシスを埋めてしまえ!」と命令したので、オアシスは砂で埋められてしまいました・・・村々は仲良くなったでしょうか?いいえ、水が無くなったので北の村も南の村も東の村も西の村も全て滅びてしまいました。 オアシスが悪いのではありませんね、水は誰にでも必要なのです。悪いのは他の人の分まで自分の物にしようとする考え(欲)なのです。 お金も同じです。お金は必要なのです。悪いのは働けるのに働かないで自分のお金を増やそうとする人なのです。 こんなお話なら小学生でもOKでしょうか?
お礼
ご返答ありがとうございます。 とてもわかりやすそうです。参考になります。 また、最後には人の心について考えさせる結末になっているので、子どもにも、「お金が悪いわけじゃないのか」という印象を与えられそうです。
お礼
ご返答ありがとうございます。 おおー、これはすばらしい!! 話しの仕方を他にも変えられそうですし、算数の勉強から雑談としてできそうですね。