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「一つひとつ」とどうして前は漢字で書くのか?
よく文章を読んでいると、「一つひとつ」という表現のように、前の方は漢字、後の方はひらがなで書いてあるのを目にします。これはどうしてなのか、知っている方、ぜひ教えてください。
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良く似た言葉で、「ひにち」を「日にち」と書くというのがありますね。 とある国語学者のサイトに、以下のような記述がありました。 (引用開始) 現代の日本語の表記は、概念や内容を表す部分(=活用語の語幹・自立語)を漢字で書き、文の中での働きを表す部分(=助詞・助動詞など。接続詞も?)を平仮名書きするのが大体の傾向である。だから、書かれた文は「漢字ではじまり、平仮名で終わる」という目印を手掛かりに、より小さい単位に分けて認識されることになる。私たちは、その単位を(半ば以上、無意識のうちに)認識しながら読み進めている。 (引用終了) 漢字ではじまり平仮名で終わる表記が、日本語として読みやすいということのようです。 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/kini060.htm#4
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- eqw-102
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日にちを、日々にしたら、読める方がいませんでした。^0^; 「一つひとつ」 ここに注意を集中させる訳には行きません。 「短く。」 「振り仮名を宛ててやる。」 人間、後から読みに気がつくと、 「自分は小学国語も出来ない馬鹿である。」 こう思い、先へ行きます。 所が、前もって、「振り仮名を宛ててやる。」 と、(ひとつ一つ) 「この表記はおかしい。」 「国語がなっておらん。」 こう思うのです。 これが#2さんの、 >認識しながら読み進めている。 (ああ、ひとつ、ひとつか。) 逆の場合、 読み進む阻害が出るのです。
お礼
勉強になりました。ありがとうございました!
- shiokaze
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漢字かなまじりを基本とする日本語の表記には「こう書かかなければいけない」というきまりはありません。きわめて自由度が高いのです。 したがって、 A 一つひとつ B 一つ一つ C ひとつひとつ D ひとつ一つ どれでもOKです。 Aと書く人が比較的多いようですが、これはCのようにかなばかりだと読みにくい、と感じての配慮からでしょう。 ちょっと変わった効果をねらってDのように書くのもありですね。 要するに書き手それぞれの考えにしたがって、自由に書けるのです。英語や中国語のように文字が一種類の言語との大きなちがいです。
- chironero
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物事の表現は、その時の気分で変化するのは当たり前です。文章、音曲共に変わりありません。 学問は、はじめにあるもので無く、後から付いて来るものなのです。「一つひとつ」「ひとつひとつ」「1つ1つ」自由にお使い下さい。くだらない言葉を、くだらない人達が使い続ければ辞書に掲載される事もあります。
- geyan
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この質問に興味があったので調べてみました。 その結果、面白いことが分かりました。 新聞の記事や小説の中で、同じ人が執筆したと考えられる中に、 「ひとつひとつ」も「一つひとつ」も用いられれているのがありました。 また「一つ一つ」という表記も使われていることがありました。 あなたが書いておられるように「一つひとつ」という書き方が多いように思いますが、 結局はどの表記も使われていて、これだというのがないようです。 書き手が自分にはどの表記が、あるいはその文章の流れではどの表記が相応しいと考えるかで決めているようです。
お礼
そんなものなんですね。難しく考えてしまいました。ありがとうございました。
お礼
ちょっとむずかしめであるものの、とても参考になりました。ありがとうございました!