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中国語では甥=めい?
「漢詩入門」(入谷仙介)という本を読んでいたのですが、その中に非常に疑問を感じた一文があります。正確を期すため、引用します。(38ページ) 日本では姪の字をめいに、甥の字をおいに使いますが、中国では逆に姪をおいに、甥をめいに使う方がふつうです。 1.この文章は正しいのでしょうか。小さな漢和辞典をひいてみたのですが、「姪」の説明として「中国では自分の兄弟のむすめ」(←兄弟姉妹ではない)というように触れてあっただけでした。 2.正しいとしたら、どうして女偏の漢字で男性である「おい」を表すのでしょう。同じようにつくりが「男」でなぜ「めい」?どうも腑に落ちません。 3.正しくないとしたら……なぜそんな部分を間違うことになったのだろうと、それはそれで疑問を感じますが……。 もっとも知りたいことは1なので、その部分だけにでも答えていただければ嬉しいです。 2、3については他に似たような例でも、仮説でも思いつきでも、何でもけっこうです。 よろしくお願いします。
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香港人です。 (1) 自分の兄弟の息子・娘を姪と言います。 自分の姉妹の息子・娘を甥と言います。 姪/甥だけでは、息子・娘の区別がありません。 共通です。 区別したい時: 姪児、(広東語->)姪女、姪仔、 甥児、(広東語->)甥女、甥仔。 (2)姪は女辺になってるけど、無視してください。 もっと長い文書を教えてくれれば、詳しい解説を探します。 よろしく!
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- robokon_hk
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あっ本当ですね。 文書と入れましたね。 入力ミスでした。 ご指導、ありがとうございました! よろしく!
お礼
ご丁寧に返信ありがとうございます。 わたしも何度か香港に行ったことがありますが、旅行者として、漢字圏の場所は安心感があります。字の意味に違いはあったりしますけれど、いざとなれば筆談でいける!レストランのメニューも何となく雰囲気でわかる!という安心感。(略字体はお手上げなので、メニューなんかは英語併記が実は一番ありがたかったりしますが(^_^;)) しかし中国語の発音は難しいですねえ~。「ありがとう」と「こんにちは」くらいは現地語で言おう、というのが旅行中の努力目標なのですが、全然通じませんでした。音の高低?とか強弱?は、ガイドブックの一言会話文ではまったく歯が立ちません。手強い。 あー、また香港でお粥や点心が食べたいです。 日本語のお勉強、がんばって下さい。
- robokon_hk
- ベストアンサー率38% (28/72)
こんにちは。 姪は人へんのもあります。辞書によると、同じです。 本来は姪です。よく使っている方です。 息子でも娘でも女へんの姪でいいということです。 'もっと長い文書を教えてくれれば、詳しい解説を探します' →下手な日本語ですみません。'もともと「漢詩入門」にかいてある文書を教えてください'と言いたかったんです。 「日本では姪の字をめいに、甥の字をおいに使いますが、中国では逆に姪をおいに、甥をめいに使う方がふつうです。」ですね。 NO3さん書かれたように、多分本当にいろいろあるので、本を書いたその方も誤解したかなと思います。 よろしく
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 姪の方がよく使うんですね。多分本当にいろいろあるんですか……。 まあ、言葉のことですから、なかなか本の内容全てを無謬で書くというのも難しいでしょうが、こういう部分で「あれ?」と思うと、一冊全部の内容にそこはかとない不信感が漂います(^_^;)。 まさに「蛇足」の一文だったかもしれません。 ちなみに余計なことかもしれませんが、この文脈でお使いになるなら、「文書」ではなく「文章」の方が良いと思います。 ご回答ありがとうございました。
- lupinletrois
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おい・めいの定義は考え方・分類が違います。 いとこは、中国語では 16 に言い分けます。 ↓親族名称の比較 日本語・英語・中国語の順に http://www.sf.airnet.ne.jp/ts/language/kinship.html
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- takomari
- ベストアンサー率36% (1618/4451)
中国語では、甥は兄弟の息子はzhi(にんべんに至という字)子やzhi児、姉妹の息子は甥や外甥と称します。姪は兄弟の娘はzhi女、姉妹の娘は外甥女と称します。 なので、1は違うかな、と思いますが…姪に甥という字を使うということについてはあるのですが。 ただ、漢詩入門、ということで、漢詩と言うのは中国古語ですから、今の中国語とは違う使い方をする言葉もたくさんあると思います。もしかすると、その時代にはそういう表現をすることもあったのかもしれません。
お礼
興味深いご回答ありがとうございます。 表にして眺めてみました。……「外甥女」に違和感を持ちますねえ……。違和感ないですか? 専用の言い方のない、みそっかす扱い(変な言い方ですが)に感じます。男尊女卑の慣習から来たものでしょうか。「外甥女」で「姉妹の息子の娘」ならごく普通に納得出来るのですが。 外甥女ではなく、単独で「めい」に甥を使うのですね。 使っている人としては、疑問は感じないのでしょうか。疑問を感じないような歴史的な流れがあるのだろうか。 古語と現代語は違うという部分もあるかとは思うのですが、漢字が表意文字ということを考えると、女と男がそうそう混ざるというのも納得出来ないものを感じます。わたしにとっては、なぜ1+1が2ではないのかわからぬ、といったくらいの納得しにくさです。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ということはつまり、当該文章は誤りであるということでいいでしょうか。 中国語では「姪」という漢字は使われないのでしょうか。 だったらなおさら、当該の文章がなぜ書かれたのかがわかりにくくなります。あの文章を書くためには、「ふつうである」実例を目にしている必要があるはずですよね。人偏なら「おい」だろうと「めい」だろうと違和感はなくなります。 >もっと長い文書を教えてくれれば、詳しい解説を探します。 すみません、ちょっと意味がわかりませんでした。もっと長い文章というのが、引用文のことでしたら、豆知識的に挿入されている一文なので、関連する文はあれだけです。 ご回答ありがとうございました。