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funの比較級
Steveが恋敵であるAdrianを少し嫉妬しているところの会話です。 Steve: Maggie, how come you like Adrian more than me? OK, he's very good-looking, but so am I. Maggie: Adrian's very generous. He buys me fantastic presents. Steve: Aha, but did you know that I'm really rich? Maggie: Him too. He inherited a fortune from his grandparents. Steve: I'm much richer than him. I invested my money in the stock market. Maggie: Ah, but Adrian has a big advantage over you. Steve: Oh yaeh? And what's that? Is he more fun than me? Maggie: No,it's not that. He's single and you're not. ここで質問です。Steveの“Is he more fun than me? ”の部分で funは形容詞として使われているはずですが、なぜ比較級が“funner”とならないのでしょうか?それから、“than him”とか“than me”の形が現れますが、これは学校では間違いと教えていますが、会話では広く使われている形ですよね。しかし、明らかに目的格ではなく、“Him too”の“Him”と同じような用法だと思うんですが、こういう形は何と呼ぶんですか?また、最初の how comeはwhyとどのようなニュアンスの差がありますが?
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「Steveの“Is he more fun than me?”の部分で funは形容詞として使われているはずですが、なぜ比較級が“funner”とならないのでしょうか?」 ⇒ funner、funnestの形も「最近」の「話し言葉」では「ときに用いられる」ようです。 残念ながら私はnativeのような語感を持ち合わせていませんので以下に手元にある語法書などを参考にして考えてみます。 (1) この質問に対する教育的な回答としては、確かにご回答#1ということになるのでしょう。つまり、funはbe動詞などの後で用いられる「叙述用法」としてはあくまで不可算名詞であり、よって不可名詞であるがゆえにmore funとすることで、”より大きなfun”という意味にすると。(確かに、M. Swan(2005)”Practical English Usage”(3rd ed.、p.185)もこの立場のようです。) (2) しかし、現実的なfunの使われ方をありのままに見ようとする立場からするとfunが「叙述用法」の形容詞としても用いられているという見方も有力のようです。例えば、旺文社の『レクシス英和辞典』はfunに「口語」と断った上で、次のように記しています。「funは本来名詞なのでgreat fun、much funとはいえるがvery funとはいえず、比較級、最上級もない、とされてきたが、最近ではveryで修飾されることがあり、funner、funnestの形もときに用いられる」。 (3) ちょっと調べてみたところ、 (1) D. Bolingerは1972年の著書ですでにIt’s so fun. やIt’s very fun.の例を挙げているようです。 (2) また定評ある語法辞典”Webster’s Dictionary of English Usage”(1989)はfunの叙述形容詞としての確立の度合いについて、通常の補語の位置では形容詞か名詞かの判断はつきにくいが、ほかの形容詞とandやorで並列される例(例えば、It is challenging and fun for children.)などを挙げて、擬似的な叙述形容詞(quasi-predicate adjective)としてあらゆる文脈で確立しているという見解を示しています。そして我が国で最近出たばかりの小西友七編(2006)『現代英語語法辞典』(三省堂、pp.529-530)もこのWebsterの語法辞典の見解を紹介する形でfunの叙述形容詞を説明しています。 (3) 海外の新しいところではP. Peters(2004),"The Cambride Guide to English Usage"は"The very new comparative and superlative form of 'fun'(i.e. 'funner' and 'funnest') are of course strictly informal."としています。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 ちょっと訂正させてください >funner/funnestは使いたくないですね。 だからと言っても、これがどんどん前に前進して定着の道を進んでいるとも思います。 How funがその例ですね。 使いたくありませんね、と書くといかにも間違った用法だから、というようなイメージを与えるmassが、そういうイメージではなく、個人的に人によって使う表現と使わない表現はどの言葉であるわけで名詞だから使わないとか形容詞だから使うと言うような「選択方法」ではなく、ただ表現方法として私にはむいていないと感じるだけなのです。 >なぜfunner/funnestにしないかと言うご質問には名詞だからとしかいえません これは、ご質問には多くの人が名詞のように感じ形容詞のように感じない(文法的に選択するのではなく、感覚的にそう感じる)人はfunner/funnestと言う表現を使わないということであり、使う人は形容詞的に感じていると言うことです。 いろいろな文献でも分かるように、形容詞的に使われているのは昔からあります。 ただそれが「定着」していないまま今までに至ったということであり、アメリカの辞書や参考書でもはっきり名詞としか分類していない物もあり、形容詞的としても特別な形の部類に入れている物もある、と言う事は文法学者の間でも意見が分かれているということになるでしょう。 と言う事で、なぜ比較級にならないのか、と言う疑問から、どちらに分類すべきか、と言う話題になってくると結局「どちらでも使用法によって分類すればいいのじゃないのでしょうか」となり「この分類法にもいろいろな解釈のある話題である」と言う事でどうでしょうか。 これを書いているときに、日本語の「好きだ」と言う表現をも出だしました。 彼が好きだ、と言ったときに、「好き」の対象は「彼」でありそれは私の持っている感情、ですね。 では、これを「私」と「彼」と言う単語を使うと、私は彼が好きだ、となりますね。 そして、ほかの人が、あなたが好きなのは私よ、と言ったとき、「が」の使い方が変わり「好き」と言う単語がいかにも動詞として使われているように感じませんか? 好き、と言う好意を持つのは、今度は「あなた」になってきますね。 「彼ではなく私が好き」と言いたいのに日本語では「あなたが好きなのは」と言う表現をしています。 そうすると、「私が彼をすきなのよ」とわざわざ「を」を持ってきて「誤解のないように表現する」人も出てくるわけです。 文法的は間違っていると言えるでしょう。 しかし、フィーリングとしてはっきり何が何をを言う主語と目的語を表現させる「技」が日本語にも存在するわけですね。 very fun, funner, funnest, how fun, などauthdoxな表現方法ではないとしても、その使い方によっては、使う人のフィーリングが良く出している・出ている表現だともいえるわけで、文法学者が、それはいかん、と言う事ではない、と私は思うわけです。 この「好き」と言う表現において、外国人はこれを理解するのは非常に難しいと思います。 しかし、この表現を日本人はネイティブとしてまったく問題なく理解します。 動詞なのか形容詞なのか考えていませんね。 そして、これを討論する文法学者からしてみれば、今回のように「意見が分かれる」所ではないかな、と思いましたので、その例として書かせてもらいました。 最後に、英語ではなくこれが日本語の課題であったら、国語カテでは日本人同士で現実どのような「討論」「質疑回答」がなされただろうか、と一瞬考え込んでしまいました。 英語だから、と言う姿勢がなぜか表れているような気がしました。 興味深いご質問に参加させていただきありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 >「私が彼をすきなのよ」 間違っていないですよ。日本語の「が」は英語の強調構文で近いニュアンスを表せると思います。 私は彼が好きだ。→It's him that I love. 私が彼を好きだ。→ It's me that love him. ところで 厳密には日本語の「好き」は形容動詞の語幹になりますが、そんなことを意識している日本人は少ないでしょう。
- anapaultole
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funは形容詞として辞書にあり、対応する仏語は marrant rigolo drole を掲載中。 又、別の下記の辞書ですと比較級、最上級として funner . funnest と記載中。 http://www.ultralingua.net/index.html?action=define&sub=1&searchtype=stemmed&text=fun&service=english2english まさに生々流転。 追伸:文法、用法も大切です。でも最後のMaggieの言葉が両国の恋愛感を暗示する構成とか、このテキストはfunであり、筆者のfanになる。
お礼
回答ありがとうございます。 La phrase dont il s'agit est traduit “Est-il plus amusant que moi?”dans mon livre. A propos le mot “fun”a ete importe au francais. funnerの形もあるんですね。
補足
funを名詞として捉えるなら more funは plus d'amusementと考えればいいですよね。そう言えば 英語では more ofという言い方はしませんからね。
- Ganbatteruyo
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Gです。 最後に書いてからやはりこれって「英語は生きているんだな」と思っています。 文法がどう解釈するか私には関心がありません。 (こちらの学校で痛い目にあっています) しかし、フィーリングとして「用法」「使い方」には非常に興味があります。 Funが形容詞として使われるのは名詞と名詞を一緒に使って、最初の名詞が形容詞のように使われるときがありますね。 attributive と言う表現をしますが、fun time, fun place, fun guyと言う感じですね。 そうすると、頭の中ではfunは形容詞のように「感じる」のです。 そして、He is funのように、myrtille55さんがおっしゃっているように、「区別があいまい」になるわけです。 文法学者が分類に苦労しているのではないかと思います。 (私は区別しようとするからこういうことになる。 墓穴を掘っている、とまでは言わないですが、かなり近いフィーリングを持っています) そして、フィーリングから作られる手順をする言葉として、形容詞と感じるこのような単語は必然的といっても良いほど、funner, funnestと言う表現を使う人が出てきてもおかしくないのではないかと思うのです。 この表現を聞くと私には非常に幼稚に聞こえますが、こういう言い方をしない人はいないとは断言できません。 よって、How fun,,,,,?と言う表現もかなり定着してきていると思います。 完全に定着しない時代には当然ながら批判する人も「自分なら使わない」と言う人も出てくるわけです。 つまり、人によって、定着していると感じる人もいるし、まだ(文書には)使わないほうが良いな、と思う人も出てくるわけです。 私が思うには、fun timeとしての形容詞的使用は定着しているわけでまったく問題のない表現だと思いますが、funner/funnestは使いたくないですね。 だからと言っても、これがどんどん前に前進して定着の道を進んでいるとも思います。 How funがその例ですね。 と言う事で、なぜfunner/funnestにしないかと言うご質問には名詞だからとしかいえません。
お礼
2度目の回答ありがとうございます。
- jayoosan
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I think that the phrase quoted is about the comparison between two adjectives. と言い切ってしまっていますが、それはその例文がそうであるだけど、解説の概略をみると形容詞の比較には限っていないと思いますよ。 >more、less、better、sooner、longer、furtherなどの比較級は他の語句と結びつき、いわば慣用句となって「様々な」意味を表します。 「」は私がくくりましたが、他の例文も参考にしてみてください。 あと日本語で返礼しましょうよ。 ここのマナーでも英語で返事して削除された例はあります。まあ一部でも日本語があるので、ここでは削除されないでしょうが、マナー違反らしいですよ(私は英語での質疑回等もいいとおもうのですが。)
お礼
すみません。コメントが日本語よりも英語が先に浮かんだもので。というか、ホントは日本語が先に頭に浮かんだんですけど、がさつすぎるというか、方言も混じるというか。英語の方がクールに表現しやすいときもあるんです。
- jayoosan
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疑問点は、 ・比較級は語尾に -erをつける。長い単語(もしくは音節の長いもの)は、頭にmoreをつける ・比較級は 形容詞・副詞の原級 -er+than もしくは more+形容詞・副詞の原級+than のどちらか という原則に当てはまっていない。ということでよろしいでしょうか? そういう疑問という前提でレスしますと、その文は上記の、一般的な比較級文というよりも、rather(むしろ)のニュアンスも表す特殊構文もしくは慣用句(一般的な言い方)だからではないでしょうか。 下記の ----------------------------- (1) moreに関するもの ----------------------------- の ----------------------------- (b) more(=rather)+原級「(・・・よりは)むしろ~」 He is more lucky than clever. (彼は利口だというよりはむしろ運がよい) ----------------------------- に該当する用法だと思います。 「むしろ~」のニュアンスを表す慣用句だと考えると、ご質問の例文にも合わないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 I think that the phrase quoted is about the comparison between two adjectives.
- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! >funは形容詞として使われているはずですが、なぜ比較級“funner”とならないのでしょうか? 比較級にならないのは単に形容詞ではないからなんです。 He is fun.と言う表現をよく聞きますね。 この表現だけを見ると何か形容詞のように思えます。 私もそう思いますよ。 しかし、実際はこういうことなのです。 誰かがこの単語は名詞だからmore funにしなくてはならない、と言うことではないのです。 一音節なのにfunnerとならない・しないから文法学者は名詞であるとしなくてはならないのです。 では、フィーリングはどうかと言うと、日本語の「面白い」「楽しい」と言うフィーリングではないのです。 楽しませてくれるもの、面白いと感じさせてくれるもの、と言う非加算名詞で抽象的な名詞なのです。 >それから、“than him”とか“than me”の形が現れますが、これは学校では間違いと教えていますが、会話では広く使われている形ですよね。 この間の質問では「すでに間違いとはされていない」と情報が書いてありましたので、私も間違いだと過剰言動はできなくなっています。 <g> >しかし、明らかに目的格ではなく、“Him too”の“Him”と同じような用法だと思うんですが、こういう形は何と呼ぶんですか? 分かりません。 meの持つ、目的格的意味合いだけでなく、自分と言うもの、と言う名詞的に使われている単語と私も見ます。 よって、Me, too. と言う使い方も、だれ?と言われて、Meと自分を指差すことができるわけです。 >最初の how comeはwhyとどのようなニュアンスの差がありますが? WhyもHow comeも理由を聞いていますね。 How come?はWhy?と同じフィーリングで使われます。 ほとんど私にはその違いを「ただ砕けている感じだな」と感じるだけです。 しかし、使い方を違いの中に入れると、日本語の~ですか?の「か」と同じように、普通の文章(肯定文でも否定文でも)の後ではなく英語では前につけるだけで文章となります。 ここから「砕けた」と言うフィーリングを感じるのかもしれませんね。 また、Why not?と言う一般的とも言える表現はできますが、How come not?と言う表現をする人はあまりいないのではないかな。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
回答ありがとうございます。 名詞も形容詞もbeなどのlinking verbを伴って述語になり、一応不定冠詞の有無が目安にはなるんですが、 区別が曖昧になることがありますね。
- moguyan
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>funは形容詞として使われているはずですが fun自体は名詞です。その証拠にvery funとは言わないでmuch funとかgreat funと言いますし、How fun!ではなくWhat fun!と言います。much funの比較級がmore funとなります。 >、“than him”とか“than me”の形が現れますが、これは学校では間違いと教えていますが 今の学校では間違いとは教えていないと思います。20~30前なら別ですが。than meはthan Iともに正しい英語です。正しいどころかたぶんthan meの方が自然な英語です。このときthanの扱いは接続詞ではなく前置詞となります。 >how comeはwhyとどのようなニュアンスの差がありますが? whyできくと場合によっては「どうして~するのか」という詰問調になることがありますが、how comeはそのようなニュアンスがなく純粋に理由を聞くときに使います。
お礼
回答ありがとうございます。 ということは more funのfunは形容詞になるんですね。合点です。 This text is quoted from a book of leraning English for French-speakers.
お礼
回答ありがとうございます。 このfunという単語は日常会話では非常によく使われる単語ですが、私は学校では習わなかった単語です。 そう言えば very funは私も聞きませんね。