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木材から、、
ヘミセルロース成分を抽出したいのですが、リグニンが邪魔になってなかなかうまく抽出されませんよね?? で、リグニンを除去しようといろいろな処理(爆砕やアルカリ、高温・高圧など)を施すと、肝心のへミセルロース成分が分解なりしてしまって、ダメですよね。。。 どうしたらいいのでしょうか? ちなみに使用木材は針葉樹を考えております。マンノース、フルクトース、グルコース、ガラクトースが欲しいのであります。。。 どなたかご教授ください!宜しくお願い致します。
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こんんちは 何度もお邪魔して申し訳ないのですが、ちょっと気になったので、再登場です。 マンニトールを特異的に食べる、または他の糖質では生育が良くない、この 微生物を培養することで有用な生理活性物質を大量生産できるなどという場 合ならば、マンニトールを製造して使うことも考えられますが、それほどで はないなあらば、手間とエネルギーがもったいないと思います。 ヘミセルロースを取り出して加水分解して分離精製して水素添加して、また 混合して与えるというのは少々無駄が多い感じがします。 なにかがヒントになるかもしれませんから、関連しそうなことを書いてみますね。 放線菌などはヘミセルロースを加水分解する酵素をいろいろ持っているよう ですから、糖質を得るならば利用できるかもしれませんね。ヘミセルロース を取り込める微生物はいませんから菌体外酵素です。 キシロースを食べなくてもキシリトールなら食べやすいという、酵母かクロ ストリジウムだったか、、、微生物がいたように思います。 グルコースを食べない微生物はいないでしょうね。 木材の有効利用でしたらセルロースとリグニンも一緒に有効利用するほうが 喜ばれるんじゃないでしょうか。
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- Bubuca
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こんにちは マンノースの還元の話をしてらっしゃる方ですね。 こちらでもおじゃまします。 ところでヘミセルロースが欲しいのですか、それとも少糖類、単糖類が欲し いのでしょうか? それとも針葉樹であることが重要ですか? ヘミセルロースは骨格のリグニンとセルロースをつなぐ役割をしているので、 壊さないで取り出すのは非常に難しいです。蒸煮や爆砕は比較的いい方法だと思います。 パルプ製造工程の蒸解液から取り出す方法もあります。 カラマツのアラビノガラクタンは木紛を水に漬けておくだけでとれます。 しかし、単一樹種に全部の種類を求めるのは、どうでしょうね。 木質材料の有効利用という観点ならばわかるのですが、通常は欲しい物に合 わせて原料を選ぶのがいいと思います。 キシロースはトウモロコシの芯や綿実殻に多く含まれます。 マンノースでしたらこんにゃくやココヤシなどに多いですよね。 グルコースはセルロースや澱粉の構成成分です。 フルクトースはキクイモのイヌリンの構成糖です。
補足
おおおおおお、、ありがたき幸せ!!!111 実は木材有効利用という観点で、木材から糖を抽出して、それをもとに微生物を培養しようかな~なんて考えておりまして、、 Bubuca様の回答にはただただ頭が下がる想いでいっぱいであります。 針葉樹に着目したのは、用いる微生物がキシロースをあまり食べず、マンニトールやグルコースを食べる特性があるので、針葉樹へミセルロースの成分であるグルコマンナンを抽出して、そこからグルコースとマン二トールを作り出せないかなって考えで、、、浅はかなぁ。。。 あとフルクトースもよく食べるみたいなので、キクイモのイヌリンというものについてちょっと調べて見たいと思います。 未熟な私めの質問に何度も回答いただき誠にありがとうございます。
補足
う~ん、やはり木材を有効利用するのは難しいんですかね、、 私が用いている微生物はフルクトースも食べるようなので、木材はすっぱり諦めて、イヌリンについて調べて生きたいと思います。 私の稚拙な質問に何度も回答いただきありがとうございました。