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木材

木材 硬い木は長持ちでやわらかい木は耐久性が短いのでしょうか 見た目で判断,切って判断,材木の名前で判断,品質のよい木とは 何で見分けるのでしょか。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kinoki1
  • ベストアンサー率51% (37/72)
回答No.5

どんな木材も圧縮するとすべて比重は1.5になります。つまり木材の重い・軽い、硬い・柔らかいは、木の中の空洞が多いかどうかです。 木材が生きているのは丸太で輪切りをした時に周辺部の白いところだけです。その部分が養分や水を通しています。木材の中の部分は色がついています。ヒノキであればピンク色、黒檀であれば黒い色、これらは木材が細胞としては「毒」を溜め込んで死んでいる部分です。その毒の色が木や産地によって異なり、木の雰囲気を醸し出しています。ただこれらの毒は人間に悪い毒ではありません。木材の大敵、腐朽菌に対して有効なだけです。木によってはその成分が喘息を引き起こすこともありますが、有機物ですので、体に蓄積して害をなすような毒ではありません。 直径が3mの木でも生きている色の白い辺材部分は皮に近い数cmだけで、残りは色のついた芯材と呼ばれる毒の部分です。人間で言うと木は小学生だけが働いていて、中学生になると体に毒を溜め込んで人柱になって木をささえるだけのために働くと言う「けなげな」生物です。 熱帯雨林では腐朽菌の勢力が強いので、いきおい、木も対抗処置として毒をしっかり溜め込みます。そのため熱帯雨林の木は色も豊富で雰囲気があり、腐りに強く、多くの木材が家具や高級内装材に使われます。チーク、黒檀、ローズウッド等々です。 それに対して北欧やソ連の木材は腐朽菌が繁殖できない寒さなのであまり腐朽対策はしていません。かくて芯材はあっさりした白いものが多く、性質もおだやかで使い易いですが、こと腐ることに関しては非常に弱い性質があります。 針葉樹はまっすぐに育つ性質があり、まっすぐ⇒すぐい⇒すぎ⇒杉となったぐらい建築に的しています。さらにのこぎりがない時代はくさびを打ち込んでいけばパリッと割れてくれるので、鎌倉時代に縦に切断できるのこぎりが発明されるまでは建築には針葉樹しか使うことができませんでした。 今でも住宅の柱や梁は針葉樹です。安くてまっすぐで軽くて加工しやすいですから。 これに対して広葉樹は針葉樹から進化した木材です。葉が広いので太陽エネルギーを効率的に集めることができますので、木材を硬くすることができます。さらに腐朽菌対策の毒を製造して体に溜め込むこともできれば宣伝広告費として果実を作り、動物に食べさせて子孫を増やすこともできます。 しかし、人間と一緒で木も進化の過程で色々と変化をしましたので、例外があります。例えば上記の説明によれば広葉樹は硬い木のはずですが(英語では広葉樹のことをハードウッドと言います)、ホームセンターで販売しているパルサ材は世界で最も柔らかい「硬い木/ハードウッド」です。針葉樹は耐朽性がないのかと言うと、レッドシダーはカナダの寒いところに生えていますが、デッキにも使われる耐朽性のある木材です。 以上のとおりです。金属のようにこれはこれの性質と言い切れないところが生物としての木ですが、原則はこれまで説明したとおりです

参考URL:
http://www.wood.co.jp/
habataki6
質問者

お礼

皆様のご意見はとても参考になりました ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • OldHelper
  • ベストアンサー率30% (761/2514)
回答No.4

人 筋骨隆々の人は長生きで、細い人は短命なのでしょうか 良い人とは何で見分けるのでしょうか。 と、書き換えてみたら、あなたの質問の陳腐さがわかりますか。 木材にはいろんな種類があって、目的に応じて使い分けるものです。 適材適所に使われた木材は、良い品質を発揮し、維持するのもです。 使い分けるのは人の知恵です。

habataki6
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • gisahann
  • ベストアンサー率37% (973/2616)
回答No.3

それぞれの木の特徴(加工材としても)は、経験者なら既に承知のはず。 個々の使用目的に合った条件にかなうもの、それが一番の選択です。

habataki6
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#153814
noname#153814
回答No.2

最近知ったのですが、松で50年持つのなら、杉なら70年持つそうです。 松のほうが硬いので持ちそうですがねぇ。 乾燥がいいのではなんて言っていました。

habataki6
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.1

「桐」の箪笥は高級品と言われるけど、これは柔らかい木だね。 温度伝えにくいし、吸湿性が良いし、難燃性(だったかな?)で、着物などを入れるのに向いている。 「桐」の木は生長早くてすぐに大きくなる。 でも、曲がったりしない真っ直ぐで、節などない家具向けの物を選んでいくと高くなる。 用途によって樹種も変わるし、求める内容も変わってくるんで、オールマイティに品質の良い木ってのは無いんじゃないかな? 耐久性は、そりゃ硬いほうが磨り減りにくいんで耐久性は良いと、いえるんだろうけど、漆器なんかはそれほど硬い木は使ってませんよ・・ 加工しにくくなるんで

habataki6
質問者

お礼

ありがとうございます。

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