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糖質の代謝について
単糖類・二糖類・多糖類は最終的に小腸もしくは、小腸にいたるまでに種々の糖質分解酵素(サッカリターゼ)によって単糖類((1)グルコース (2)フルクトース (3)ガラクトース)に分解される ↓ 小腸の粘膜を通って吸収され、門脈を通って肝臓(肝細胞)へ至る ↓ 肝細胞で(2)(3)は酵素によってグルコース(ブドウ糖)に変換される 血中のブドウ糖濃度が低下すると肝臓から供給され、増加すると肝臓はグルコースを取り込み貯蔵する 肝臓中の過剰なグルコースはグリコーゲンとなり肝臓に貯蔵され、血ブドウ糖濃度が低下したときにそれを補う 質問(1) 上の文章はあっているか? (2) 血中ブドウ糖濃度の正常値は? (3) 肝臓に到達する前に血中ブドウ糖にはならないのか? (4) オリゴ糖とはなにか? (5) 乳酸(疲労物質)もエネルギー源となるのか? よろしくお願いします!
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- 150majesta
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自分の勉強不足だとは思いますがサッカリターゼというのは聞いたことがありません。 (1)まず糖質の代謝ですが、全細胞で行われています。そうでなければ細胞が生きていくことができませんね。単糖のGalとFluは肝臓や小腸でカイネース(キナーゼ)により代謝を受けそれぞれ1-phosphate、6-phosphateの形になります。これはGlcの解糖系の中間体であるためそのままTCAサイクルに入りエネルギーを産生します。そしておっしゃる通り、余分なGlcは肝臓でグリコーゲンとして貯蔵します。しかし動物の場合、グリコーゲンの貯蔵量には限度があります。その限度を超えたものに関しては、中性脂肪として蓄えます。グリコーゲンはすぐに糖に分解されますが、中性脂肪は糖にはなりません。これは解糖系、TCAサイクルにおけるある酵素が不可逆反応だからです。なかなか痩せないのはこのためです。 (2)70~110mg/dl (3)肝臓にはGlcの形で入ります。 (4)オリゴ糖は確か2~8程度の糖質分子です。2~5だったかな・・・。 (5)乳酸は糖新生によりGlcになります。つまり形を変えてエネルギーになります。 余談ですが、なぜ過剰なGlcをグリコーゲンに変えて貯蔵しなければいけないかというと、浸透圧の問題点があります。浸透圧は分子数に比例するため糖分子が高濃度で存在すると細胞が壊れてしまうのです。そのために連なり浸透圧の上昇を防いでいるのです。 こんなところでいいでしょうか。もちろん完璧な答えではありません。以下に人たちに訂正をお願いしたいと思います。