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糖の分析をLC/MSで
海水中の単糖類の分析をLC/MSで行いたいと思っています。現在、アミノプロピルカラムで標準試料(水/アセニトのみ)を測定を試みています。分離しようとしている成分は、フコース、ラムノース、リボース、アラビノース、キシロース、マンノース、ガラクトース、グルコースです。同じ質量数の物質が全て分離できない状況です。分離する方法の良い知恵はございませんでしょうか?予想でも構いません。 LC/MSを用いている理由は、RIが無い、目的試料が海水のため乾固濃縮が困難で、GC誘導体化が難しいのではと考えているからです。また全く別の方法のほうがよろしいのでしょうか?よろしくお願いいたします。
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海水中に含まれる糖類の濃度を考えると、LC/MSしか選択肢はないと思います。感度の低いRIでは分析は不可能です。 LCの条件は以下に詳しく述べられています。 http://www.an.shimadzu.co.jp/support/lib/lctalk/49/49intro.htm 分離条件に、特に問題はなさそうです。 また、固定化レクチン(ConA など)を使って糖類を濃縮すれば、電気化学検出器なども使えるかもしれません。
お礼
やはり今の条件でシステム上の注意を行ってやっていくのが良いのですね。自信がなかったので助かりました。固定化レクチンについては勉強してみます。面白そうな情報ありがとうございます。