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『源氏物語』の原文に多数ある[御]の読み方

『源氏物語』の原文を速く音読するトレーニングをしているのですが[御]が多数でて参りまして、その都度、正しい読み方に迷うことが多く、困惑しています。正しく読むコツをお教えください。 ご回答は『源氏物語』の研究者か古典文の愛読者に限定します。 他の人はご遠慮ください。お互いの時間のムダになります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.2

基本的には、  やまとことばは「おほん[ohom]」か「み[mi]」、  漢字の字音語は「ご[go]」、 になります。(現代語も同じですよね) やまとことばは「おほん」と読む場合が多いのですが、御息所のように決まって「み」がつくことばもいろいろあります。「御心」「御子」「御局」「御蔭」など。 「ご」と読むのは「御覧ず」(もっとも、これは「御」+「覧ず」ではなく「御覧ず」一語とされていますが)や「御本性」などがあります。 ↓のサイトを参考にされたらいかがでしょうか。 本文とローマ字の両方がありますので音を確認することができます。

参考URL:
http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/
scats
質問者

お礼

ありがとうございます。 助かりました。

その他の回答 (1)

  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.1

御禊(ごけい)、御衣(おんぞ)などの特定の語を除いて、 「御○○」というときの「御」のかな書き表記例は「おほむ」または「おほん」です。 現在、古典を音読するとき、語頭意外に位置する「はひふへほ」は「ワイウエオ」と読みますから、「御」は「オオン」(実際には「オーン」も可)と音読することになるでしょう。「オン」ではいけません。 例の「いづれの御時にか」の部分について、岩波書店の「日本古典文学大系源氏物語一」の注を見ると、   「御時」は「おおんとき」と読む。 とあります。

scats
質問者

お礼

明解なご回答、誠にありがとうございました。

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