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自分が発音できない音は聞き取れない
よくリスニングの仕方を解説した本などにはそのように書かれています。前々から疑問に思っていたのですが、これは学問的に根拠がある説なのでしょうか? また、どうして自分で発音できないと聞き取れないのでしょう?
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Gです。 こんにちは!! これはもう間違ったたわごととしか言えないでしょう。 1)実際に初心者と言われる人たちが経験している事、 2)そしてまったく聞き取りに問題ない英語圏ネイティブでない上級者に起きがちの事をまったく無視した解説です。 Thank youと言われて「聞き取れない初心者」はいるでしょうか。 しかしThank youと発音できない人はいますね。 I live in USAとゆっくりでも言われたとき聞き取れない初心者も少ないでしょうね。 しかし、liveをちゃんと発音できる人はもっと多いでしょう。 つまり、聞きなれた表現は「文章の全部を聞かなくても理解できる」と言う人間の能力を使えるからなのです。 日本人が聞きにくい携帯の電話でも一応言っている事は分かると言う事の証明にもなります。 では「まあまあ聞き取れるんだけど、言うとなるとちゃんと使われている表現を言っているのに俺の発音が悪くて分かってくれないときがある」と嘆く留学生もいますね。 発音すると言う事は、その音をネイティブと同じ発音の仕方をして同じ音を出す、と言う口の中の作業ですね。 仕方は分かっているけど、とか、先生が間違った仕方を教えてくれた、と言う理由で「分かってくれる」発音が出来ていない、と言う事もありますね。 しかし聞く方はどうでしょうか。 音を聞いてその音のつながりで文章を思い浮かべる事が出来、そこから文章の意味合いを理解する、と言う方法を無意識にしているから聞き取れるわけです。 しかし、音は分かっても知らない単語や、早すぎて聞き取れない文章や、表現自体を知らないときも理解できないですね。 これらの事をどうやって結びつけて「自分が発音できない音は聞き取れない」と言う事ができると言うのでしょうか。 このせりふをもじって「自分が理解できていない事は解説できない」と言う人は一人や二人だとは思いません。 (私が言うとは限りませんが) そしていろいろな種類のコミュニケーションにまったく問題ない「外国人」が訛りを出してしゃべると言う事はこれを言う解説者はどう説明すると言うのでしょうか。 もしそうであれば、イギリス人やオーストラリア人等はもっと英語の発音を身につけなくてはいけないと事になってしまいます。 <g> (半分嫌味たっぷりの冗談です) しかし、発音を勉強すると言う事は聞き取れる手助けはするようになる、と言う事は超初心者に対してはいえると思います。 だからこそ私は中学一年のときにちゃんと発音記号と発音方法を教え「通じる発音」だけでも教えるべきだ、と力説する私がいるのです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
その他の回答 (13)
No.7です。本の例を紹介くださってありがとうございました。 なるほど… 発音できれば聞き取れる、というのはそうだろうなと思います。 No.10さんがおっしゃるように本のタイトルや売り込みには強調したタイトルを、著者でなく編集者や出版社の意向で付けることがあるので、そういうこともあるのかもしれません。 英語学習以外の本でもそうですけど、英語だと『英語は絶対勉強するな』というシリーズがありますよね。 中身をパラパラ立ち見したら、効果的な習得方法(勉強方法)が書いてある本、という印象を受けました。 質問者さんが見たような本も、タイトルは強調ぎみで、中身はタイトルほど衝撃的ではないのかもしれません。 それと、私は「聴けるようになるのが先」と書いてしまいましたが、必ずしもそうではないなと反省していたところ、No.8さんの書き込みを拝読しました。 私もそういう感じはあります。 でなければTOEiCのリスニング練習CDを何度聴いても「うーん、わからん!」なんてのはないはず(笑) 話が外れますが、聴けなくても発音するときは区別しないといけない、というのはありますね…自分には分からない・分かりにくいが、相手は判別する。ネイティブスピーカーなら。 LかRか違うだけで違う意味になっちゃう単語もあるので。
- Chicago243
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自分が発音できない音は聞き取れない この意味をもうすこし拡大解釈するとどういうふうに発音されるか分からないと聞きとれないと言うことになると思いますがいかがでしょうか。
- minirose
- ベストアンサー率14% (23/154)
>自分が発音できない音は聞き取れない そういうこともあるわ! だって、 自分で発音できる音も聞き取れない人っているもん♪ 別に排他的な論理じゃないでしょ! つまり、「自分が発音できない音は聞き取れない」=「自分が発音できる音は聞き取れる」ってつながる論理的な根拠ないでしょう。 だから、「自分が発音できない音は聞き取れない」だけで「間違い!」って主張するのはどうかな? 飽くまでも、「自分が発音でき無い音は聞き取れないが、自分が発音できる音は聞き取れる」となっていれば、きちんと議論できるけど、そうじゃない中途半端なものを勝手に推測させるところがうまくできているのかな?皆、それに反応しちゃったからね♪
- kasaharasingo
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「聞き取れない音は正確に発音できない」なら正しいと思いますが・・・・ Rをうまく発音できないアメリカ人がいるそうですが、そういう人でも相手のRの発音は聞き取れると思います。質問者さんの言う説は必ずしも正しいとはいえないのではないかと考えています。
- genmai59
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よく言われるのは、「自分で発音できれば、聞き取れる」だと思います。リスニングの練習というと、みんな聞くことばかり熱心にしがちですが、音読などスピーキングの練習をすることによって、リスニング能力もあがります。 お礼であげておられる本は、中身を読んでいないので何とも言えませんが、本を売るためにインパクトがあるタイトルを付けただけかもしれません。「発音できれば聞き取れる」と「発音できない音は聞き取れない」は、厳密には違う意味ですが、後者のほうがインパクトがあるので、本を売るためには好都合だろうと思います。書籍のタイトルを付けるときには、そういう小ワザがよく使われます。
- mota_miho
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ご質問に対する答にはなりませんが、 「発音ができるようになるとリスニング力がつく」。このことは、私自身、実感しています。 個人的な話ですが、長い間英語を勉強してきたのに、ある母音の発音ができていなかったことに、ある時(テレビの英語教室番組をなにげなく見ていたとき)、偶然気づきました。それからその母音をふくむ語の発音を徹底的に直すことをしました。そして、その結果だと思うのですが、リスニング力がおおきく向上している自分を発見したのでした。 ですから、リスニング力を伸ばすために、「英語の発音を勉強する」というのはいい方法だと思います。超初心者でないひとにも大変有効だと確信しています。 (「自分が発音できない音は聞き取れない」に同意しているわけではありません。念のため)
- hakkoichiu
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未だ修行中の身ですが、別の角度から一言。 私はRとLが発音できますが、映画や歌の中のR、Lの発音が厳密には聞き分けられません。 既知の言葉なら判断出来ますが、それは頭の中の知識のひきだしから出してきているに過ぎません。 特にLの次に母音が来る”Golf"、”Called”等の言葉の中のLはお手上げです。 因みに米映画「リオ ブラボー」を見ていてジョン ウエインが「拳銃をゆっくり捨てろ。」と言うとき”Slowly"と言ったのがRかLか聞き分けられず、頭の中のSlowlyの知識で判断しました。 又、Cars, Cards の「s」と「ds」も発音出来ますが、聞き分けるのはとても難しく感じます。 逆説的ですが、聞き慣れれば発音出来なくても聞き取れる音があるのではないでしょうか。 因みに巻き舌のRは聞き取れても発音出来ない人もいます(根気よく練習すれば誰でも出来るようになるものですが)。 こんなことで質問者さんの疑問が解消されれば幸です。
そう書いてある本があるのですか? 自分で練習している経験では、発音できないと、ということはないと思うのですが… 知らない単語を聞き取りにくいとか、普段自分が使っていない(日本語にない)音は慣れるまで聞き取りにくいということはあります。 LとRとか。 逆に「聴けない音は発音できない」のでは。 というのは、聴いて真似して(発音記号も重宝しています)発音練習するわけで……。 そういう意味では、聴けるようになるのが先かもしれない。 発音練習すると聞き取りやすくなるということはあると思います。 良く聴いて違いを練習するからかなと思いますが… 周波数が何とかいう人も多いみたいですが、要するに耳や口の「慣れ」だと思っています。 回答でなくて感想ですが。
お礼
>そう書いてある本があるのですか? はい、たとえば、 http://images-jp.amazon.com/images/P/4756145272.09.LZZZZZZZ.jpg などです。
- trgovec
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>自分が発音できない音は聞き取れない ちょっと乱暴な言い方ですね。アフリカのどこかの言語で木を叩くような音を発音する言語がありますが誰にもはっきり聞こえます。しかし、誰にでも発音できるものではありません。 実のところは次のようなことだろうと思います。 どんな言語にもノンネイティブにとっては同じ音に聞こえる音の組があります。英語で言えばLとR、BとVなどが代表でしょう。英語を全く知らない人が聞いた場合、何とか自分の知っている音にまとめてしまおうとします。LとRはラ行に、BとVはバ行にという具合です。ラ行やバ行が2種類づつあるなんて知らないのですから当然でしょう。そのまま練習しなければいつまでも区別できないままです。その人にとって英語を使うことが必要でないならそれでいいわけです。区別できなくても実害がありませんので。 しかし違いがあることを知ってしまえばもう同じ音にまとめてしまうことはありません。「違う」ということを知っていながらまとめる必要がないからです。さらに英語を使うことが必要であるならなおさらです。区別できないと自分や他人に実害が起きることがあります。 まず違いを知れと言うことです。それでこそ練習できると言うことです。
それは、学習の問題だと思います。 LONDONを日本では「ロンドン」と発音するので そのように学習し、その発音とLONDONという単語と意味を結び付けることができますが、英語圏の人から 「LONDON」といきなり言われると何を言われたのか分かりませんが、「LONDON」=「ロンドン」だという学習が進めばいわゆるネイティブの発音は聞き取ることができるようになります。無論純粋の日本人は100%正確に「LONDON」と発音することは無理です。 結論としては完璧に発音できないけど、完璧に聞き取りはできるようになるということのほうが正しいのではと思います。
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お礼
回答していただいたみなさんへ ありがとうございました。おかげさまでよくわかりました。私の結論は、この言説は間違いということになりました。そもそも発音するためには、その音を聞けなければいけません。これは、人間が言葉を話すようになる発達過程を考えても自然な流れです。聞くよりも発音するのほうが、より難度の高い活動だと思います。あまりうまく評言できませんが、ありがとうございました。