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発音の音の長さを解説している本はあるのでしょうか?
発音の音の長さを解説している本はあるのでしょうか? 昔、英語が得意な人に hai haid haitは極端に言えば、「ハーーイ」、「ハーイド」、「ハイト」 というように音の長さが違う。 car card cartも同様に左の順に音が短くなっていく。 と教えてもらったことがあるのですが、 何冊か発音の本を購入したことがあるのですが、 上記のようなことを書いてある本はありませんでした。 どのような本に書いてあるのでしょうか?
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お尋ねのご質問は日本人にとって、このことを知っておくと将来リスニングにおいて役にたちますから、割合重要なことだと思います。 他の方も書かれているように、英単語の母音の発音記号が同じでもその単語が母音で終わるか、 または有声子音/無声子音で終わるかによって、その母音の発音の長さが異なってきます。 例: He>Heed>Heat <- -->><-->><-> 上記の3単語の母音の発音の長さを、矢印でおよその違いを示したものです。 Heは母音で終わっているので2文字にもかかわらず、次の4文字のHeedより母音が一番長く発音されます。なおHeedは有声子音で終わっているので、最後のHeatよりやや長めに発音されます。従って日本人が単語を発音する時は語尾の文字により、この長短に注意して発音する必要がでてきます。 このルールを知っておくと、次のようなリスニングの場合に役立ちます。 Cease[si:s](終える)と Seize[si:z](捕らえる)の場合,速くしゃべると[z]が無声化して[s]と区別がつきにくくなります。しかしこの場合Cease の無声音の[s]の前の [i:]がSeize の[z]の前の[i:]より短く発音されるので区別がつきます。 このことが説明されている参考書としては次のようなものがあります。 A.『American Accent Training』いたる所 B.『英語の発音パーフェクト学習辞典』193ページ数行。
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- SPS700
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#3です。 >>質問させていただいたものはすべて hai が共通しており、その中の a の発音の長さを聞いているのですが、おっしゃっている母音や有声音や無声音の音節構造とはどこのところをおっしゃっているのか教えていただけないでしょうか。 不等記号>で左の母音が右の母音より長いことを示します。 hai(= 母音)> haid(= 母音+有声音)> hait(= 母音+無声音) ka:(= 母音)> ka:d(= 母音+有声音)> ka:t(= 母音+無声音) ですから 開音節の母音 > 有声音で終わる閉音節 > 無声音で終わる閉音節 と捨象できますね。したがって音節構造を見ただけで母音の長さが簡単に予測できる訳です。 例えば、see, seed, seat と言う三つの単語があれば [i:]の長さは see の時一番長く、seed がその次で、seat が一番短いことは、音節構造を見た瞬間に分かって、計る必要はない訳です。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 おかげさまでよく分かりました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
これは別に「英語が得意な人」でなくても、 G = 有声音 K = 無声音 V = 母音 とすれば V > VG > VK と纏められる現象で音節の構造から簡単に予測できます。 このような関係は、「自動的に」起こることですから習得の必要がない、従って英語の教科書とか問題集には必要がありません。もしそう言う本が少なければ、何の役に立つかがはっきりしない、のが理由です。 実験音声学のような本にはあると思います。
お礼
質問文に不備がありました。high[hai],hide[haid],height[hait]と書くべきところ、発音記号しか書いておりませんでした。 > G = 有声音 K = 無声音 V = 母音 とすれば V > VG > VK と纏められる現象で音節の構造から簡単に予測できます。 とありますが、質問させていただいたものはすべて hai が共通しており、その中の a の発音の長さを聞いているのですが、おっしゃっている母音や有声音や無声音の音節構造とはどこのところをおっしゃっているのか教えていただけないでしょうか。
- tjhiroko
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音声学の教科書に出ていましたが、それは冊子のような本でしたので一般には販売されていないと思いますし、もう30年も昔の話でして・・。 とりあえず該当しそうなキーワードで検索した画面をご覧下さい。これで引っかかるのはこの現象に関する記述があると思います。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=english+%22length+of+the+vowel%22+%22voiced+consonant%22+%22voiceless+consonant%22&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai=
お礼
質問文に不備がありました。high[hai],hide[haid],height[hait]と書くべきところ、発音記号しか書いておりませんでした。 >音声学の教科書に出ていましたが、それは冊子のような本でしたので一般には販売されていないと思いますし、もう30年も昔の話でして・・。 そのような事情から察すると、素人が読むようなものではないものなのかもしれませんね。
- ucok
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ご質問を読んで初めて「なるほど、言われてみればそうかもしれないな」と思いました。そういうことは英語圏の人にとっても、「違いを意識したことはないが、言われてみればそうかもしれない」という程度のことです。尺の違いもせいぜい零コンマ何秒という感じでしょう。その「英語が得意な人」が独自に気づいた論理だということはありませんでしょうか。
お礼
質問文に不備がありました。high[hai],hide[haid],height[hait]と書くべきところ、発音記号しか書いておりませんでした。 >その「英語が得意な人」が独自に気づいた論理だということはありませんでしょうか。 どのようにして、その論理を学んだかまでは聞いておりませんで、不明です。ただ、その人は英文科出身なので、大学で学んだ可能性はあります。
お礼
ありがとうございます。 よく理解できました。 ご紹介の書籍、早速チェックしようと思います。