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子供へのピアノの教え方のポイント
小学校低学年と高学年の、友人の子供にピアノを教えることになりましたが、 私は、今までに教えた経験が全く無くて不安に感じています。 ポイントとしては、「ピアノ(音楽)の楽しさや興味を深める」ための レッスンをしてあげられれば・・・と思っています。 レベル的には、それぞれ「両手で違ったメロディをまだ弾けない」 「バイエル練習中」といったところのようです。 来週早々に初めてその子供達に会うのですが、 恥ずかしながら子供に接すること自体にも慣れておらず、 ピアノを教える以前に、そういった事の不安もあります。 大学まで音楽(ピアノ)を専門に勉強はしてきていますが、 自分の子供の頃のレッスンの様子など、なかなか思い出せず、困っています。 まとまりのない質問で申し訳ありませんが、 アドバイスやご意見をお伺いできたら・・・と思います。 ちなみに、今海外在住で、楽譜や教本で良いものがある・・・という場合でも、新たに入手は困難です。
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初めての生徒さんに会う時の不安な気持ち、何だか懐かしく思い出します。 まずは、たくさん、名前を呼んであげて下さい。 生徒さんだって不安なのですから。 それから、目線に気をつけて下さい。小さい子供にとって見下ろされるのは威圧感がありますし、横目なんて怖いですよ。 いすに座って、いろいろな話しをしたら良いと思います。少し馴染んできたらピアノに触れて下さい。 それと、小さい手の動きを見てほしいと思います。一生懸命動かしている様子を見ていると先走る事がなくなるので。 初めは短い曲を多く使うと良いですよ。長い曲だったら8小節で区切ります。そして、○になっても、前の曲を高い音で伴奏をつけて一緒に弾きます。新しく進みながら、どんどん前のペ-ジにも戻って弾くと、1冊全部弾けるようになります。かなり力がつきます。 そして、宿題は練習量に応じて出してあげて下さい。その子その子によって進み具合は全く違うので。 一番大切な事は先生の笑顔です。コミュニケ-ションが取れるようになると楽しいレッスンになると思います。 頑張ってください。
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- mussorini2006
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先生と生徒さんが一緒に成長してゆく、ほほえましい光景のレッスンになりそうですね。 幼いけれどひとりの人間が音楽を通して、豊かな心の持ち主に成長できるような、そんなレッスンにしてあげてください。 1.演奏技術面について 2.読譜について 3.習い事として この3点に絞って述べましょう。 1.についてですが、一進一退ですから指導者が気長にかまえてください。さらに、学習過程で生徒さんの目標となるものを掲げてください。練習回数や時間、教則本の進度などなんでもいいです。先生と信頼関係を持てた生徒は、それを励みにおさらいしてくるはずです。 2.弾くだけでなく、記譜や読譜力の向上にも気を使ってあげてください。ただ、これが無味でつまらなくならないように、理論理屈では心が育ちません。五線ノートなど用意して、レッスンの合間に指導してあげてください。指の練習に飽きが来た子供には、意外と興味付けになることがあります。マンツーマンでなければ育たない、ということもありますから。 3.どんな稽古ごとでも、礼儀作法は心得ておかなくてはなりません。親や学校の先生以外の大人の人から、物事を教えていただく、という姿勢が大切です。技術や能力が高くとも、肝心な「人間として基本的な事柄の指導ができる」ということが忘れがちです。これから芽を出す生徒さんが、実力ともに大きく成長して、やがて大家のもとで勉強するようになったときに、このことがどれほど役に立つかが、わかるはずです。 子供の目線、子供の立場にふりかえってお稽古を進められる先生が、長続きしてもらえる秘訣かもしれません。 がんばってください。
お礼
本当に明解なアドバイスをどうもありがとうございます。 1.につきましては、まさにその通りですね。 子供の、まだ成長途中の小さい手や気持ちの部分に 苦痛を与えてしまうような先走った指導にならないように、 心構えを持っておきたいと思います。 2.が、今回レッスンを依頼されたことの、実は一番の要因のようです。 音楽の授業が日本の小学校のようにきちんと設定されていなくて 帰国した時に楽譜が読めないのでは困る・・・と 私の友人(子供の親)は心配しているようで・・・ この、つまらなくならないような指導というのが なかなか難しいものですね・・・ おっしゃっていただいた、子供の目線・立場に立って、を常に念頭に 頑張ります。
- hatune
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こんにちは。 大学までピアノを専門に勉強されたとのことで、WineLoverさんご自身はきっと小さい頃に、ピアノで挫折されたりということはなかったのではないかと思います。 もちろん「よく出来る子」ということで、宿題をたくさん出されたり、高いレベルを求められた、という面でのご苦労はおありだったかもしれませんが… けれども普通の子供達は、両手奏が出来ない、ちょっとしたリズムに混乱…ということが多々あります。 音大へ行けそうな子は、習い初めから、そんなところでは躓かない=ピアノの先生自身はあまりそんな経験はない。 ですのでご自身の子供の頃のレッスンを思い出せない、というのも、きっとスイスイ順調に進まれていたからこそだと思いますし、思い出せてもあまり役に立たないかもしれません。 もしかしたら今回いらっしゃる生徒さんは、よく出来るタイプで、自分の力で…音楽的アドバイスを与えてあげればどんどん進めるタイプかもしれません。 それならそれで、先生・生徒間の信頼関係が築ければ…レッスンが厳しくとも、レッスン前後はやさしく、ちょっとした会話を忘れずに(学校の事・体調の事など)で大丈夫でしょう。 けれども、そうではなく簡単なところで躓いてしまう生徒さんであったら、「出来るようになるまでお家で練習していらっしゃい」ではなく、こちらが難しいポイントを、細かく分解し抜き出すなどして、レッスン中にじっくり練習に付き合い、出来るようにしてから帰してあげる、ということが必要だと思います。 先生側がそういうレッスンをしてあげられれば、どんな生徒でも、ペースがゆっくりであっても長く続けてくれて、結局は上達しピアノが好きになってくれます。 出来る喜びが感じられれば、教則本などは何でも大丈夫だと思います。
お礼
アドバイスどうもありがとうございます。 そんな、おっしゃるような「挫折したことがない」とは とんでもないです・・・! あと、子供の頃なんてレッスンよりも楽しい事が他に沢山ありますよね(笑) 自分自身も間違いなくそうでした・・・! 知人のお子さんでも、ピアノから興味が他に移ってしまってやめた・・・ という話をよく聞きます。 「いろんな曲が弾けるようになっていくのって楽しいな」と思わせてあげられたら 成功?!ですよね??・・・ あと、おっしゃるように、レッスンの時間の半分以上は 「練習の時間になっても・・・」というつもりで こちらも考えていきたいと思っています。
- kikanshayaemon
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とにかくほめてあげることで、「また先生のところに来よう」と思ってもらうことではないでしょうか。たまたま転居などで複数の先生に子どもが見ていただいた経験があります。子どもにとってうれしいのは、あんまり練習しないで行っても、良いところを見つけてほめてくれる先生だと思います。そうすると、もう少しがんばろう、という気になりますからね。テクニックを一生懸命教えてくださる先生は親は好きでしたが、子ども達は今ひとつだったようです。むしろ、この曲はどんな気持ちの曲??などと表現できることの喜びを教えてくださる先生が好きでした。 下の方も書いておられますが、お子さん達が引きたい曲も弾かせてあげるというのも一つの手かもしれません。ディズニーの曲や、お子さん達が現地で耳にするような童謡などです。日常聞いた曲の中で弾きたい曲があったら教えてねと言っていただいていて、生活の中でも音楽を習っていることで興味が発展し、よかったと思っています。すぐに弾けない曲だったら、うんと簡単にアレンジしてあげてしまうという手もありますし、それを目標にがんばろうという手もあります。(息子の場合は難曲でしたので、目標にがんばろうの方でした。) 最初はおそらく、びっくりされるようは発言・行動も体験されるかと思いますが、先生ご自身がそれを楽しんでしまえば、その気持ちが自然と伝わってお子さん達も楽しく過ごせるのではないかと思います。
お礼
ご自身のお子さまの経験からの、とても分かりやすいお答えをいただき、 どうもありがとうございます。 そうですね。私も「もうレッスンを受けたくない」 「ピアノなんてつまらない」というふうになってしまう事だけは 絶対にまずいと思っております。 大人でもそうですけれど、「ほめる」事は大切ですよね。 自分自身子供をもっていない事もあり、子供との対話自体が未知・・・というか 楽しみでもありますが、正直想像がつかなくって 不安に感じていましたが 最後の一文を読んで少し気持ちが楽になりました。 どうもありがとうございました。
- thepianoman
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むずかしい問題ですよね。例えばアメリカだったらバイエルは使われていませんし、テキストは全て英語で書いてありますから。外国での教師経験の多いピアノ教師に聞いてみたらいかがでしょうか?URLは下の通りです。 楽譜が少し読めるようになったら、ゲームの音楽、良く知られたその国の童謡、クリスマスの曲、映画音楽等、クラシックにとらわれず色々ありますけどね。 私は25年ピアノ教師をやっていますが、はじめのうちは子どもに接することが大変でした。いかに自分のレベルを子どものレベルまで落として物を考えられるかということが大切だと思います。例えば「どうして線が5本あるのだろう?ト音記号は変な形だけど、どこから来たのだろう?どうしてミとファの間には黒鍵が無いのだろう?」というような素朴な疑問に対してまじめに答えられるよう準備をするべきでしょうね。 ご自分の子どもの頃のレッスンを思い出す必要は無いと思います。それより、いわゆる「ピアノの教え方」的な情報がインターネットで手に入りますので、そこで勉強された方が良いと思います。新しい情報がありますので。 あと外国でも地域の「ピアノ教師協会」的なものがありますので、ローカルのピアノ教師に連絡を取って教えて貰うという手もあるかと思います。1レッスン分の料金は払うべきですけどね。 がんばってください。
お礼
アドバイスを拝見して思わずうなってしまいました・・・! 確かに、自分では改めて疑問に思うまでもないような事柄の質問って、 子供には沢山ある事でしょうね。 その事に気付かせていただいてどうもありがとうございます。 あと、おっしゃるようにクラシックの定番にとらわれずに、 子供の好きな曲や弾いてみたい曲などの希望を 聞いていってあげたいと思います。 最近では、日本でもバイエルやハノンなどを使わないというレッスンもあるようで とても驚いてしまいました。 様々な情報をどうもありがとうございました。
- Saekikun
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私は小さい時にピアノを習っていましたが 聞いたことのない曲を弾かされ、全然楽しくありませんでした。 教材としての曲を弾かせることももちろん大事ですが ピアノの楽しさを教えるのなら アニメの主題歌や、子供達の中で流行っているものなど 子供の好きな曲を弾かせるのが一番だと思います。
お礼
早速のお答えをありがとうございます。 ・・・確かに、弾きたい曲や好きな歌などになら 積極的に取り組む気持ちになるかもしれませんね。 そういう事を子供と話すことも 大事なコミュニケーションとして取り入れていきたいと思います。
お礼
アドバイスしていただいた事、何度も読み返しているうちに 自分が、おっかなびっくり・・・に子供にレッスンしている様子が すごくリアルに想像出来て、ちょっとドキドキしてしまいました(笑) でも、本当に今の私にはとてもとても分かりやすいアドバイスで、本当に感謝いたします。 自分自身も一緒に勉強しないといけないことばかりだなあと感じています。 でも、その緊張感や不安を、早く「楽しい」に 変えていけるように頑張ります。 どうもありがとうございました。